夭折

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提案の要約：著名人の分類の仕方

夭折（ようせつ）とは、人が若くして死亡する事を言う。夭逝（ようせい）、夭死（ようし）、早世（そうせい）、若死に（わかじに）とも言う。成人前に死亡、もしくは成人の場合は、子を為さずに死亡する場合などがある。但し､具体的な年齢上の規定が設けられている訳ではない。

主な要因としては、病気や不慮の事故、又は自殺などで死亡するケースがある。又、医療技術が進歩していなかった時代には夭折の事例も多くなってしまう傾向にある。又、「天才は夭折する」と語られる事が多い。

[編集] 夭折した著名人

以下では夭折した著名人を挙げる（五十音順（海外・国内））。但し、以下での「夭折」は40歳以下での死去を一応の基準とした。※印は自殺・自害により夭折した人物。→自殺した有名人一覧も参照。

[編集] 学者

ニールス・アーベル ノルウェーの数学者。肺結核により26歳で死去。
エヴァリスト・ガロア　フランスの数学者。決闘の傷が因で20歳で死去。
ジョン・グッドリック　イギリスの天文学者。肺炎により22歳で死去。
ブレーズ・パスカル　フランスの数学者・哲学者・発明家。39歳で死去。
シュリニヴァーサ・ラマヌジャン ｢インドの魔術師｣と呼ばれる数学者。結核により32歳で死去。

[編集] 文学者

ジョージ・ゴードン・バイロン　イギリスのロマン派の詩人。ギリシャ独立戦争に参加し、熱病によって36歳で死去。
レイモン・ラディゲ　フランスの小説家、詩人。早熟の天才。わずか20歳で病死した。夭折の天才と言われる。
アルチュール・ランボー　フランスの詩人。早熟の天才と言われた。骨肉腫による癌のため37歳で亡くなった。

※芥川龍之介　『羅生門』や『蜘蛛の糸』などを書いた日本の代表的作家。35歳で自殺。
石川啄木　『一握の砂』などで有名な日本の代表的歌人・詩人。27歳で結核により病死。
大関松三郎　生活綴方運動出身の少年詩人。詩集『山芋』（死後出版）を遺す。18歳で戦死。
※岡真史　1962年、東京都小平市に生まれた少年詩人。1975年、12歳で団地から飛び降り自殺。
梶井基次郎　小説家。31歳で死去。
※金子みすゞ　抒情詩人。26歳で自殺。
※北村透谷　詩人、評論家。25歳で自殺。
国木田独歩　小説家。「武蔵野」などを著す。肺結核のため36歳で死去。
※太宰治　『人間失格』や『走れメロス』などを書いた日本の代表的作家。39歳で愛人とともに自殺。
立原道造　詩人、建築家。24歳で夭折。
知里幸恵　アイヌ出身のアイヌ神話集の著者。心臓病によって19歳で死去。
中島敦　小説家。気管支喘息の発作で33歳で死去。
長塚節　歌人。「アララギ」に参加。正岡子規の門人で、子規の正統な後継者。喉頭結核により35歳で死去。
中原中也　詩人。結核性脳膜炎で30歳で死去。
新美南吉　「日本のアンデルセン」の異名をとった童話作家。29歳で死去。
樋口一葉　小説家・詩人・歌人。『たけくらべ』などで知られる。24歳の時に結核により病死。
正岡子規　詩人・歌人。俳句雑誌「ホトトギス」を創刊するなど、近代文学に大きな影響を与える。結核のため35歳で死去。
宮沢賢治　『銀河鉄道の夜』や『風の又三郎』などで知られる童話作家・詩人。37歳で死去。
山村暮鳥　詩人・牧師。40歳で死去。
吉行エイスケ　詩人。狭心症のため34歳で死去。

[編集] 芸術家

マサッチオ　初期ルネッサンスを代表する画家。代表作は｢楽園追放｣など。26歳で死去。
カラヴァッジョ　イタリア人の画家。リアリズムと大胆な明暗の対比によって、バロック時代の絵画を創出。奇行と流血の日々を過ごし、最後は事件に巻き込まれて36歳で死んだ。
エゴン・シーレ　オーストリアの画家。当時どの表現主義にも属さず独特の芸術を表現し、画家としての道を歩み出そうとした矢先にヨーロッパに蔓延したスペインかぜによって28歳で死んだ。
ジョルジュ・スーラ　後期印象派の画家。結核にて死去。31才だった。
アメデオ・モディリアーニ　イタリア人の彫刻家・画家、エコール・ド・パリの一員。36歳で死去。

