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若者言葉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

若者言葉(わかものことば)とは、主として10代前半~20代前半の若い世代が日常的に用いる言葉の事である。

一般的な日本語母語)ではない特有の表現で、いわば共通語語彙に入らない俗語として扱われる。言うなればスラングの一種であるが、中には30代以上の間でも使われるものがある。そのため、規範的な言葉の乱れとして議論の場に持ち出される事もしばしばである。

[編集] 概要

若者言葉には、テレビコマーシャルドラマの台詞などから流行語となって日常化したものが多くみられる。特徴的なのは、言葉を逆に言ったり(業界用語の一般化か?)、言葉をローマ字化してその頭文字のアルファベットを並べたり(チョーMM、MK5など)わざと大人には分からないような言葉を使う事、また誇張した表現(「超」の濫用など)などが若者集団に特徴的である。大人には分からないという事で、自分たちの結束感を固めたり、また大人社会への反抗、対抗の姿勢を示したり、また自分たちの情緒的、優柔不断なけだるさを表すような言葉も多数見られる。 また、若者言葉の単語には元々方言からきているのもある。


なお、元は若者言葉であったものが、世間一般に認知され使われるようになった言葉も少なくない。当該項目を参照されたい。

本項の趣旨からは多少外れるが、1980年代以降、「~よ」「~わ」→「~だよ」、「~ね」→「だね」、「~かしら」→「~かな」といった女性語や、「~だぜ」など男性語に特有の語尾が減ってゆき、男女を問わず、これに加えて「~じゃん」「~(で)さぁ」のようなユニセックスな語尾が使われるようになった。 また2000年代からは場合によっては「~かよ」「じゃねぇか」といった従来は男言葉とされた表現を使う女性も少なくない。これは、かつては一部の女子プロレスラーや不良少女くらいしか用いていなかったものが

などが使い出したことで広まったといわれる。女子中高生も「お前」「食う」などを遠慮なく使う。この言葉が一部の女性も言うようになったのはテレビ等でのタレントの言動の影響と言う説がある。かつてドラマ毎度おさわがせします』、映画『つぐみ』、バラエティ番組では現在ほど問題視されなかったようであるが、1990年代初頭にバラエティ番組から「ざけんなよ!」が流行し、主婦層も使うようになったし、近年では『ごくせん』でである主人公の言葉や、女性タレントの言動から広まってしまった。結局、敬語体を用いるのが最も女性らしいという感もある。
ただし、中高年に関しても若者言葉を使う人もいる(明石家さんまヒロミ東ちづる久本雅美麻木久仁子中村メイコなど。特に中村メイコは年長だが、言い方は「(ってる)~わよ」ではなく「(ってる)~よ」)。また、現在では一部の男性同性愛者についても「じゃん」「だよ」を使う人もいる(KABA.ちゃんおすぎピーコ、など)。

このような背景から、フィクションであるドラマ・映画の若者女子の台詞すらも「~よ」から「~だよ」へ変わっていった(ただし、数十年前などの昔を舞台にしたドラマは除く)。

[編集] 最近の傾向

現在、若い世代に使われている言葉を掲げる。

[編集] 強調として用いるもの

「超特急」などと同じ意味の「超」であり、「かなり」「本当に」などの強意を表わすのに使用される接頭語である。通常は漢字で表記する。
「チョー何々」と文字にあえて記す場合は、「若者言葉で『超(チョー)』が流行している」というなどという事を採り上げる、あるいは話題に挙げる場合に強調する意味で皮肉的な意味を込めて使用する場合くらいのものである。
一般的には「超すげえ」「超面白え」「超感動した」という具合に使用される。
またこの用法では従来の「○○を超える」というニュアンスはほとんどない。例えば、「超最悪」の様に悪い意味の強調にも使われる。

めっちゃ

めちゃくちゃ(滅茶苦茶・滅茶滅茶)の転である。「めっちゃかわいいじゃん」のように、感慨を込めて強意を表わすのに使用される接頭語である。転じて「めっさ」という事もある。「むっちゃ」(無茶苦茶)・「むちゃ」とも言う。
なお、「めっちゃ」は普通の大阪弁でもある。
めちゃ2イケてるッ!

普通に

以下に出てくる普通とは別に強調の意味合いで用いる。「普通に大きいじゃん」や「普通に凄いじゃん」などが一般的な使い方である。「割と~」「比較的~」「冗談でなく~」と同義である。

パネェ

「半端じゃない」→「半端じゃねぇ」→「半端ねぇ」→「パネェ」と変化した、強意を表わすのに使用される語である。「パネェくらい好き」といえば「ものすごく好き」という意味である。

[編集] 情緒的な表現

キモい
北海道弁で「気持ち悪い」の意味である。「きもい」や「キモイ」と表記される事もある。類義語に「きしょい」があるが、これは「気色悪い」を転じたものである。意味は「キモい」や「キモイ」とさほど変わらない。一般的には「キモい」や「キモイ」が使われる場合が多い。同じようなことばにかいーがある。主に対象は男性であることが多く、女性が対象である場合には軽い冗談であることが多い。そのためか、主に使用者は女性に多い。
ただ、小中高生がよく使う言葉ではあるが、直接的に対象を「気持ち悪い」と言うよりも、今では若干軽いニュアンスとして使用される事も多いようである。「ちょっと変わった物、人、あるいは様子」を目にすると、「何あれ? キモいね」という具合に、とりあえず「キモい」と言う感覚に近いと思われる。冗談として「キモい」と使う事もできる。キモかわいいという言葉にみられるように、必ずしも明確にその対象を「気持ち悪い」と考えているという意味で使っているとは限らない。
もちろん、そう言われた側にとっては侮辱的な言葉の一つである事は間違いない。
1990年代後半以降から使用される頻度が増えてきている。なまって「きめえ」とも。
派生語の「キモキモ」はチェキ語#隠語を参照されたい。

