本田武史
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本田 武史（ほんだ たけし、1981年3月23日 - ）は、日本のプロフィギュアスケーター、TV解説者。福島県郡山市出身。東北高校卒業、法政大学法学部通信教育部中退。IMG所属。
- 長野オリンピック、ソルトレークシティオリンピック日本代表。
- 世界選手権3位入賞2回。
- 四大陸選手権優勝2回。
- 日本男子初のグランプリシリーズ優勝者
- 全日本選手権優勝6回。
- 全日本選手権史上最年少優勝記録（14才）保持者。
- 近年の日本の男子フィギュアスケート界を引っ張って来た第一人者。
- 世界でもトップレベルのクワドラプル・ジャンパー（4回転ジャンプを飛べる選手）。
- 代表的なプログラムは、ソルトレークシティオリンピックで披露したローリー・ニコル振付の「アランフエス協奏曲」。
[編集] 経歴
- 7歳からショートトラックを始め、ジャンプ力を買われて9歳でフィギュアに転向。小学3年で初めて郡山市の競技会に出場し、優勝した。
- 中学生の時、仙台市の「泉リンク」で指導していた長久保裕（元札幌五輪ペア代表）に師事するべく、母親と2人で仙台へ転居している。中学2年の全日本ジュニア選手権でトリプルアクセルに成功。中学3年で、史上最年少の全日本選手権優勝を果たす。
- 長野オリンピック直前の1997年12月から、米国のガリーナ・ズミエフスカヤ（ロシア）に師事するも、同オリンピックの終了した1998年12月にはカナダに拠点を移し、オリンピック2大会連続銀メダルのエルビス・ストイコ（カナダ）らを育てたカナダの名将、ダグラス・リーに師事する。
- 1998年の世界選手権で4回転トゥーループに成功。1999年の四大陸選手権優勝。同年のスケートカナダで、グランプリシリーズ初の表彰台となる3位に入賞。
- 2002年の4大陸選手権では1つのプログラムに2つの4トゥループ、1つの4サルコウを成功させ、技術点で6.0を叩き出し本田にとって過去最高の演技に数えられた。
- 2002年のソルトレークシティオリンピックでは、ショートプログラムで「ドンキホーテ」の曲に合わせて、４回転トーループ・３回転トーループのコンビネーションジャンプと3回転半アクセルを成功させ、ノーミスの演技をして1位のアレクセイ・ヤクディンに次ぐ2位につけた。メダルが期待されたフリープログラムでは4回転トーループジャンプの際に着氷でステップアウトしてしまいそのミスが最後まで響き、4位となり惜しくもメダルを逃す。
- 2002年頃までは、主にローリー・ニコルに振付を依頼していたが、ニコルがティモシー・ゲーブル（米）の振付も手掛けるようになった頃から、イメージチェンジも兼ねて、振付師をジュゼッペ・アレナに替えている。2003年の四大陸選手権では、トゥーループとサルコウの2種類の4回転を成功させて優勝した。
- 2003-04年と2004-05年の2シーズンは、怪我で試合に出られない状況が続く。
- 2005年10月27日に、2005-06年シーズン限りでアマチュア選手を引退することを表明。結局高橋大輔や織田信成らの日本男子若手の台頭に伴い、トリノオリンピック出場を逸した。2005年12月の全日本選手権が本田の現役最後の大会となった（5位）。2006年四大陸選手権代表に選出されたが、引退したため辞退した。
- その後、2006年にアイスショー「シアター･オン･アイス」でプロ転向を表明。アルベールビルオリンピック金メダルのペトレンコ（ウクライナ）より「プロの世界へようこそ」と歓迎された。
- プロスケーター選手として活動する傍ら、2006-07年シーズンから主に男子シングルのTV解説者としてもデビューを果たしている。
[編集] 主な成績
- 1995-96年
- 1996-97年
- スケートアメリカ6位
- スケートカナダ9位
- NHK杯9位
- 全日本選手権優勝（2連覇）
- 世界フィギュアスケート選手権10位
- 1997-98年
- 長野オリンピック15位
- 世界選手権11位（予選にて4回転ジャンプ成功）
- 1998-99年
- スケートカナダ5位
- NHK杯2位
- 四大陸選手権優勝
- 世界選手権6位
- 1999-00年
- スケートカナダ3位
- NHK杯6位
- 全日本選手権優勝
- 四大陸選手権5位
- 世界選手権10位
- 2000-01年
- スケートカナダ5位
- NHK杯4位
- 全日本選手権優勝（2連覇）
- 四大陸選手権2位
- 世界選手権5位
- 2001-02年
- スケートアメリカ2位
- NHK杯優勝
- グランプリファイナル5位
- 四大陸選手権2位
- ソルトレークシティオリンピック4位
- 世界選手権3位
- 2002-03年
- スケートカナダ優勝
- ラリック杯3位
- NHK杯2位
- 全日本選手権優勝
- 四大陸選手権優勝
- 世界選手権3位
- グランプリファイナルは怪我のため、棄権
- 2003-04年
- スケートアメリカ2位
- スケートカナダ3位
- 2004-05年
- スケートカナダ7位
- NHK杯7位
- 全日本選手権優勝
- 世界選手権は予選で棄権、不出場扱い
- 2005-06年
- スケートカナダ4位
- キャンベル国際優勝
- NHK杯9位
- 全日本選手権5位（179.64）
- ジャパンオープン2006 優勝 (FS 119.70 『男子5位』) （日本チームとして。他に高橋大輔 安藤美姫 浅田真央）
[編集] 外部サイト
- ISU Crystal Report - Takeshi HONDA
- 本田武史ファンサイト
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