靉光　洋画家。39歳で病死。
青木繁　『わだつみの宮』で有名な洋画家。28歳で病死。
岸田劉生　洋画家。娘・麗子をモデルにした連作絵画で有名。暗い色調を好んだ。38歳で病死。
佐伯祐三　洋画家。贋作事件でも有名。30歳で病死。
関根正二　洋画家。20歳で病死。
野田英夫　洋画家。30歳で病死。
松本竣介　洋画家。36歳で病死。
村山槐多　洋画家。結核性肺炎のため22歳で病死。

[編集] 音楽家

ジョージ・ガーシュウィン　アメリカ合衆国の作曲家。ジャズとクラシック音楽を融合させたいくつかの交響楽やオペラで有名。38歳で脳腫瘍により急死。
フランツ・シューベルト　オーストリアの作曲家。「楽興の時」や「冬の旅」などの名曲を作曲。31歳で腸チフスにより死去。
フレデリック・ショパン　フランスで活躍したポーランド人作曲家・ピアニスト。故国ポーランドを憂いながら39歳で病死した。彼の作曲した曲は現代でも不朽の名作である。
ジュリアン・スクリャービン　ロシアの作曲家、アレクサンドル・スクリャービンの子。作曲家兼ピアニストとして将来を嘱望される神童だったが、水難事故により11歳で死去。
アレクセイ・スタンチンスキー　ロシアの作曲家。26歳で死去。自殺説と事故説の二つが存在する。
ジョン・バーンズ・チャンス 「呪文と踊り」などで知られるアメリカ合衆国の吹奏楽作曲家。感電事故により39歳で死去。
ジネット・ヌヴー　フランスのヴァイオリニスト。30歳で飛行機事故により不慮の死を遂げる。
リリ・ブーランジェ　フランスの作曲家。音楽家の家系に生まれる。24歳で他界するまでに、フランス印象主義音楽とフランス新古典主義音楽の橋渡しをした。
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ　イタリアのオペラ作曲家。ベル・カント様式と呼ばれる歌手の表現力を重視したオペラを創出。33歳で死去。
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ　イタリアのオペラ作曲家。古典派音楽の様式を最も早く示した人物として知られ、オペラ・ブッファの大成に貢献。結核のため26歳で死去。
フェリックス・メンデルスゾーン　ドイツの作曲家。「結婚行進曲」や「ヴァイオリン協奏曲　ホ短調」などの名曲を多く残したが、姉ファニーの訃報に接したときの悲嘆が激しく、その半年後に38歳で死去。（遺伝的に脳卒中を起こしやすい家系だったという説もある）
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト　オーストリアの作曲家。5歳から作曲を始めるなど「神童」と呼ばれ、数々の不朽の名曲を残したが、35歳で急死。
ディヌ・リパッティ　ピアニスト。33歳でホジキン病により急死。
ロバート・ジョンソン　代表的なブルーズ奏者。そのギタープレイや含蓄を含んだ歌詞は、後世の多くのミュージシャンに影響を与えた。27歳の時に人妻に手を出そうとしたために毒殺される。
チャーリー・パーカー　ジャズのアルトサックス奏者で、予想できないアドリブによりジャズの第一人者と評される。後年、アルコールや薬物の摂取がたたり、34歳で心不全により死去。
滝廉太郎　『荒城の月』や『花』などで知られる作曲家。23歳で結核により死去。

[編集] その他

アンネ・フランク　『アンネの日記』の著者。1929年生まれのドイツ系ユダヤ人。1945年3月12日、チフスによって命を落としたといわれている。享年15。
佐々木禎子　広島の被爆者。2歳で被爆、12歳で白血病により死去。死後、広島平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルとなった。
ジョンベネ・ラムジー アメリカ合衆国の美少女。1990年生まれ。1996年12月26日に何者かによって殺害された。
※高野悦子　『二十歳の原点』で知られる女子大生。1949年生まれ。1969年6月24日に鉄道自殺。享年20。
※藤村操　日本初の哲学的死を実践した若者と言われた高校生。1886年生まれ。1903年 5月22日、哲学的厭世観に取り付かれ、華厳の滝に身を投じた。
※山口二矢　1960年10月12日、東京日比谷公会堂で、浅沼稲次郎・日本社会党委員長を刺殺した。「七生報国　天皇陛下万歳」と書き残して少年鑑別所で首吊り自殺した。享年17。