~げ(「~そう」の意。「あの人ヤバげじゃない?」なら「あの人ヤバそうじゃない?」で、「あの人変じゃないかな」の用例)、たりぃ(「かったるい」の転「かったりぃ」から来た、「面倒くさい」という意味)、 はずい (「恥ずかしい」の転である。「恥ずい」「ハズい」「ハズイ」と表記される事もある)、 ハブる (1人を仲間はずれにする事。村八分が語源、「省く」の転訛が語源ともいわれている)、 ぶっちゃけ (単刀直入に、包み隠さず言い切る意を表す「ぶっちゃける」「ぶっちゃけた話…」より)がある。

マジ
「真面目」の転であるが、一般的に「本当に~」や「本気で~」と、強調または真実性の表現として用いられる。古くは、江戸時代洒落本『にやんの事だ』にみられる。真実性・厳密性を表現する名詞であり、助詞をともなって使用される事が多い。
漢字として「本気」の字をを当てる事もある。
若者言葉の代名詞とも言える。
例としては「マジビビった」「マジムカついた」「それマジで?」など。最後は「それは本当(事実)?」の意。

 

H/K
 「話変る(けど)」の略で、主にメールなどで使用されている。同じ意味で S/C (Speak-Change ないし Story Changeの略) も使われる。

[編集] 誇張した表現

実際にはそれほど感動した訳でもない事を針小棒大に表現するのが現代の若者流である。下に記すのは、テレビやラジオ、雑誌の受け売りであると思われるが、逆に言えば、みだりに使う事で本当に感動した時に信用してもらえなくなる危惧がある。その意味では「超」の濫用と同様、無感動の表れといえなくもない。

特筆
鳥肌(が立つ・モノ)
目から鱗


[編集] 接頭辞

[編集] 接尾辞

 
「~の部類に属する人」の意(「癒し系」「和み系」「励まし系」など)、「~発祥の文化(or流行)」の意(「渋谷系」(音楽・ファッション)、「アキバ系(オタク)」)など。また、「~っぽい」の意。
 
上記「-系」のうち、「~の部類に属する人」の意。「(六本木ヒルズ族」など。また、単に暴走族の意。
モノ・モン 


[編集] 形容詞・感動詞

ウザい・うぜえ

「鬱陶しい」の意味を表わす。この言葉を言い放つ対象は非常に広く、どんな事柄であれ、自分が不快に思ったもの、人、出来事は全て『ウゼえ』の一言で不快感を表明する事が出来る便利な言葉である。
例としては「社長の話うぜえ」「会社・学校に行くのがうぜえ」「部屋の掃除しなきゃならない、うぜえ」など。
当初は「うざったい」と表現されていたものが短縮された形。2000年頃から浸透している。

~入ってる

あるものや人に似ている、それに近いという意。また他の語とともに用いて様々な状態を表す。「ブルー入ってる」というと「憂鬱な気分だ」の意。

ヤバい・ヤベえ

「良くない」「非常にまずい状態に陥っている」の意。ではあるが、近年では意味が拡大しており、「予想に反して驚き、衝撃を受けてしまった」という際にも使用されるようになってきている。マスコミなどでよく採り上げられる例として、「ラーメン店などで頼んだものを口にした途端、『やばい、これほど美味しいとは思っていなかった』」という表現がよく使われる。要は予想外の事を体験してしまい、その衝撃でどうにかなってしまいそうだ、という意味で使われる事が多くなったと考えて間違いはないだろう。

現在では「やばいかわいい」「やばいすごい」など、「かなり」という意味でも使われる。

やりぃ、よっしゃ、っしゃ、ヤッピー

歓喜の「やった」の意。「っしゃ」は「よっしゃ」の転である。「やっぴー」はのりピー語から。

[編集] 意味の誤用 =

意味がまったく誤って捉えられている語に、「すべからく(必須である→×『すべて』と混用)」などがある。知ったかぶりで改まった言葉、文学的な言葉を使おうとしているのであろうが、逆にボキャブラリーの貧しさ、稚拙さを露呈してしまうのがオチである。

[編集] 曖昧な表現

[編集] 遠まわし・どっちつかずな表現

微妙

「かなり否定的」、「お世辞にも評価できる類の物ではない」の意を遠回しにあらわす。
「肯定するには足りない」、「否定しきれない」の意味にも使う。
本来の意味は、「言葉で表現できないほど素晴らしいもの(仏教用語)」である。

普通

「好きでも嫌いでもない」、「良いとも悪いとも思わない」。特に中高生が用いる。

[編集] ぼかし表現

物事をはっきりさせなかったり、自分の所在を明確にせず、第三者に見立てたりした表現。

[編集] 複合語・造語

※それぞれの項も参照されたい。

否定的な言葉と肯定的な言葉の組み合わせ
  • キモかわいい」「ダサかっこいい」「ブスかわいい」など、いっけん侮辱または軽蔑に聞こえるけれど、「かわいい」「かっこいい」を組み合わす事で、親しみの意を持たせる。だが、いずれも言われた側にとっては「キモい」「ダサい」「ブス」という言葉が引っ掛かり、良い気分がしない事には間違いなく、自己申告でもない限り避けた方がよいかもしれない。
意味の異なる言葉との組み合わせ
  • キレカワ(綺麗で、なおかつかわいいの意)」「エロかわいいエロかっこいい(ここでの「エロ」はスケベではなくセクシーな、の意)」「カッコかわいい」「ゴツかわいい(CMより)」など、上記とはまた違ってアンビバレント(異質の意)な言葉を組み合わせることで、「~だけれど、~でもある」といった二面性を表わす。ただし、得てしてどっちつかずとか中途半端と捉えられがちな部分もある。
控えめの美学
  • ちょいわるおやじ」「ちょいモテオヤジ」は、四角四面、無趣味で退屈なオヤジにはなりたくないという理想を築いたといえる。しかし、「ちょい」をつける思い切りの悪さ、いい歳をして悪ぶる大人げのなさに対して、嘲笑とともに語られることもある。また自らも「プチワイルド」「プチセクシー」などあくまで控えめ、ほどほどであることを美徳とする流れもある。

[編集] 若者流の敬語表現

バイト敬語体育会系(敬)語など、敬語にあって敬語にあらざる表現が指摘されるが、敬語を使い慣れない若者に多い表現は次のとおり。慇懃無礼に当たる可能性が高いので、勝手知ったる間柄であれば構わないが、くれぐれも改まった場では用いないように留意する必要がある。

