全日本フィギュアスケート選手権

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全日本フィギュアスケート選手権（ぜんにほん-せんしゅけん）とは、日本スケート連盟が主催するフィギュアスケートの日本一を決定する選手権大会である。世界フィギュアスケート選手権、冬季オリンピック、ユニバーシアードの日本代表選考会を兼ねている。

1930年に全日本スピード・フィギュアー・ホッケー選手権大会として第1回が開催された。戦時中止を挟んで2006年には75回を数える大会である。

歴史的に年末に開催されてきたが、1983年から1997年の間は1月の成人の日前後に開催されていた。また、1999年からは全日本シンクロナイズドスケーティング選手権が同時開催されるようになった。

[編集] 大会優勝者

年度	回	男子シングル	女子シングル	ペア	アイスダンス	会場
1930年	1	久保信	未実施	未実施	未実施	日光/日光精銅所
1931年	2	老松一吉	未実施	未実施	未実施	仙台/五色沼
1932年	3	佐藤金吾	未実施	未実施	未実施	下諏訪/秋宮リンク
1933年	4	片山敏一	未実施	未実施	未実施	東京/山王ホテル
1934年	5	片山敏一	未実施	未実施	未実施	東京/朝日ビル、歌舞伎座
1935年	6	片山敏一	未実施	未実施	未実施	東京/伊勢丹本店、芝浦スケート場
1936年	7	北川静二	東郷球子	未実施	未実施	東京/山王ホテル、芝浦スケート場
1937年	8	片山敏一	稲田悦子	未実施	未実施	東京/山王ホテル、芝浦スケート場
1938年	9	片山敏一	稲田悦子	未実施	未実施	東京/山王ホテル、芝浦スケート場
1939年	10	神田博	稲田悦子	未実施	未実施	東京/山王ホテル、芝浦スケート場
1940年	11	有坂隆祐	稲田悦子	未実施	未実施	東京/山王ホテル、芝浦スケート場
1941年	12	有坂隆祐	稲田悦子	未実施	未実施	東京/芝浦スケート場
1942年	13	戦時中止
1943年	14	戦時中止
1947年	15	有坂隆祐	月岡芳子	未実施	未実施	八戸/長根スケートリンク
1948年	16	有坂隆祐	丹羽芳子	未実施	未実施	盛岡/高松池
1949年	17	暖気のため中止	同左	未実施	未実施	諏訪/蓼の海
1950年	18	酒井克巳	参加者無	未実施	未実施	苫小牧/苫小牧王子
1951年	19	有坂隆祐	稲田悦子	未実施	未実施	日光/中宮祠
1952年	20	参加者1名のため中止	参加者無	未実施	未実施	東京/伊勢丹本店
1953年	21	J・B・ジョンストン	月岡芳子	未実施	未実施	東京/後楽園アイスパレス
1954年	22	小林正水	山下艶子	未実施	未実施	大阪/アサヒアリーナ
1955年	23	大橋和夫	山下艶子	未実施	未実施	東京/後楽園アイスパレス
1956年	24	杉田秀男	上野純子	未実施	未実施	京都/京都アリーナ
1957年	25	佐藤信夫	上野純子	下平澄子/小林正水	金子恵似子/竹内己喜男	東京/後楽園アイスパレス
1958年	26	佐藤信夫	上野純子	下平澄子/小林正水	金子恵似子/竹内己喜男	東京/後楽園アイスパレス
1959年	27	佐藤信夫	上野純子	桑名淳子/橋口高次	金子恵似子/竹内己喜男	大阪/難波スケートリンク
1960年	28	佐藤信夫	福原美和	小野田淳子/橋口高次	金子恵似子/竹内己喜男	東京/後楽園アイスパレス
1961年	29	佐藤信夫	上野純子	大岩洋子/垣田一彦	金子恵似子/竹内己喜男	東京/後楽園アイスパレス
1962年	30	佐藤信夫	福原美和	大岩美穂子/道家豊	金子恵似子/竹内己喜男	大阪/難波スケートリンク
1963年	31	佐藤信夫	福原美和	大岩美穂子/道家豊	金子恵似子/竹内己喜男	東京/後楽園アイスパレス
1964年	32	佐藤信夫	福原美和	原田儀子/橋口高次	金子恵似子/竹内己喜男	東京/後楽園アイスパレス
1965年	33	佐藤信夫	福原美和		別所純子/別所敬之	大阪/難波スケートリンク
1966年	34	佐藤信夫	福原美和		湯沢憲子/松本宣久	苫小牧/王子スポーツセンター
1966年	35	小塚嗣彦	大川久美子	岩楯駒子/井口政康	湯沢憲子/松本宣久	東京/後楽園アイスパレス
1967年	36	小塚嗣彦	大川久美子	長沢琴枝/長久保祐	赤広真弓/田村正人	東京/後楽園アイスパレス
1968年	37	小塚嗣彦	山下一美	長沢琴枝/長久保祐	石川洋子/西浜直敏	東京/後楽園アイスパレス
1969年	38	樋口豊	山下一美	長沢琴枝/長久保祐	桜井敏恵/桜井基善	大阪ラサ国際スケートリンク、難波スケートリンク
1970年	39	樋口豊	山下一美	長沢琴枝/長久保祐	阿知波恵子/能登康之	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1971年	40	樋口豊	山下一美	長沢琴枝/長久保祐	阿知波恵子/能登康之	北海道/札幌
1972年	41	佐野稔	渡部絵美	関富士子/道家敏充	桜井敏恵/桜井基善	大阪
1973年	42	佐野稔	渡部絵美		中田芳子/道家敏充	京都/高野アイスアリーナ
1974年	43	佐野稔	渡部絵美		鹿毛みさ/竹田正徳	広島/ヒロシマアリーナ
1975年	44	佐野稔	渡部絵美	荻原恭子/村田澄夫	鹿毛みさ/竹田正徳	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1976年	45	佐野稔	渡部絵美	荻原恭子/村田澄夫	鹿毛みさ/竹田正徳	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1977年	46	五十嵐文男	渡部絵美	荻原恭子/村田澄夫	阿部美千子/堺望	京都/高野アイスアリーナ