[編集] 歴史上の人物

グスタフ・アドルフ　スウェーデン国王。スウェーデンの絶頂期を造り上げたが、三十年戦争中、リュッツェンの戦いで戦死した。享年37。
ナポレオン2世　ナポレオンの息子。21歳で結核で死去。天才ではなかったが、努力家で父ナポレオンを敬愛し、生涯目標とし続けた。
ユーリイ・ガガーリン　旧ソ連の宇宙飛行士。人類初の有人宇宙飛行を成功させるも、34歳の時、訓練中に事故死。
ローラン・ギャロス　フランスの飛行家。フランス空軍のエースパイロット。誕生日の一日前、29歳で撃墜された。
ルイ・アントワーヌ・ド・サン・ジュスト　フランス革命期の美貌の革命家・演説の天才。テルミドールのクーデターの際、26歳で断頭台の露と消える。
孫堅　孫策、孫権の父。192年劉表と争い戦死。37歳。
孫策　孫堅の長男。孫権の兄。父の戦死後、一時の不遇の時代を経て江東に後の呉の礎となる領土を獲得。200年に26歳の若さで病死（暗殺とも）。
周瑜　呉の名将。孫策、孫権に仕える。208年に赤壁で活躍も210年に36歳の若さで病没。
孫登　呉の孫権の世子。父に先立って241年に33歳で没。
孫和　呉の孫権の三男。暴君孫皓の父孫登の死後に皇太子。二宮の変で廃嫡。のちに自害を命じられた。30歳。
孫亮　呉の孫権の七男。廃位される。のち、孫休に自害を命じられる。17歳。
孫休　呉の孫権の六男。蜀滅亡後の翌年の264年に30歳で没。

※このように呉の君主（太祖の孫権自身は長命。）の周囲は非常に短命なものが多く政権の運営基盤が非常に脆弱だった。この他にも孫権の弟の2人が短命。

郭嘉　曹操に仕え、政治や謀略などに活躍。207年袁氏討伐後病没。享年38。
曹沖　魏の武帝曹操の庶子。母は環夫人。父・曹操から象の重さの量り方を諮られた時も、「アルキメデスの原理」と同じ方法で解答してみせた。13歳で病死。
曹叡　魏の曹操の孫で曹丕の子。239年に司馬懿と曹爽に後事を託して病死。35歳。

ジャンヌ・ダルク　『オルレアンの乙女』として知られる、百年戦争時のフランスの女傑。19歳で火刑に処せられた。
ツタンカーメン　古代エジプトのファラオ（王）。幼くして王に即位するが、18歳ほどで夭折したとされている（暗殺されたとも言われる）。
マンフレート・フォン・リヒトホーフェン　第一次世界大戦時のドイツ空軍のエースパイロット。24歳の時に撃墜され戦死。
安徳天皇　第81代天皇、壇ノ浦で入水。1185年崩御。宝算8歳。
※源義経　天才的知略と武勇により、平氏打倒の最功労者となったが、兄頼朝に警戒されることとなり、その圧力に屈した藤原泰衡に攻められ、31歳で自刃。
北条経時　鎌倉幕府の第4代執権。時頼の兄。1246年没。享年23。
北条時頼　鎌倉幕府の第5代執権。時宗の父。1263年没。享年37。
北条長時　鎌倉幕府の第6代執権。北条一族。1264年没。享年36。
北条時宗　鎌倉幕府の第8代執権。時頼の子。1284年没。享年34。

北畠顕家　公家ながら武芸に優れ「花将軍」と呼ばれた。後醍醐天皇に味方して足利尊氏を二度も破ったが、わずか21歳で戦死。
森蘭丸　織田信長の側近。本能寺の変でわずか18歳で討ち死にした。
※豊臣秀頼　安土桃山時代～江戸時代初期の武将で、豊臣秀吉の息子。23歳の時に大坂夏の陣に敗れ、母淀殿とともに自害。また息子の豊臣国松も僅か8歳で処刑された。
足利義詮　室町幕府の第2代将軍。初代尊氏の子。 1367年没。享年38。
足利義量　室町幕府の第5代将軍。4代義持の子。 1425年没。享年19。
足利義勝　室町幕府の第7代将軍。6代義教の子。 1443年没。享年9。
足利義尚　室町幕府の第9代将軍。8代義政の子。 1489年没。享年25。
足利義澄　室町幕府の第11代将軍。足利政知の子。1489年没。享年25。
足利義栄　室町幕府の第14代将軍。足利義維の子。1568年没。享年31。
大石主税 赤穂事件参加者の最年少で、1703年、他の討ち入り参加者とともに切腹した。
徳川家継　江戸幕府の第7代将軍。6代家宣の子。 1716年没。享年8。
徳川家定　江戸幕府の第13代将軍12代家慶の子。　1858年没。享年35。
徳川家茂　江戸幕府の第14代将軍。元紀州藩主。　1866年没。享年21。
孝明天皇　第121代天皇。暗殺説もある。　　　　 1866年没。享年36。
※滝善三郎　備前国岡山藩士。1868年、明治政府初の国際問題神戸事件収拾のため切腹。享年32。
和宮親子内親王　徳川家茂の正室で孝明天皇の妹。1877年没。享年32。
沖田総司　新選組一番隊組長。1868年、25歳で結核により病死。
坂本龍馬　幕末の土佐藩士。33歳の時、京都の近江屋で中岡慎太郎と共に暗殺された。
中山忠光 天誅組の首領。1864年12月13日に20歳の若さで殺害される。
八百屋お七 江戸時代の放火犯。1683年03月29日に、火あぶりにされた。16歳の若さでの処刑は珍しいことであった。