×主任も行かれるのですか。→いらっしゃるのですか。

×私ってコーヒーとか好きじゃないですか。→私はコーヒーが好き(なの)です。

[編集] アクセントの変形

日本語の乱れも参照されたい。

[編集] 名詞アクセントの平板化

  • 主に首都圏の若者に多い発音の仕方が、名詞の平板化である。1990年代ごろから広められ、倦怠感を表わしたり、下記の「クラブ」のように発音によって区別する意図を含む場合に用いられる。広く知られているのが、ロックグループ・B'z(ビーズ)の発音で、アクセサリーの『ビーズ』と同じ発音でよいのか、平板な発音とすべきなのか、アナウンサーの間でも議論されたことがあったらしい。

彼氏 - れし→かれし

クラブ - ラブ→クラブ

  • 左は標準語に基づいた表現で特に用法は限定されていないが、右は旧称「ディスコ」にのみ用いられる。

[編集] 語尾上げ

[編集] 著名人・各メディアが流行らせた言葉

この節は執筆の途中です この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

著名人が作った言葉流行語も参照されたい。

句点
句点「。」は、文章の中で一説の区切りとして用いるべきであり、固有名詞などには用いないが、モーニング娘。漫画テレビドラマいいひと。」など、1990年代に入ってからこうした表現が見られるようになった。一時期はこれがいわゆる日本語の乱れとして論われたが、いつの間にか定着したこともあってか、フェードアウトしていったようである。余談だが、読点」は、俳優の藤岡弘、がモー娘。がデビューする以前から用いていたので、決して後乗りではないと語っている。また、楽曲のタイトルや歌詞(ライナーノーツ)に句読点が表記されている例は、「、」は井上陽水らが古くから好んで用いていたのに対して、「。」は最近になってからである(YMOの『君に、胸キュン。』、B'zの『ギリギリchop』の歌詞など)
H/K
お笑いコンビくりぃむしちゅー有田哲平が広めたという。テレビ朝日系のバラエティ番組銭形金太郎』の中で、深夜枠のころに使っていたためどのように広まったかは不明で、主として下記の「キュン死に」同様、女子中高生の間のみで、しかもこちらはメールに用いているため知らない人が多い。芸能人が作った言葉は数あれど、かほど限定されたシチュエーションのみで使われる言葉は珍しい。
意味ない
フジテレビ系で放映されたバラエティ番組『明石家マンション物語』で、世の中のありとあらゆる無意味なものを探していく「大日本意味なし教」のコーナーから。しかし、これはさんま自身が作ったわけではない。TBSで放映された『さんまのSUPERからくりTV』のコーナー「ビデオレター」に出演したある中年男性が「意味ないじゃん」と言ったのをさんまが気に入ったため、明石家マンション物語の基となった単発番組で使ったのだった。
がっつり
DJやまだひさしがパーソナリティーを務めていた『ラジアンリミテッド』で使って、リスナーの間で広まった言葉。「がっちり」の変形で、「きっちり」「しっかり」と同義語。また、「たくさん」という意味を指す場合もある(「がっつり食べる」、「がっつり買い込む」など)。
勘違い
著名人(特にタレントアナウンサースポーツ選手など)が、自分には非凡なる能力があると思い込んだり、自らの本分を忘れてまで他の事に心血を注ぐこと、また単に自分は絶対売れると思い込むことの意。こうした用法が何時ごろから広まったかは不明だが、かつてお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンオールナイトニッポン内の企画で所属事務所(マセキ芸能社)と人気を博していた女優の牧瀬里穂を掛けて、本人に無断で期間限定のアイドルコンビ「マセキ里穂」を結成。このときに「勘違い」といった(曲中にもある)ことがあり、その後、いわゆるアナドル(民放テレビ局の女子アナウンサーがタレントに近い扱いで売り出した)がブームとなったのであった。
キュン死に
「胸キュンで死にそうなほどに、恋焦がれる」こと。映画化された漫画『ラブ★コン』から。これも上記の「H/K」同様、女子中高生の間で使われることが殆どのため、「えっ? そんな言葉流行ってたっけ?」と不思議に思う人が多いのも無理はないだろう。
キモい・キショい
「気持ち悪い」「気色悪い」が縮まって形容詞化した言葉。意味合いとしてはそれほど差異はないのであるが、ダウンタウン松本人志がバラエティ番組の『ガキの使いやあらへんで!!』のフリートークで「キショいは動作、キモいはその人自体や」と定義している。こうした解釈が徐々に広まってきているが、なるほど、「気持ち悪い」の方が「気色悪い」より嫌悪感が強いのも事実である。
キレる・逆ギレ
お笑い用語では、相手の挑発に対して(そうでなくとも言動に対して)逆上することをキレるという。「逆ギレ」は、上記「キモいとキショいの違いの定義」と同様、松本人志が考案したらしい。「逆ギレ」は本来「キレられる」立場である者が「逆にキレる」ということである。「責められて逆ギレする」など。
さぶ(寒)い
身の毛がよだつほどつまらないこと。非常に感銘を受ける意を表す「鳥肌(が立つ)」と対義語。ダウンタウンの松本人志が作ったと言われている。
(よっ)しゃ
バラエティタレントの勝俣州和の決めゼリフに、「よっしゃ」→「っしゃ」の変形である「しゃー」がある。そのため一部で「シャー」と呼ばれているが、『機動戦士ガンダム』のマニアには、「(地球連邦軍派・ジオン派を問わず人気が最も高い)シャア・アズナブルとは似ても似つかない」と苦言を呈する者もいる。
正直
「正直に言って」の略。誰が最初に言い出したのかは不明であるが、ナインティナインは、(NSCの後輩である)ココリコ遠藤章造が最初だと言っており、「遠藤が口癖で使うてたら、みんなまねして使い始めよった」とラジオ番組『オールナイトニッポン』の中で異口同音に言っている。ちなみに遠藤は他に「ある意味」「若干」などの口癖を芸人の間で流行語のように使われることが多い。また、KinKi Kids堂本剛が司会を務めるバラエティ番組『正直しんどい』からとも。
ダメダメ
S・どM
これも松本人志が考案(したらしい)。松本曰く、「SはMの一部。正反対のものではない」という。
ドン引き
土田晃之が使い始めたとされる。意味はその通り、かなり引かれる(場が盛り下がる)こと。一般化して広く用いられている。
なし(無し・ナシ)
主として関西で使われる特有の用法が、「~やなしに(~じゃなく)」である。明石家さんまらが芸人やゲストに対して「アハハやなしに(笑うてごまかすな、の意)」とツッコミを入れるのが代表的だが、これが関東にも広まっていき、NEWS山下智久らが使っているのがファンの間では知られている。特に否定的な言葉であり、許容できない、または却下といった意味合いが含まれる(「その発言はナシでしょ」等と使用)。
ぶっちゃけ
「ぶっちゃけた(単刀直入に、本音を言うと)話…」の略。最もよく知られているのは、ドラマ『GOOD LUCK!!』で主人公の新開元(木村拓哉)が口癖として使っていたことだろう。しかしお笑い芸人の出川哲郎が先に使っていたほか、後にそれよりも前に、漫才コンビ横山たかし・ひろしのたかしが使っていたとたかし本人が公言。
マジ
萩本欽一が使うことで広まった言葉。氏が使い始めたころは若者だけが用いていたが、その後島田紳助和田アキ子、明石家さんまら中年層の芸能人の間でも使われ、新語(現代用語の中で、俗語にカテゴライズすべき言葉)として定着した感がある。
めっちゃ
2000年に開催されたシドニーオリンピックで、水泳選手の田島寧子が、僅差で惜しくも銀メダルに終わったことを「めっちゃ悔しい~!」と感想を述べたのが新語・流行語大賞に選ばれたのはあまりにも有名だが、実は関西では流行語でも若者言葉でもない強調の言葉で、お笑い芸人は全国区に進出しても普通に使っている。また、アイドル歌手・松浦亜弥の代表曲『Yeah! めっちゃホリディ』も、彼女が関西(兵庫県姫路市)出身であることを強調したと思われる。

