牧瀬里穂
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牧瀬 里穂（まきせ りほ、本名同じ、1971年12月17日）は日本の女優。福岡県福岡市出身 血液型B型 身長160cm B82 W59 H84 ブルーミングエージェンシー所属 未婚
1989年、武田薬品工業主催の「ミスビタミンCハイシーガールコンテスト」で2100人の中からグランプリに選ばれ芸能界デビュー。同年12月、JR東海「クリスマスエクスプレス」のCMで一躍脚光を浴び、トップスターの仲間入りを果たした。1991年頃には、牧瀬里穂、宮沢りえ、観月ありさ、この3人の苗字の頭文字のアルファベットをとって3Mと呼ばれ人気を博した。趣味は読書、歌舞伎鑑賞。特技は日本舞踊・クラシックバレエ。
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プロフィール・近況
1971年12月17日福岡県福岡市博多区に生まれる。父親の転勤で幼稚園は鹿児島県、小学校からは佐賀県に転居し、佐賀市立高木瀬小学校、城北中学校に進んだ。中学2年の時に福岡の天神で母親と買い物しているときにスカウトされ、地元企業の広告に出演。高校は福岡県の福岡女学院高等学校に進学し3年のときに本格的に芸能界デビューが決まり、東京の文化学園高等学校英語科に編入した。余談だが、はなわの『佐賀県』の歌詞でもあるように、佐賀県生まれなのを隠して福岡県生まれにしているのではないか？、という噂もあるが前出の通り福岡県生まれが正しい。
コンテストグランプリ受賞後は少しの間だけ青柳真理子という芸名を使っていたがすぐに本名の牧瀬里穂に戻し芸能活動を開始した。 映画デビュー作となった相米慎二監督の『東京上空いらっしゃいませ』、市川準監督の『つぐみ』で毎日映画コンクール新人賞など各映画賞の新人賞を総なめにした。1991年10月には『MIRACLE LOVE』（竹内まりや作詞・作曲）で歌手デビューし、同年12月には『バルセロナ物語』で初舞台と活躍の場を広げる。また、清純派のイメージでCMにも多数出演。一時期CM契約本数は10社以上までに上った。1993年には当時21歳で東京都目黒区に2億円豪邸を建設。現在も両親と同居している。
アイドルから本格的女優への転身に成功した今後も楽しみな女優の1人ではあるが、ここ数年は人気も低迷し、ドラマや映画に出演しても全くと言っていいほど話題にならないため最近は雑誌の取材や、バラエティー番組やトーク番組に出演する度に、交際が噂されるカリスマデザイナーとの交際ネタを話し、自ら話題作りをしてその交際ネタで引っ張っている日々が続いている。（詳細は後述）
主な芸能活動
テレビ
連続ドラマ
- 1990年 『トップスチュワーデス物語』※(TBS) 共演山田邦子、田中美奈子
- 1990年 『東京湾ブルース』（テレビ朝日）共演緒形直人、国生さゆり
- 1992年 『二十歳の約束』（フジテレビ）共演稲垣吾郎、深津絵里
- 1994年 『新・西遊記』（日本テレビ）共演唐沢寿明、柄本明、小倉久寛
- 1995年 『新婚なり』(TBS) 共演三上博史、山咲千里、高橋克実
- 1997年 『新・半七捕物帖』(NHK) 共演真田広之、阿藤快
- 1998年 『太陽がいっぱい』（フジテレビ）共演中村雅俊、高田万由子、モト冬樹
- 2001年 NHK大河ドラマ『北条時宗』 (NHK) 共演和泉元彌、浅野温子、木村佳乃
- 2004年 『サラリーマン金太郎4』(TBS) 共演高橋克典、羽田美智子、野際陽子
- 2004年 『一番大切な人は誰ですか?』（日本テレビ）共演岸谷五朗、宮沢りえ、小林涼子
- 2005年 『汚れた舌』(TBS) 共演飯島直子、加藤浩次
- 2005年 『笑う三人姉妹』(NHK) 共演浅野ゆう子、光浦靖子、田辺誠一
- 2006年 『ですよねぇ。』(TBS) 共演永井大、京野ことみ