[編集] 近年のアーティスト・スポーツ選手など

[編集] 日本人以外

アリーヤ　R&B 歌手・女優。22歳の時、同乗していたセスナ機が墜落して他界。
※イ・ウンジュ　『ブラザーフッド』などで知られる韓国の女優。24歳の時に自殺。
クリフォード・ブラウン　ハード・バップ期初期に活躍したジャズトランペット奏者。自動車事故で死去。享年25歳。
リッチー・ヴァレンス　アメリカのミュージシャン。17歳でデビュー直後から全米ヒットを連発するが、デビューから8ヵ月後にバディ・ホリーと共に飛行機事故で死去。享年17。
ジル・ヴィルヌーヴ　カナダのF1ドライバー。年間優勝こそ無いが、『史上最高のF1レーサー』とも言われている。1982年、ベルギーGPでの予選走行中、接触事故により32年の生涯を閉じた。1997年に年間優勝したジャック・ヴィルヌーヴはジルの息子。
ダンカン・エドワーズ　イングランドのサッカー選手。マンチェスター・ユナイテッドの中心人物だったが、飛行機事故(ミュンヘンの悲劇)によって21歳で帰らぬ人となる。
ジョセフ・オツオリ　ケニアの陸上選手。1989年に山梨学院大学へ入学、3年連続で箱根駅伝の「花の2区」のランナーを勤め、3年連続で区間賞を獲得し、1992年には同大学の優勝に貢献。その後は実業団のランナー、コーチを務めていたが、一時帰国中の2006年 8月30日に事故死。享年37歳。
ウォン・カークイ（黄家駒）　香港のロックバンド『BEYOND』のボーカル。日本でテレビ番組収録中の墜落事故によって31歳で死去。
ジム・クラーク　スコットランドのレーシングドライバー。F1で1963年と1965年に年間優勝、1965年にはインディ500でもチャンピオンとなっている。1968年 4月7日、F1レースの合間を縫って参加したホッケンハイムでのF2レースで、クラッシュに遭ってしまい急逝。まだ32歳だった。
エディ・ゲレロ　WWEなどで活躍したプロレスラー。2005年 11月に滞在先の米国内のホテルで心臓発作により急死。享年38歳。
※カート・コバーン　バンド『ニルヴァーナ』のメンバー。27歳の時に散弾銃で自殺。
エディ・コクラン アメリカのロックンロール創成期のスター。代表曲は｢サマータイム・ブルーズ｣など。1960年、交通事故により21歳で急死。
スチュアート"スチュ"サトクリフ　ビートルズ初期メンバーのベーシスト。ビートルズを脱退して本業の画家としての活動に専念し始めた矢先の1962年に脳出血のため21歳で死去。
レオニード・シュタイン　旧ソビエト連邦のチェスのグランドマスター（ウクライナ出身）。心臓発作により1973年死去。享年38。
フローレンス・ジョイナー　アメリカの女性短距離陸上選手。38歳の時に心臓発作で急死。
ブライアン・ジョーンズ　ローリング・ストーンズの初代リーダー。ストーンズ脱退から1ヵ月後に自宅プールで謎の死を遂げる。享年27。
ジャニス・ジョプリン　伝説的女性シンガー。そのヴォーカルのとてつもない迫力は多くの人々を圧倒したが、ヘロインの過剰摂取により27歳で死去。
アイルトン・セナ　『音速の貴公子』と称される伝説的F1ドライバー。1994年のサンマリノGPで壮絶な事故死を遂げる。享年34。この年のサンマリノGPでは、前日の予選でローランド・ラッツェンバーガーも事故死する(享年33)などトラブルが多発、F1の安全神話を崩壊させた。
ダイムバッグ・ダレル パンテラ、ダメージプランのギタリストとして、中心的な存在を担っていたが、38歳の時にオハイオ州・コロンバスのライブハウスでライブ中に男に射殺された。