[編集] 若者言葉を題材にした楽曲

  • Mi-Ke - 3rdシングル『ブルーライト ヨコスカ』(1991年6月13日発売)で、当時の若者が使っていた言葉を歌詞中に盛り込んだ。
  • フライングキッズ - ミツビシFTOのオリジナルCMソング(1994年10月からオンエアされた。CD発売なし)で上記同様に当時の流行語を取り入れた。
  • ことばおじさん(NHKアナウンサーの梅津正樹)とアナウンサーズ - 『みんなのうた』で放映し、シングル化された『これってホメことば?』で、自らの経験も踏まえて若者言葉を理解しようとする中年男性の思いの丈を歌った。上記2曲は多少シニカルな趣きがあるが、この曲は多少ポジティブに異文化を受け入れようとしている点で趣きが異なる。

[編集] 元は方言から来ている若者言葉の表

元は方言から来ている若者言葉の表
方言 意味 備考
うざい 西東京(多摩)の方言 鬱陶しい、邪魔だ
おちょくる 関西弁名古屋弁 (小)馬鹿にする、からかう、ひやかす
したっけね~ 北海道弁 またね、じゃあね(別れの挨拶)
~じゃん 三河弁甲州弁 ~じゃない 横浜弁からという俗説がある。
タメ 静岡県地方の方言か? 同い年、(接頭辞の形で)同等
~っしょ 北海道弁 ~でしょう 体育会系(敬)語でもある。
~でない 北海道弁東北弁 ~じゃない? 「~でないかい?」の形で用いる。
な(ん)まら 北海道弁 とても、非常に 元々のルーツは新潟弁だが、北海道弁から派生したものである。北海道でしか使われない。
ばり~ 九州弁 非常に
~(だ)べ 東北弁東関東方言西関東方言
めっちゃ 関西弁 とても
~(だ)もん 静岡弁遠州弁三河弁名古屋弁 ~(だ)もの
嫁(さん) 宮崎弁関西弁 妻、または恋人 東京方言でいう「(お)かみさん」。 「うちの~」をつけることが多い。

[編集] 若者言葉の事例集

  • 文中、【品詞名】は若者言葉として用いられる際の用法であり、本来(標準語)の品詞名とは異なるのでくれぐれも間違いなきよう留意されたい。
英数字・その他
 
 
   
   
 

[編集] 英数字・その他

Bボーイ

【名詞】いわゆるヒップホップテイストのファッションスタイルを指すのは誤り。→別項「B系

IT

【動詞・疑問形または未来形】「アイス食べる?」(Ice Taberu?)や「アイス食べよう」(Ice Tabeyou)の略語。

Out Of 眼中

【連語】眼中にない。

So Sweet!

【形容詞】(考えが)甘すぎる。

ー・~(長音記号

【記号】本来、長音記号は外来語(欧米語など)にしか用いないが、和語・漢語を仮名書きする際にも用いるのが若者流。幼児語・児童語にも同様な表現が用いられる。

【記号】長音記号の代用。主に女子中高生がメールで用いる。「すご→く」「やった→」

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明らか

「明らかに」の略。「明らかあの人が悪いよね」など。

アがる

【動詞】 「アゲアゲ」の動詞形で、盛り上がる(「あの日のダンスフロアはかなりアがっていた」等と使用)。

アゲアゲ

【形容詞・感動詞】気分が盛り上がる様。また、盛り上げたい時に使う。書き文字では「↑↑」のように上矢印によって同様の意味を表す。上位語に「ブチアゲ」がある。「アゲていこう」などと、動詞として用いることもある。

危ない

【形容詞】要注意であるさま。また、侮蔑的にアブノーマルなさま。

アリ(有り・在り)

【名詞・形容動詞】許容できるという状態を指す。1980年代ごろから合コンナンパの席で男性が女の子の品定めの際に使われていた「アリナシで言ったら、アリだな」が転じたもの。下記「あり得る」が縮まったとする説も。「それは-かも」