1978年	47	松村充	渡部絵美	荻原恭子/尾崎久郎	鹿毛ゆみ子/高橋忠之	広島/ヒロシマアリーナ
1979年	48	五十嵐文男	渡部絵美	岡部由紀子/無良隆志	佐藤紀子/高橋忠之	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1980年	49	五十嵐文男	小林れい子	伊藤俊美/無良隆志	佐藤紀子/高橋忠之	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1981年	50	五十嵐文男	吉田万里子		佐藤紀子/高橋忠之	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1983年	51	染矢慎二	小沢樹里		佐藤紀子/高橋忠之	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1984年	52	小川勝	加藤雅子		佐藤紀子/高橋忠之	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1985年	53	小川勝昇	伊藤みどり		佐藤紀子/高橋忠之	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1986年	54	小川勝昇	伊藤みどり		田中智子/鈴木弘幸	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1987年	55	小川勝昇	伊藤みどり	野上明子/山崎羊一	田中智子/鈴木弘幸	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1988年	56	加納誠	伊藤みどり	野上明子/山崎羊一	田中智子/鈴木弘幸	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1989年	57	加納誠	伊藤みどり	庄司有希/薄田隆哉	滝野薫/滝野賢治	東京/品川プリンスホテルスケートセンター
1990年	58	藤井辰哉	伊藤みどり		滝野薫/滝野賢治	北九州/北九州プリンスホテルアイスアリーナ
1991年	59	鍵山正和	伊藤みどり	井上怜奈/小山朋昭	滝野薫/滝野賢治	横浜/新横浜プリンスホテルアイススケートセンター
1992年	60	鍵山正和	伊藤みどり	井上怜奈/小山朋昭	滝野薫/滝野賢治	神戸/ポートアイランドスポーツセンター
1993年	61	鍵山正和	佐藤有香	川崎由紀子/ テイフォノフ・アレクセイ	白幡カヨ/田中衆史	名古屋/レインボーホール
1994年	62	及川史弘	佐藤有香	川崎由紀子/ テイフォノフ・アレクセイ	都築奈加子/中村和	横浜/新横浜プリンスホテルアイススケートセンター
1995年	63	天野真	横谷花絵		都築奈加子/ リナート・ファルクットディノフ	神戸/ポートアイランドスポーツセンター
1996年	64	本田武史	伊藤みどり		都築奈加子/ リナート・ファルクットディノフ	横浜/新横浜プリンスホテルアイススケートセンター
1997年	65	本田武史	村主章枝	荒井万里絵/田村岳斗	河合彩/田中衆史	長野/ホワイトリング
1997年	66	田村岳斗	荒川静香	荒井万里絵/天野真	河合彩/田中衆史	神戸/ポートアイランドスポーツセンター
1998年	67	竹内洋輔	荒川静香		都築奈加子/ リナート・ファルクットディノフ	横浜/新横浜プリンスホテルアイススケートセンター
1999年	68	本田武史	椎名千里	小笠原牧子/小笠原健雄	都築奈加子/ リナート・ファルクットディノフ	福岡/福岡パピオ
2000年	69	本田武史	村主章枝	小笠原牧子/小笠原健雄	都築奈加子/ リナート・ファルクットディノフ	長野/ビッグハット
2001年	70	竹内洋輔	村主章枝	川口悠子/ アレクサンドル・マルクンツォフ	有川梨絵/宮本賢二	大阪/なみはやドーム
2002年	71	本田武史	村主章枝	川口悠子/ アレクサンドル・マルクンツォフ	渡辺心/木戸章之	京都/アクアリーナ
2003年	72	田村岳斗	安藤美姫	出場無し	渡辺心/木戸章之	長野/ビッグハット
2004年	73	本田武史 199.86	安藤美姫 172.47	川口悠子/ デビン・パトリック 126.38	渡辺心/木戸章之 165.03	横浜/新横浜プリンスホテルアイススケートセンター
2005年	74	高橋大輔 223.12	村主章枝 174.16	出場無し	渡辺心/木戸章之 162.50	東京/代々木第一体育館

※第23回は規定は神奈川スケートセンター、第44回は蒲田東急スケートセンターで開催

※1981-1982年シーズン迄は12月末に開催されていたが、翌シーズン（1982-1983年）からは一月開催となった。従って暦上1982年に全日本選手権は開催されていない。また、その後長野オリンピックのシーズン（1997-1998）から再度12月開催となり、暦上1997には二度全日本選手権が開催されている。

[編集] TV放送

2003年まではJNN杯が授与されており、テレビ放送権もTBSが長らく維持してきた。2004年からはフジテレビが地上波の放映権を獲得している。同局では競馬中継の関係で生放映が難しい事情もあって録画放映となっているが、2005年の大会では12月25日に放映された女子フリー演技において視聴率（ビデオリサーチ調査/関東地区）が33.7%を記録した。

[編集] 2006年・第75回大会

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