ジェームズ・ディーン　『エデンの東』や『理由なき反抗』で知られるアメリカの俳優。交通事故により24歳で死去。
リチャード・バーンズ　イギリスのラリードライバー。2001年WRCチャンピオン。2003年、ドライブ中に失神し、検査の結果脳腫瘍と判明。闘病の甲斐無く2005年死去。享年34。奇しくも彼の母親も同じ病で倒れた。
ジャコ・パストリアス　フレットレス・ベースにより、ベース奏法に革命をもたらしたといわれる伝説のベーシスト。ナイトクラブのガードマンとの乱闘の際の負傷が元で35歳で死去。
リバー・フェニックス　アメリカの俳優。『スタンド・バイ・ミー』などで知られる。薬物の過剰摂取により23歳で死去。
アンディ・フグ　スイスの空手家。必殺技『かかと落とし』を武器にK-1で活躍。35歳の時、急性骨髄性白血病により急逝。
ジミ・ヘンドリックス　現在でもカリスマとして崇拝される天才的ギタリスト。睡眠薬の過剰摂取により27歳で死去。
マーク・ボラン T・レックスのリーダーとして一世を風靡した。交通事故により死去。享年29。
バディ・ホリー　エルヴィス・プレスリーらと並び称される1950年代後半のアメリカのロックスター。ビートルズをはじめ、その後のミュージシャンに多大な影響を与えたが、ツアー公演時の移動に使った飛行機が墜落し、わずか22歳で死去する。
バレンティノ・マッツォーラ　イタリアのサッカー選手。『Grande Torino』ことACトリノのエースだったが、30歳の時、飛行機事故(スペルガの悲劇)に巻き込まれ、チームメイトや監督らとともに犠牲となってしまった。なお、1960〜70年代にかけて活躍したサンドロ・マッツォーラはバレンティノの息子である。
ボビー・マルカーノ　阪急ブレーブス（現・オリックス・バファローズ）、ヤクルトスワローズ（現・東京ヤクルト）に在籍した内野手。福本豊、加藤英司らとともに阪急黄金時代を支えた。その後ヤクルトへ移籍し活躍した。帰国後の1990年 11月13日、肺癌のためカラカスの自宅で死去。享年39。
ジム・モリソン　ドアーズのヴォーカリスト。27歳の時に、パリのホテルで心不全により死去。
マリリン・モンロー　『アメリカのセックス・シンボル』と称される女優。睡眠薬の大量摂取による中毒症状により36歳で死去。
コリー・ライドル　ニューヨーク・ヤンキースの投手。1992年にミネソタ・ツインズへ入団、主に先発投手として活躍。その後、7球団を渡り歩き、2006年シーズン途中にヤンキースへ入団。2006年10月11日（現地時間）午後、ニューヨーク・マンハッタンで自身の操縦する小型飛行機がマンションに衝突し、急逝。享年34歳。
ブルース・リー　香港の武道家、俳優。截拳道の創始者。数々のカンフー映画に出演し、日本でも人気を博した。薬物アレルギーによる脳浮腫のため32歳で死去。また息子で俳優のブランドン・リーも、映画撮影中の事故のため28歳で他界している。
アナ・キャロリーナ・レストン　ブラジルのスーパーモデル。13歳でデビューし、数多くのファッション誌などで活躍。拒食症による栄養失調により21歳で他界。172cmの身長に対し、死亡時の体重は僅か39kgであった。
ジョン・レノン　ビートルズのリーダー格として世界的大成功を収め、後のソロ時代も含めて幾多の名曲を残したが、40歳で狂信的ファンに射殺される。
ランディ・ローズ　クワイエット・ライオットやオジー・オズボーンのギタリストとして活躍し、後世のギタリストに大きな影響を与えた。飛行機事故により25歳で死去。