あり得ない

【形容詞】「あり得ない」とは、起こる可能性がある、充分考えられるの意の「あり得る」の否定形だが、お笑い芸人の間から広まった表現は次のような意で使われる。

  1. そんなことがあるはずはない。信じられない。
  2. 嘘だろう(でしょう)。
  3. 信じたくない。

また、「あってはならない」という言い回しの言外の意を表す様に否定的な表現でもあり、婉曲的に嫌悪感を含みながら使用し、

  1. 嫌だ(「明日はデートだけど雨らしいよ」「えー、あり得ない。」等と使用)。
  2. 駄目だ(「公共の場所で唾を吐くなんて、あり得ない。」等と使用)。
歩(ある)った・歩って

【動詞】「歩く」はカ行五段活用で、本来の音便は「歩いた」「歩いて」とならなければならないが、これが「行く」と混用されたものか。ただし宮城県など東北地方、福岡県長崎県など九州地方の方言にもあり、地方出身者が持ち込んだものと考えることもできよう。

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いかつい

【形容詞・感動詞】 とても。凄いの意(「あいつは1億円の宝くじ当たったんだって!」「え! それはいかついな!」等と使用)。

イキ!

【形容詞?】「お前の息が臭い」の略語。

いくない(良くない/善くない/好くない)

【形容詞】「いい」はもともと「よい」がくだけた表現であり、活用の概念は無いのだが、1980年代から「いくない」「いかった」という言い方がどこからともなく広まっていった。

いきなし

【副詞】いきなり。

イケてる

【動詞、連体】「いかす」「ナウい」に代わって1990年代から広く使われている言葉。英俗語の【cool】と同義語。本来の意味に近いのは2.である。

  1. タイムリーなこと。
  2. 美味しい、使いでがあるなどの意。
  3. 自分の好みに合っていることの意。
イケメン

【名詞・接頭辞】→別項を参照。

イズい

【形容詞】「居づらい」の短縮形。

いたメール

いたずらメールの略。

痛い

【形容詞】惨め。また、見苦しいこと。

一応(いちおう、いちお)

【副詞】

  1. (本来の意味に近い)念のため。
  2. とりあえず。
意味ない

【形容詞】

  1. 意味がない
  2. どうでもいい
  3. 話題を変えるときに、それまでの事柄との関連性がないことを表わす
意味なく
【副詞】
  1. これといった理由もなく
  2. 無闇やたらに。みだりに

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ウケる

【動詞】元の意味は落語や漫才、コントで客の笑いを取れることの業界用語。言うなれば「面白い」「おかしい」または「滑稽」と同義語である。

  1. 物事が受け入れられること。
  2. ギャグやコント、話題などで笑えること。
  3. 馬鹿馬鹿しくて呆れる様。嘲笑の対象である様。面白くもないのに「超-」といって軽蔑の意を含む例などが挙げられる。
うち(内・ウチ)ら

【名詞】自分たち。私たち。僕たち。

ウザい

【形容詞】「うざったい」が縮まった語。「ウンザリ」の変化とも捉えることができる。

[編集]

[編集]

大人(オトナ)

【形容動詞】

  1. 大人びていること。アダルトな雰囲気の意。「-じゃん」
  2. 分別のある様。また、「-な意見」「-な都合」「-な事情」など、理性を優先するあまり妥協や周囲への迎合、あるいは事なかれ主義を皮肉って言うことも。
同中(オナチュウ)

【名詞】同じ中学校という意味。

【接頭辞】 とても、すごく。「鬼かわいい」など。

オフレコ

【動詞】ここだけの話。

おもいっきし/おもっきし/おもっクソ

【副詞】思いっきり。

終わってる

【形容詞】今どき流行らない。「ダサい」の代用語。

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かいー

【形容詞】「痒い」の変化した語。むず痒くなるように小っ恥ずかしいこと。転じて、キザである事。

がいじ

【名詞】おもに関西方面でよく使われ、

  1. 身体障害者の蔑称
  2. 転じて、キチガイじみた人のこと。
ガチンコ

【形容動詞】もと相撲用語で、「真っ向勝負」の意。転じて、大真面目、または実力が互角なもの同士のバトルなどに言う。

かっけー

【形容詞】「格好いい」の意。

カブる

【動詞】いずれも「ダブる」と同義語。

  1. 予定が重なってしまう。ダブルブッキングの状態である。
  2. 似通っている。「キャラ-・ってる」
噛む

【動詞】とちる(言い間違える)。

-かも

【終助詞】「-かもしれない」の短縮形。「それ、面白い-」

勘繰る

【動詞】 

  1. 勘を働かして物事を読み解こうとする。「あいつは俺の考えを勘繰っていた」
  2. 本来の(悪いように)推量するという意味とは別に、悪いことが起こらない様に心配する。用心する(ドラッグ常習者が酩酊状態を悟られないように用心する、という意味で使い出した)。
ガン

【接頭辞】「非常に」の意。

ガングロ

【名詞・形容動詞】コギャルや陸サーファー(サーファーのファッションやスタイルだけを真似した男女)の間で流行した、意図的に、かなり色黒に日焼けさせた肌。

-関係

【接尾語】「○○との関連がある」の意。

ガン見

【名詞・サ変】「チラ見」の対義語。繁々と見入ること。注視すること。

ガンバ(がんば)

【感動詞】主に女性が用いる。意味は「頑張れ/頑張って」。サッカーのJリーグガンバ大阪のチーム名の由来と見られる。

[編集]

キショい

【形容詞】「気色悪い」の短縮形。

来てる(キてる)

【動詞】良い意味でも、悪い意味でも特別な状態になっている、の意。ある水準に達しているという意味合いがあり、客観的にその状態にある事柄を指して使用(「あの子かわいいな」「確かにキてるね」や「あいつの足の臭さはキている」等)。