- 2006年 NHK土曜ドラマ『人生はフルコース』(NHK)共演高嶋政伸
※1話と2話のみ端役として出演。
単発ドラマ
- 1990年 金曜エンターテイメント横溝正史シリーズ第1弾『獄門島』（フジテレビ）共演片岡鶴太郎、高橋由美子、持田真樹
- 1991年 オムニバスドラマ『バレンタインに何かがおきる』（TBS）内第1話「先生が好きなんです。」主演 共演野村宏伸
- 1991年 『秋桜 ～cosmos～』（NHK）主演 共演柴田恭兵、安達祐実
- 1991年 金曜エンターテイメント横溝正史シリーズ第2弾『悪霊島』（フジテレビ）
- 1991年 金曜エンターテイメント『聖夜に抱きしめて』（フジテレビ）特別出演 主演宮沢りえ、東幹久
- 1992年 金曜エンターテイメント横溝正史シリーズ第3弾『本陣殺人事件』（フジテレビ）
- 1993年 金曜エンターテイメント横溝正史シリーズ第4弾『悪魔の手毬歌』（フジテレビ）
- 1993年 『サクラサク！おかあさんは女子大生』（TBS）主演 共演松坂慶子
- 1994年 金曜エンターテイメント横溝正史シリーズ第5弾『犬神家の一族』（フジテレビ）
- 1997年 『裸の大将』最終回（フジテレビ）主演 共演芦屋雁之助、赤座美代子
- 1997年 『ヒロイン達の反乱』(WOWOW)主演
- 1998年 NHKドラマスペシャル『点と線を追え！』（NHK）
- 1999年 月曜ミステリー劇場『前世の女』(TBS) 主演 共演川島なお美、勝村政信
- 1999年 NHKドラマの花束(NHK) 主演
- 2000年 山田太一ドラマスペシャル『小さな駅で降りる』主演（テレビ東京）共演堤真一、前田亜季
- 2002年 女と愛とミステリー松本清張没後10年特別企画『たづたづし』（テレビ東京）主演 主演 共演中村雅俊
- 2002年 火曜サスペンス劇場『十二月の花嫁』（日本テレビ）主演 共演金子賢
- 2003年 新世紀ワイド時代劇『忠臣蔵 決断の時』（テレビ東京）共演上川隆也
- 2003年 TBSスペシャルドラマ『女子刑務所東三号棟4』(TBS) 共演泉ピン子、上原さくら
- 2003年 金曜エンターテイメント『山村美紗サスペンス 都おどり殺人事件』（フジテレビ）主演 共演船越栄一郎、中山忍
- 2004年 金曜エンターテイメント『山村美紗サスペンス 京都京踊り殺人事件』（フジテレビ）主演 共演船越栄一郎、大河内奈々子
司会
- 1993年・1994年 『日本レコード大賞』(TBS)
- 1994年 『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』チャリティーパーソナリティー（日本テレビ）
- 1999年 NHK-BS10周年記念『今日は?曜日』 (NHK-BS)
その他のテレビ
- いまから出直し英語塾（NHK教育テレビ）
- 恋する映画（シネマ）（読売テレビ 大阪のみ 2004年7月から 番組サイトでは金曜日の放送終了後から1週間オンデマンド放送される）
映画
- 1990年 『東京上空いらっしゃいませ』（松竹）監督相米慎二 共演中井貴一、笑福亭鶴瓶
- 1990年 『つぐみ』（松竹）監督市川準 共演中嶋朋子、真田広之
- 1991年 『幕末純情伝』（松竹）監督薬師寺光幸 共演渡辺謙、杉本哲太
- 1992年 『遠き落日』（松竹）監督神山征二郎 共演三上博史、三田佳子
- 1994年 『四姉妹物語』（東宝）監督本多昌弘 共演清水美砂、中江有里、今村雅美
- 1995年 『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』（松竹）監督山田洋次 共演渥美清、吉岡秀隆、かたせ梨乃
- 1996年 『宮沢賢治-その愛-』（松竹）監督神山征二郎 共演三上博史、仲代達矢
- 1997年 『ドリーム・スタジアム』（東映）監督大森一樹 共演萩原聖人、桃井かおり