[編集] 日本人

赤木圭一郎　日活の伝説的アクション俳優。ゴーカートの事故により21歳の若さで他界。
池田貴族　ミュージシャン、評論家。肝細胞がんのため36歳で死去。闘病中にチャリティーコンサートを開いたり、ガンとの闘いを本として出版したりするなど、様々な活動を行っていた。
伊藤俊人　俳優。黒縁メガネの名脇役としてテレビドラマになくてはならない存在となる。クモ膜下出血により40歳で急逝。
岩田ゆり　タレント・ファッションモデル。TBSの深夜番組『ワンダフル』の第5期ワンギャルとして活動した後、バラエティ番組やファッション雑誌『ViVi』の専属モデルなどで活躍。2006年 9月2日、仕事先のラスベガスで脳内出血のため25歳の若さで急逝。
浮谷東次郎　千葉県市川市出身のレーサー。1965年、鈴鹿サーキットで事故死。享年23。
大場政夫　プロボクサー。WBA世界フライ級王者。同タイトル5度目の防衛を成し遂げた僅か23日後の1973年 1月25日、首都高速で交通事故死。享年23。現役選手権者のまま他界したことから『永遠のチャンプ』と称される。
岡潤一郎　中央競馬の騎手。デビュー一年目に44勝を上げ新人賞を獲得、その後もリンデンリリーでGI エリザベス女王杯を勝つなど活躍したが、落馬事故で意識不明の重体となり、17日後に24歳で死去した。
※岡田有希子　女性アイドル。『ポスト松田聖子』と評されたが、人気絶頂の18歳の時に謎の自殺。その後、日本各地で少年・少女の自殺が相次ぎ、国会でも社会問題として取り上げられた。
※沖雅也　俳優。『太陽にほえろ!』の『スコッチ刑事』役などで有名。31歳の時に飛び降り自殺。
※沖田浩之　俳優・歌手。『3年B組金八先生』に出演して人気を博す。36歳の時に自宅で首吊り自殺を図り、病院へ搬送中に死去。
奥山貴宏　フリーライター、作家。出版社の編集を転々とし、フリーランスとなった2年後に肺がんが判明。余命2年と宣告され、闘病記「ガン漂流」をネット上で連載、書籍化された。若者から熱い支持を受けつつも、2005年4月17日逝去。享年33。
尾崎豊　男性ロック歌手。管理教育の抑圧からの解放を歌い、10代を中心にカリスマ的人気を誇ったが、26歳の時に肺水腫により死去。
華月ヴィジュアル系バンド・Raphaelのギタリスト。2000年10月、自室にて死去。享年19。当時、死因を「薬物摂取」と報道されたことから、ドラッグによるものと誤解されたが、常用していた鎮静剤の多量摂取による副作用が原因。
加藤大治郎　オートバイレーサー。2003年、鈴鹿サーキットで開催されたMotoGP第1戦で転倒。搬送先の病院で2週間後に脳幹梗塞により死去。享年26。
Kami 　ミュージシャン。MALICE MIZERのドラマー。1999年6月21日、くも膜下出血のため自宅にて逝去。
※可愛かずみ　女優・タレント・歌手。高校在学中ににっかつロマンポルノのヒロインで女優デビュー。テレビドラマやバラエティ番組にも出演する他、歌手としても活躍していた。1997年、元恋人の自宅マンションから飛び降り自殺。享年32。
河本栄得　お笑い芸人。高山トモヒロと共にお笑いコンビ「ベイブルース」の一員として活躍。1994年、劇症肝炎のため誕生日前日に25歳で急逝。
菊容子　女優。特撮ドラマ「好き!すき!魔女先生」のヒロイン役で脚光を浴びる。1975年、交際相手の男性に絞殺された。享年24。
北原遥子　元宝塚歌劇団雪組、女優。1985年 8月12日、坂本九たちと共に日本航空123便墜落事故に巻き込まれ死亡。享年24。
久高友雄 サッカー選手。ガンバ大阪、セレッソ大阪に在籍したMF。引退後、胃癌のため36歳で死去。
久保寺雄二　南海ホークス（現ソフトバンク）の内野手。ユーティティープレーヤーだった。急性心不全(ポックリ病の説もあり)により、26歳で急逝。
久和ひとみ　ニュースキャスター・ジャーナリスト。『JNNニュースの森』や『TXNニュースアイ』のメインキャスターとして茶の間の人気を集める。体調不良の為『 - ニュースアイ』を降板して闘病生活を続けたが、2001年に子宮癌のため死去。享年40。
剣晃敏志　元大相撲力士、最高位小結。上位力士相手に怯まず強烈な突っ張りを浴びせるなど、闘志溢れる相撲が持ち味であった。原因不明の汎血球減少症のため死去。享年30。
今藤幸治　元日本代表のサッカー選手。ガンバ大阪に在籍したMF。脳腫瘍のため1998年途中でチームを退団。2003年 4月17日他界。30歳だった。