気分

【名詞・接尾辞】「~したい気分」の意。食べ物の後につけて「~が食べたい気分」。

基本

【副詞】「基本的に」の変化した語。「-そうだね」

  • 「私的には…」と逆のパターンは珍しい。
キモい

【形容詞】「気持ち悪い」の短縮形。人一倍気持ち悪いと思った者には「キモキモい」と言うことも。

逆に

【副詞】むしろ。

キャラ

【名詞】 客観的に他者に映っているその物事(特に人を指す場合が殆ど)の状態。~役に近い意味合いも持つ。「盛り上げキャラ」、「自分のキャラを理解する」等と使用。

嫌いじゃない

【形容詞】「嫌いなわけじゃない」の変化か。「そこそこ(まあまあ)好きだ」の意。

切り替える

【動詞】(「切り替えていこう」の形で)気分転換する。嫌なことを忘れる。

キレる

【動詞】他人の挑発に対して怒ること。また、自分が悪いのに怒ることを「逆ギレ」という。

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クソゲー

【名詞】(主に家庭用ゲーム機ゲームセンターで)クソのようなつまらないゲームの意。

グダる

【動詞】物事が上手く行かなくなる(物事が上手く行っていない状態を指す「グダグダ」という形容詞から派生)。

来る

【動詞】

  1. ブームになること。「次に-もの」
  2. 心を打たれること。印象的なさま
グッとくる
【連語】上記「来る」の2.に相当する。「グッと」は胸に込み上げてくるの意か。

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-

【接尾辞】「-系統」の意から、

  1. 「-の部類に属する人」の意。
  2. 「-発祥の文化」の意。例「体育会系」「渋谷系」
  3. 「-の傾向」の意。
  4. 「-っぽい」。「ヤバ-」
  5. 「-タイプ」。
-げ(気)

【接尾辞】「~そう」の意。「よさ-じゃん」なら「良さそうじゃない」など。

ゲー
  1. 【名詞・サ変】嘔吐。反芻。「飲みすぎて-しちゃったよ」
  2. 【接尾辞】「ゲーム」の略。
  3. 【感動詞】「やだー」「何それー」の意。

【接頭辞】「超-」と同じ用法で、「激しく」「激烈に」の意。「-萌え」

ゲット

【名詞・サ変】欲しかった物を手に入れること。

ゲロ

【接頭辞・副詞】非常に。→「嘔吐」の意と間違えられやすいので、どちらかというと否定的、または侮蔑的な表現につけることが多い。したがって「ゲロマブ」などというのは誤用。

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【助数詞】現代の若者は、「ゆとり教育」だけのせいにするのも如何なものかとは思うが、物の数え方を正しく言えないことが多い。

  1. 学年の単位。「あいつ、オレより1個下なんだよ」
  2. レジのお勘定で、パック・袋入り商品、豆腐など数え方が決まっている物でも、十把ひとからげに「○○が1個」と数えてしまう。→バイト敬語か?
コクる

【動詞】告白するの短縮形。

コケる

【動詞】失敗する。強調形として後述の「ブタゴケ」がある。

ゴツい

【形容詞】外観が武骨なさま。「ゴツい顔」「ゴツい車」

コピる

【動詞】英語の「copy」を動詞的にアレンジし、

  1. 模造する
  2. 真似る

完璧にコピる、略して「完コピ」等と使用することもある。

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サクッと

【副詞】

  1. さばさばしている。あっさりしたさま。
  2. 単刀直入に言えば。「ざっくり」と同義語。
  3. 簡単に。
さりげ(気)に

【副詞】「さり気なく」が短縮・変形した語。「実は」というような意外性がこめられている場合も多い。

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し(ぃ)・だし

【接続助詞】 いずれも語尾を揚げたり伸ばしたりするのが特徴的。

  1. 本来の意味に近い用法
    1. 物事を強調しながら列挙する際に用いる。
    2. 判断の原因・理由を示す。
  2. 若者言葉的な用法
    1. (動詞の後に付けて)~から。「今度誘う-、メル番教えて」
    2. (形容詞・形容動詞に付けて)~(だ)から。「いや、そういう意味じゃない-」
    3. (命令形につけて)意味が加算されるわけではない。「ふざけろ-」「死ね-」
シケる

【動詞】「つまらない言動をしたせいでシーンとする」という意味の「しらける」の略語。

シケPLAY
【名詞】「シケる」言動。
した

【感動詞】「ありがとうございました」の縮まったもの。体育会系(敬)語。

したら

【接続助詞】そうしたら→そしたらがさらに縮まった語。

知ったか

【名詞】知ったかぶり。→児童語から。

ジモ着

【名詞】地元で着る普段着。

ジモティー

【名詞】地元の人。また、地元で行動することを好む人。

ジモる

【動詞】地元で何かをする。

正直

【副詞】「正直言って」の略。下記「ぶっちゃけ」と同義語。→バラエティ番組『堂本剛の正直しんどい』

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すぃ
滑る

【動詞】失敗すること。特に、ギャグがウケないこと。

-する人

【名詞・格助詞】自分を第三者に見立てた、ぼかし表現

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ソウルメイト

【名詞】心の友。また、親友。

  • 和製英語的な用例。本来の意味は相性がいい人、特に異性のことをいうが、ここでの解釈は漫画『ドラえもん』でジャイアンがいつもいじめているのび太を都合のいい時だけ「心の友よ!」といっているような感覚に近い用法もある。
速攻

【名詞】「そっこ」とも。いずれも副詞的な用法。

  1. すぐに。大至急。
  2. 素早く。

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だから!

【感動詞】そうだよね、という意味の相づち。

ダチ

【名詞】友達。「ダチ公(「公」は、近代では侮蔑の意を込めることが多いが、ここでは親しみの意しかない)」「マブダチ(親友、気の置けない友達)」とも。

ダメダメ
たりぃ

【感動詞】「かったるい」が訛った「かったりぃ」が縮まって、「面倒くさい」を意味する。

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チガくて

【形容詞】そうじゃなくて。

チクる

【動詞】告げ口する。

ちげぇ

【形容詞】1990年代から使われ始めた言葉。「違かった」「違くない?」という表現についておかしいんじゃないかと言われる前から素行不良者の間で使われていたが、語源は同じである。

チラ見

【名詞・サ変】少しだけ見ること。または、悟られないように目をそらす素振りをしてチラチラと見ること。

超(チョー)
  1. (超)【接頭辞】本来の意味に近い表現。名詞の後に付けることで「かなり」「本当に」 の意を表わすが、従来と異なるのは「普通をはるかに超えた、尋常でなく」の意味を持たない使い方。
  2. (超・チョー【副詞】(名詞・動詞・形容動詞の後に付けて)「とても」の意を強調するが、場合によってはこの限りではない。

