ロードアイランドデザイン学校
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ロードアイランドデザイン学校（Rhode Island School of Design、略称：RISD/発音：リズディー）はアメリカ合衆国ロードアイランド州プロビデンスに立地する美術専門学校。全米の美術学校の中で最長の歴史を誇る。
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[編集] 歴史
1877年創立。19世紀末に向けてのアメリカ合衆国での万国博覧会ブームは、美術学校、美術館設立の機運を大きく高めたが、シカゴ・アート・インスティテュートやボストン美術館などと同様、その流れのなかで設立されている。いずれの機関も美術館と美術学校の一体的な設立・運営を特徴とする(20世紀に入ると学校認可のハードルが次第に高くなるため、この方式は難しくなる)。RISDの創立にさいしては、バニスター(Edward Bannister)やウィテカー(George Whitaker)などのプロビデンス在住の画家・愛好家から人的・物的な支援を多く受けている。とくにプロビデンス・アート・クラブ(1880年設立のアメリカ合衆国で「2番目に古い美術サークル」とされている)とは、互いの草創期の歴史を多く共有している。20世紀に入り、ホーマー(Eleazer Bartlett Homer)学長のもと規模を拡大し、今日の隆盛の基礎が出来あがる。 学生数は約2,300人。近くにあるブラウン大学とは姉妹校であり、クラブやイベントを通しての交流も深い。追加授業料なしで受講できるクラスもある。19種類の専攻分野がある。
[編集] キャンパス
RISDのキャンパスは塀の中ではなく、学校の建物と街とが調和するユニークなキャンパスである。この『キャンパス』内には寮、食堂、教室、購買部等以外にも、美術館 (RISD Museum) や Nature Lab がある。
[編集] 特徴
アメリカ合衆国の美術大学の中では受験倍率がもっとも高い大学の一つであり、時に「美大のハーバード」と呼ばれることもある。絵画・彫刻などのファインアート系はもちろん、工業デザイン、グラフィックデザインなども人気である。大学院もあり、U.S. News & World ReportなどのMFAランキングでは、シカゴ・アート・インスティテュート、イェール大学などと例年一位を競い合っている。RISDが定評があるのは、その確固たる伝統に負うところが大きい。美術専門の大学でありながら、一般教養科目にも力を入れているのも草創期からの伝統である。 京都精華大学と交換留学のプログラムを提携している。
[編集] 主な出身者
- ガス・ヴァン・サント：映画監督
- メアリー・ランバート：映画監督
- マーサ・クーリッジ：女優
- デイル・チフーリ：ガラス工芸家
- クリス・ヴァン・オルズバーグ：児童文学作家
- デービッド・マッコーレイ：イラストレーター
- ジル・スチュアート：ファッションデザイナー
- ニコル・ミラー：ファッションデザイナー
- ジェニー・ホルツァー：アーティスト
- トーキング・ヘッズ：ミュージシャン
- マリッサ・ナードラー：ミュージシャン
- ヘザー・ノヴァ：ミュージシャン
- セス・マクファーレン：アニメーター
- アレック・ロス：コミック・アーティスト
[編集] 外部リンク
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