SACHIKO　歌手。R&Bユニット・DOUBLEで妹のTAKAKOと共に活動。かなりの酒豪で、1995年 5月21日くも膜下出血により死去。
志賀真理子　女性アイドル・声優。20歳の誕生日を目前にした1989年、留学先のアメリカで交通事故により他界。
〆さばヒカル　漫才コンビ・〆さば。享年37。
しんがぎん 漫画家。週刊少年ジャンプで｢鬼が来たりて｣などを連載。2002年、拒食症による栄養失調により29歳で死去。
※杉山登志　演出家、CM ディレクター。資生堂などのテレビCMの演出家として、数多くのCM演出を手掛けたが、1973年12月、東京都内の自宅で「リッチでないのに、リッチな世界などわかりません」の文章で始まる遺書を書き遺して自殺。享年37。
鈴木貴久　大阪近鉄バファローズの外野手・コーチ。いてまえ打線の中軸として活躍、あの10.19決戦で決勝点のホームを踏んだのは語り草。引退後は二軍打撃コーチとして大西宏明、高須洋介、山下勝充らを育て上げた。指導者としての活躍が期待されたが、2004年 5月17日に急性気管支炎で急逝。享年40。
高橋徹　全日本フォーミュラ2レーシングドライバー。23歳の時、富士スピードウェイで壮絶な事故死を遂げる。
高橋良明　男性アイドル俳優・歌手。将来の活躍を期待されるも、16歳の時にオートバイ事故により死去。
多田かおる　少女漫画家。『ラブコメの女王』と称され、『別冊マーガレット』の看板漫画家として『愛してナイト』等を連載。『イタズラなKiss』連載中の1999年、脳内出血にて38歳で急逝。
玉の海正洋　大相撲の力士。第51代横綱。北の富士と並んで「北玉時代」と呼ばれる黄金時代を築いた。虫垂炎にかかりながらも、無理を押して出場したことが祟り、1971年 10月11日、急性冠不全（右肺動脈幹血栓症）のため急逝。享年27。
津田恒実　広島カープの投手。球団初の新人王を受賞。幾多の怪我を乗り越え、当時としては驚異的だった150キロ越えの剛速球を武器に大活躍し『炎のストッパー』と呼ばれたが、脳腫瘍に冒され懸命の闘病生活も実らず32歳で帰らぬ人となる。
※円谷幸吉　マラソンランナー、東京オリンピック銅メダリスト。世間の期待がプレッシャーとなり27歳で自殺。
円谷浩　俳優。円谷英二の孫で、『宇宙刑事シャイダー』主演などで知られる。2001年、肝不全のため37歳で死去。
永井康友　オートバイレーサー。1995年、アッセン（オランダ）で開催されたスーパーバイク世界選手権にて、転倒した他の選手のエンジンオイルに乗り上げてしまい転倒。宙に浮いた自分の車両が体の上に降り落ちてくるという事故により、収容先の病院で死去。享年29。
中川勝彦　ミュージシャン、歌手、俳優。美男子シンガーとして有名で、テレビドラマ等でも活躍していたが、1994年 9月17日に白血病により32歳の若さで逝去した。タレント・声優の中川翔子は実娘。
夏目雅子　女優。映画やテレビなどで幅広く活躍。テレビドラマ『西遊記』の三蔵法師役や、映画『鬼龍院花子の生涯』の主演などで脚光を浴びる。1985年 9月11日、白血病の闘病中に肺炎を併発し、27歳の若さで他界。
新山志保　女性声優。『プロ野球ニュース』のナレーターや『走れ!歌謡曲』のパーソナリティとしても知られる。白血病の闘病中に合併症を発症し、29歳で永眠。
猫田勝敏　バレーボール選手。世界一のセッターと称され、4大会連続でオリンピックに出場。39歳で胃癌により逝去。
※ねこぢる　女性漫画家。シュールでグロテスクな内容をコミカルなキャラクターで表現した。1998年、首吊り自殺。享年31。
橋本真也　『破壊王』の異名を持つ人気プロレスラー。2005年 7月11日、脳幹出血により40歳で急逝。
福田雅一　新日本プロレスなどで活躍したプロレスラー。2000年 4月、試合中に体調を崩し、その後死去。享年27歳。
長谷有洋　声優・俳優。『超時空要塞マクロス』の『一条輝』役などで有名。31歳の時、自宅マンションから転落して死去。
羽生未来　タレント・歌手。海外生活で培われた英語力を生かし、バイリンガルタレントとして活躍。肺癌のため、30歳で永眠。
林由美香　AV女優。美少女系キャラクターで人気を集め、数多くのアダルトビデオやピンク映画などで活躍。2005年、誕生日前日に自宅で病死。享年34。