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-っす

【助動詞】体育会系(敬)語。「-です」の短縮形。「いい-よ」

っちゃあ

【助詞】「~といえば」の縮まった語。

-って感じ

【接尾語】 

  1. ~の様である、の意。修飾される物事や状態を強調、再確認するようなニュアンスが含まれる。「その振舞いおやじって感じ。」
  2. ○○らしい。○○ならでは。○○特有の。
-って話

【接尾語】「~といいたい」「~ということ」の意。

-つながり

【名詞・接尾語】

  1. 話や物事の流れ。「そのギャグとさっきの話、どういうつながり?」
  2. 人的な交際関係。「彼は暴力団と秘密裏につながりをもっている」
つながる
-っぱ

【接尾辞】(動詞の後に付けて)「~っぱな(放)し」の意。「やり-だな」「蛍光灯、付け-だった」

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【接続語】それで。「でさぁ」とも。

でえーい

【感動詞】人をからかうときに使われるが、意味はない。

ていうか
  1. 【接続語、副詞】「つーか」「てか」とも。
    1. 相手の意見を暗に否定する際に用いる。
    2. 今までの展開を無視し、自分の主張をしたい時に用いる。
  2. 【感動詞】意味のない接続語。

類義語「ところで」「話は変わるが」

テクる

【動詞】「テクニカルプレイをする」という意味。「ロナウジーニョがゴール前でテクる」等と使用。「テクっている」と使用すると、今現在技術を行使しているという動詞的意味よりむしろ、「技術がある」という意味の形容詞的な状態を指す表現になることが多い(「全国大会に出場するほど、格闘ゲームをテクっている」)。

【接尾辞】

  1. 「~は」をぼかした表現。「気持ち-には」「長さ-には」
  2. 「~としては」の意。「私(わたし)-には」「○○さん-には」
  3. 「~みたいな」の意。「-した的な」
テンパる

【動詞】

  1. 「テンションが張る」の略。緊張すること。
  2. 天然パーマ。または、寝癖がついてしまうこと。
  3. 慌てる

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とか

【格助詞】はっきりしない事柄を示す意。→ぼかし表現

ドカティ

【名詞】「土方風ファッション」の意。だぼだぼのニッカボッカなどを着用する。なぜか暴走族(いわゆるヤンキー)やチーマーに多い。

特筆(モノ)

【名詞・サ変、形容動詞】「強調して評価する」の意であるが、針小棒大な表現が若者流。

鳥肌(が立つ)

【連語・タ行五段】「身震いして産毛が立つこと」から、非常に感動すること。→上記「特筆」と同じ用法も。

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流れ

【名詞】いずれも芸人の間で使われ始めた表現。「成り行き」の意。

なくなくない?

【形容詞】ないんじゃない?(しかし最終的に「いいんじゃない?」という意味になってしまう)

なし(無し、ナシ)

【名詞、接尾辞、形容動詞】「無い」とも。話者の価値観に合わないものや、常識外れのものを指していう。「ありえない」がさらに短くなったものか。「あれは-」「-わ~」

ナゾい

【形容詞】「変」「おかしい」という意味で使われる。「この人ナゾい」など。

何気(なにげ)に

【副詞】なんだか、割に、意外に(ほめ言葉として)。

-な

【格助詞】形容動詞とは異なる言葉につける、若者流の用法。

-な人
【連語】上記「-する人」と同様、自分を客観視した言葉。
生(ナマ)

【接頭辞】憧れの著名人(芸能人・スポーツ選手など)に、テレビや写真でなく実際に会えることの意。 「-松坂ボストン・レッドソックス)」「-KAT-TUN

なるへそ

【感動詞】なるほど。

なんか
  1. 【副詞】何だか。
  2. 【接続詞】特に意味は無いが、つなぎに使う。
なんちゃって

【接頭辞】偽~。「-シャネル」など。

-なんで

【接続助詞】-なので。→ぼかし表現の一種。

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似ない

【形容詞】「似ていない」の略。

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ヌーボー

【形容動詞】フランス語で「初物、新作」の意を表す「ヌーボー」と「ヌボーッとした」を掛けた語。

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ネタ

【接尾語】「ネタ」は、現在では若者言葉でも俗語でもなく、幅広く用いられているが、「またその話か、もう聞きたくないよ」または「その筋の話ないかな?」という意味もある。

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ノリ

【名詞】

  1. 赴き。
  2. 上記「流れ」の2.と同義語。

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パー

【助数詞】パーセント(%)。「(果汁)100-系のジュース」「100-間違いない」

-入ってる

【動詞・助動詞】

  1. -な気分だ。
  2. -に似ている。
爆睡

【動詞】眠りこけること。

パクる

【動詞】

  1. 真似をする。
  2. 盗む。万引きや置き引きをする。
  3. (多く受身の形で)警察に逮捕されたり、検挙されたり、任意同行を求められたりする。
激しく

【副詞】

  1. (動詞の前に付いて)尋常ではない様。程度を超えて。めちゃめちゃに。「-壊れる」
  2. とても。心から(?)。「-欲しい」「-お気に入りだ」
ハズ(はず)い・恥ずい

【形容詞】「恥ずかしい」の短縮形。「むずい」(難しい)、「なつい」(懐かしい)などの部類。

ぱちもの

【名詞】にせ(偽・贋)物。転じて、一流とは言えないこと。「ぱちもん」ともいう。

ばっくれる

【動詞・ラ行下一段】→「しらば(っ)くれる」(とぼける)が縮まった語。

  1. 白を切る。とぼける。
  2. 途中で(嫌になって)こっそり逃げ出す。
はっちゃける

【動詞】

  1. 閃く。または、吹っ切れる。
  2. 羽目を外して騒ぐ。
ハブる

【動詞・ラ行】1人だけ仲間はずれにすること。村八分が縮まったとする説と、「省く」の変形とする説がある。

ハンパない/ハンパねぇ

【形容詞】半端じゃない。「こいつのキモさハンパない」のような使い方をする。

ぱない/ぱねぇ
【形容詞】「ハンパない」の略語。

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引く

【動詞】興ざめすること。思わず距離を置きたくなってしまうような、容姿や行動に対して用いられる。上位語に「ドン引き」があるが、「引く」とは違い、常に活用しない。「ああいう男には-」「私もドン引き」「-わぁ~」