- 1998年 『卓球温泉』（東宝）監督山川元 共演松坂慶子、蟹江敬三
- 2000年 『顔』（松竹）監督阪本順治 共演藤山直美、佐藤浩市、豊川悦司、中村勘三郎
- 2000年 『ちんちろまい』（ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント）監督大森一樹 共演武田鉄矢、後藤理沙
- 2001年 『ターン』（アスミック・エース）監督平山秀幸 共演中村勘太郎、倍賞美津子
- 2003年 『星に願いを。』（バサラピクチャーズ） 監督富樫森 主演竹内結子、吉沢悠
- 2003年 『花』（ザナドゥー）監督西谷真一 共演大沢たかお、柄本明、西田尚美
- 2003年 『ヴァイブレータ』（シネカノン）特別出演 監督廣木隆一 主演寺島しのぶ、大森南朋
- 2004年 『ジャンプ』（シネカノン）監督竹下昌男 共演原田泰造、笛木優子
- 2004年 『娘道場寺～蛇炎の恋』（松竹）監督高山由紀子 共演中村福助、風間トオル
- 2005年 『HINOKIO』（松竹）監督秋山貴彦 共演中村雅俊、本郷奏多、多部未華子、堀北真希
声の出演
- 1995年 『クルタ』クルタの声で出演 共演所ジョージ
- 2003年 『ポケットモンスターアドバンスジェネレーション 七夜の願い星ジラーチ』（東宝）ダイアンの声で特別出演
CM
- 1989年～1990年 武田薬品工業株式会社 ハイシーL
- 1989年 東海旅客鉄道株式会社 JR東海クリスマスエクスプレス'89
- 1990年～1996年 江崎グリコ株式会社 ポッキー、パナップ、ポッキー四姉妹CM
- 1990年～1994年 資生堂株式会社 エクストラスムース、レシェンテ
- 1990年～1994年 三菱電機株式会社 VHSビデオデッキ、ムービー、テレビ
- 1991年 東レ株式会社 コンタクトレンズブレスオーハード
- 1991年 株式会社角川書店 角川文庫
- 1991年～1995年 味の素株式会社 コーン油、コンソメ
- 1991年 日本電信電話※ NTTエコノミーアワーズ
- 1991年～1998年 郵便貯金 郵貯、スーパーMMC
- 1993年～1995年 本田技研工業株式会社 トゥデイ
- 1993年 キリンビール株式会社 ラガービール
- 1995年 サッポロビール株式会社 北海道生ビール
- 1996年 日産自動車株式会社 スカイライン R33後期型
- 1997年 ライオン株式会社 ソフトINワンシャンプー
- 1997年 エースコック株式会社 ラメンチェ
- 1998年 サークルK （現株式会社サークルKサンクス） 花火編
※は当時。現在はNTTグループの持株会社となっている。
ラジオ
- 1991年～1996年 『牧瀬里穂・素直になりたい』 （ニッポン放送）
ゲームソフト
Webドラマ
音楽
シングル
- 1991年 『MIRACLE LOVE』
- 1992年 『ささげたい、あなたに…』
- 1993年『涙のパラシュート』
- 1993年 『遅いサンタクロース』
- 1995年 『誰にも明日はやって来る』
アルバム
- 1993年 『PS.RIHO』
- 2002年 『My これ！クション 牧瀬里穂 best』
演劇
- 1991年 スパニッシュミュージカル『バルセロナ物語』日生劇場（大阪フェスティバルホール）
- 1992年 『飛龍伝92』 作・演出つかこうへい 共演筧利夫（※銀座セゾン劇場） ※現在はル・テアトル銀座
- 1996年 音楽劇『狸御殿』 演出宮本亜門 共演市川染五郎（新橋演舞場）
- 1996年 『晩菊』 原作林芙美子 共演杉村春子（芸術座）
- 1997年 『カルメンと呼ばれた女』 作横内謙介 演出蜷川幸雄 共演浅丘ルリ子（帝国劇場）
- 1998年 NODA・MAP番外公演『Right Eye』 作・演出野田秀樹 共演吹越満