hide 　X JAPANのギタリストで、解散後もソロとして勢力的に活動した。また世界各国のアーティストとも親交が深かった。1998年、自宅にて33歳で急死。通夜・葬儀には10万人以上のファンが訪れ、後追い自殺も相次いだ。
人見絹枝 　陸上競技選手、ジャーナリスト。1928年、アムステルダム五輪に出場し、800メートル走で銀メダルを獲得。これは、日本人女性として初の五輪メダルとなった。しかしその僅か3年後の1931年、肋膜炎と肺炎を併発し、24歳の若さで亡くなる。
藤井将雄　福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)の投手。中継ぎエースで1999年に最多ホールド賞を受賞しチームの日本一に貢献。この時点ですでに肺癌に冒されており、翌年、31歳で死去。
穂積由香里 タレント。俳優・穂積隆信の実娘で『積木くずし』のモデル。2003年 8月18日、自宅で病死。享年35。
堀江しのぶ　グラビアアイドル。健康美あふれるプロポーションで男性ファンの注目を集め、後に女優・タレントとしても活躍する。1988年、人気絶頂の最中、スキルス性胃癌により23歳で急逝。
本田美奈子.　歌手・女優。1980年代にアイドル歌手としてヒットを連発し、後にミュージカル女優として活躍。2005年初めに体調不良を訴えた際に急性骨髄性白血病と診断され緊急入院。懸命の治療を続けていたが、同年11月6日に38歳で永眠。
松田優作　俳優。ドラマ「太陽にほえろ!」のジーパン刑事役でデビュー。ドラマ「探偵物語」や映画の「遊戯シリーズ（「最も危険な遊戯」「殺人遊戯」「処刑遊戯」）」などに主演し、日本を代表するアクションスターとなる。「ブラックレイン」でハリウッド進出も果たすが、1989年、膀胱癌により40歳(戸籍上は39歳)で死去。
ミヤコ　漫才師。小・中・高校時代から幼なじみのシルクと共に漫才コンビ「非常階段」として活躍。1996年、肺癌のため37歳で死去。
※宮城宗典　バンド「HILLBILLY BOPS」ボーカリスト。23歳の時に飛び降り自殺。原因は未だに不明とされる。
村上幸子　演歌歌手。『走れ!歌謡曲』のパーソナリティも務めていた。急性リンパ腫により31歳で死去。
村田渚　お笑い芸人。お笑いコンビ「フォークダンスDE成子坂」として、『タモリのボキャブラ天国』で活動。その後、坂道コロンブスの松丘慎吾と新コンビ、鼻エンジンを結成したが、クモ膜下出血により、2006年、35歳で死去。
桃井望　AV女優。ロリータ系のAV女優としては希有の高い人気を得て、200本以上のAVに出演したが、刺殺され車の中で男性とともに焼かれた。享年24。
森千夏　陸上選手。女子砲丸投げ日本記録保持者。2004年アテネ五輪日本代表。アテネ五輪に出場する直前から体の不調を訴え、闘病生活を続けたが、2006年 8月9日、虫垂癌のため26歳の若さで急逝。
柳原尋美 女性アイドル。『カントリー娘。』のメンバー。1999年 7月16日、食事から現場となった牧場に向かう途中に交通事故により19歳で死去。奇しくもデビューシングルのリリース直前での悲劇だった。
山田かまち　詩人・画家。氷室京介の同級生としても知られる。17歳の時、エレキギターの練習中に亡くなる。　
山中貞雄　映画監督。若き天才と呼ばれたが、28歳の時中国で戦病死。
吉田直　小説家。主にライトノベルで活躍。代表作『トリニティ・ブラッド』で多くのファンを魅了するが、2004年、肺梗塞のため34歳で息を引き取る。
米森麻美　元日本テレビアナウンサー。結婚後はフリーアナウンサーとして活躍。第1子の出産後、34歳で急逝。
龍興山一人　大相撲の力士。最高位は西前頭10枚目だった。1990年 2月2日の稽古後に虚血性心不全のため急死。22歳。
若井伸之　オートバイレーサー。25歳の時、ロードレース世界選手権の250ccクラスにフル参戦するが、スペインのサーキットで予選中、不意に飛び出してきた観客を避けてコンクリートウォールに激突し、収容先の病院で死亡。
The Water Of Life 本名「清水和彦」。HAPPY DRUG STOREのリーダーおよび「The Water of Life」というソロ歌手で活動。インディーズシーンで人気を誇っていた。滋賀県の自宅へ向かう途中交通事故により急逝。享年32。奇しくもHAPPY DRUG STOREとしての初アルバムのリリース目前での逝去となった。

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