微妙

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ブタゴケ

【名詞・サ変】大失敗すること。上記「コケる」の強調形で、「ドン引き」に近い用法。

普通
  1. 好きでも嫌いでもないこと。例:「私のこと好き?」「普通」
  2. 関心を惹かれない。食指が動かない。
普通に
  1. まあまあ。特に秀でてはいないが、及第点・平均点はあげられる。
  2. 遠慮せず。気兼ねせず。あれこれ案じずに。
ブッチ

【名詞・サ行変格】 (「ブッちぎる」から)

  1. 約束などをすっぽかす。
  2. 電話に出ずにいる。また、居留守を決め込む。
ぶっちゃけ

【副詞】単刀直入に、包み隠さず。→「ぶっちゃける」に由来。「ぶっちゃけた話」の短縮形。

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ボコる

【動詞】殴打して重症を負わす。

-本

【名詞】額の広さが指-本分の広さであること。若者曰く「4本」以上だと「ハゲてる」らしい。

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マイ

【接頭辞】英語の"my"(私の、僕の)。本来は英語にのみ用いられるが、それ以外の外来語や純然たる日本語に用いるのが若者流。「-ケータイ」→マイブーム

真逆

【名詞・形容動詞】まったく逆、正反対の意。

マジ
  • 「真面目に」の短縮形。いずれも「本当に」の意。
  1. 【副詞】本当に。冗談抜きで。「-感動したよ」「-すげぇ」
  2. 【感動詞】時として半信半疑の意を込める場合も。
  3. 【接頭辞】本当の。お世辞抜きの。
  4. 【形容動詞】真剣な。真面目な。
マスった

【動詞・過去形】「ミスった」(失敗をした)と同義。中学生が「ミスッた」を「マスった」と言い間違えたことをもとに流行した言葉。

マッハ
マブ

【副詞・形容動詞】上記「マジ」と同義語であるが、こちらはそれほど使い道はない。

マブい

【形容詞】眩いほどの威光が射して見えるという意味で、

  1. かわいい。→男子が異性の風貌(特に顔)に対してのみ用いる。
  2. かっこいい。「マブい車」

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ミスった

【動詞・過去形】「失敗(ミス)をした」という意味。

みたい
  • 「~みたいだ」とは、「~(を)みたような」の転であり、語尾に付けて「~のようだ」の意を示す。したがって、「~みたい」では不完全なのであるが、近年は次のような誤活用が見られる。

【形容詞】(「~みたく」の形で)~のように。

みたいな

【副詞】

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ムズい

【形容詞】むずかしい。

無理

【名詞】 嫌だ。嫌いだ。苦手だ。「あの人の態度、私は無理だ」「アレルギーのため、特にが無理だ」

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メルアド/メアド

【名詞】「メールアドレス」の略。

メガ

【接頭語】「程度を超えた、非常に」を表す。

目からウロコ(鱗)

【連語】感銘を受けること。→「目から鱗が落ちる」の短縮形。

メル番

【名詞】(携帯端末・PCの電子)メールアドレス。

メンゴ

【感動詞】「御免(なさい)」を入れ替えた語。

  • 反省または謝罪の意はまったく無いに等しいため、軽く「失礼」くらいの表現。
メンドい

【形容詞】「面倒くさい」の略語。

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ものっそい

【形容詞】ものすごい。

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やっぱ(し)

【副詞】やはり。やっぱり。「やぱ」とも。→中高年層の間でも一般的に使われているが、正しくは「やはり」。「やっぱり」は口語的、「やっぱし」は俗な表現であるので、後者は改まった場面では使うべきではない。

ヤバい

【形容詞】 元は盗人の隠語。

  1. 本来の意味に近いのは、
    1. 切迫した事態の意。
    2. 後ろに手が回りそうだ。
  2. 若者流の用法としては、
    1. 如何わしい。
    2. 気まずい。
    3. 「予想外に」の意。
やめ(ヤメ)

【名詞・動詞・形容動詞】やめること。

  • 雑誌や携帯・パソコンのメールでは、通常は漢字で「止める・辞める」、あるいは平仮名書きするのが普通だが、「ヤメる」「ヤめる」といった表記も使う。さらに嫌悪感・憎悪感をあらわにする場合は「ヤメロ」とも。
やりぃ

【動詞・過去形】「よくやった」という意味。

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ユー

【二人称】あなた。君。→軽蔑または親しみの意を込める。

ゆ(言・云)う

【動詞】「言う」は、もともと「い-ふ」が現代仮名遣いの施行によって「い-う」に書き換えられたものである。口語では「ゆう」と聞こえるのだが、「ゆう」は小中学生にありがちな書き違い。これがいつの間にか(髪などを)「結う」と同じ活用の仕方に変わったもの。「そんなこと-・ってない!」「じゃ、今から携帯番号-・いますよ」

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よっしゃ

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ラチる

【動詞】「拉致する」の略語。本人の意思に関わらず強制的につれてくる、といった意味に使われる。

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リアクション
  1. 【名詞】英語の「reaction」。「反応」といった意味で、相槌や驚きも含め、他人の言動に対して気持ちを表す行為全般を表す。無反応またはそれに近い状態は「リアクションが薄い」と言う。
リアル

短縮形として「リア」とも。

  1. 【形容動詞】「本気」「掛け値なく」の意。
  2. 【接頭辞】前記「マジ」「ナマ」と同義語。

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鷲づか(摑)み

【名詞・サ行変格】「鷲のようにがっちり摑む」の意から。

  1. 独り占めすること。まとめてかっさらうこと。
  2. 虜(とりこ)にすること。
悪くない

【形容詞】まあまあいいんじゃない?

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

加筆依頼:この項目「若者言葉」は、加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています:それぞれの言葉の由来、どういった場合に用いられるかについて追記
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