- 1999年 ジャパニーズポップスグラフィティ『上を向いて歩こう』 作・演出高平哲郎 共演中山秀征（新橋演舞場）
- 1999年 京都南座錦秋特別公演『乱舞』 原作有吉佐和子 演出山田孝行（京都南座）
- 2000年 ABC50周年記念ミュージカル 『火の鳥』（松竹座） 演出マキノノゾミ
- 2001年 東宝制作舞台『ロミオとジュリエット』（福岡博多座）
- 2002年 TBS制作『エジソン郡の橋～天才発明家裏電説～』 演出遠藤環 共演つみきみほ、山崎裕太（シアターVアカサカ）
- 2003年 Bunkamura『桜の園』 原作アントン・チェーホフ 演出蜷川幸雄（シアターコクーン）
- 2004年 松竹製作『ふるあめりかに袖はぬらさじ』 演出坂東玉三郎 （大阪松竹座 新橋演舞場）
- 2005年 明治座新春公演『コシノものがたり』 脚本・演出元生茂
- 2006年 『恋愛戯曲』 作・演出鴻上尚史 共演渡部建（アンジャッシュ）（池袋サンシャイン劇場）
写真集
著作
- 廻り道、通り道、マキセ道 ～人生リセットプチ留学～ （幻冬舎 ISBN 4344004930）
受賞暦
- 1990年 山路ふみ子賞新人女優賞
- 1991年 報知映画賞最優秀新人賞、日刊スポーツ映画大賞最優秀新人賞、日本映画テレビプロデューサー協会エランドール賞新人賞、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞、 ブルーリボン賞新人賞、おおさか映画祭主演女優賞新人賞、ゴールデンアロー賞映画新人賞、キネマ旬報ベストテン新人女優賞、ビデオでーたビデオソフト大賞特別賞ベストタレント賞、日本アカデミー賞優秀主演女優賞、新人俳優賞、高松市オリーブ映画祭新人女優賞。
- 1992年 日本アカデミー賞 優秀助演女優賞。
- 1993年 ジュエリーベストドレッサー賞。
- 2002年 毎日映画コンクール主演女優賞。
- 玄光社が発行しているCM NOWで毎年行っている「読者が選ぶCM大賞」で1990年・1991年・1994年にCM大賞1位を獲得した。
エピソード・ゴシップ
- 芸能界入りする前は男性との交際はしたことがなく、ファーストキスの相手もデビュー作の「東京上空いらっしゃいませ」で共演した中井貴一だった。
- 漬物と餅が苦手。漬物はガリッという食感が苦手。餅は子供の頃近所のお年寄りが餅をのどのつまらせているのを見てしまったため食べられなくなったという。フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」の食わず嫌い選手権の過去2回の出演では、1回目の出演時（対戦相手は当時西武ライオンズの松井稼頭央）には漬物が苦手なものとして出され、2回目の出演時（対戦相手はモーニング娘。の高橋愛と、保田圭）には餅が出された。
- 2002年にカナダとニュージーランドに短期留学をした。
- ファンクラブは現在休止中。
- 2004年9月にファッションデザイナーのNIGOとの交際が発覚する。交際発覚後はNIGOは知名度が上がりテレビでの露出も増えた。一方、人気が凋落し完全に過去の人となっていた牧瀬もこの報道で再び注目を集めることができた。これは当時出演のドラマ「一番大切な人は誰ですか？」の放送開始直前に報道されたこともあり、自社のブランド服を着て広告塔となってくれる芸能人を探していたNIGOサイドと、熱愛報道で再びスポットライトを当てたい牧瀬サイドとの双方の思惑が合致したやらせ・話題作り・出来レースではないかと勘ぐる向きもある。尤も、裏原宿ブランドの人気自体が下降したこととNIGOが脱税事件を起こしイメージダウンしたため牧瀬自らの交際ネタの話題作りは当てが外れてしまった。脱税事件発覚後も順調交際ぶりをアピールしているが、牧瀬の度重なるトーク番組出演時における交際ネタのあさましいほどの吹聴ぶりに対して日刊ゲンダイが批判をした。
