ドラえもんの道具 (いあ-いと)
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ドラえもんの道具 (いあ-いと)では、藤子・F・不二雄の漫画及びアニメ『ドラえもん』に登場するキャラクターであるドラえもんが、腹部の四次元ポケットから出す道具(ひみつ道具)のうち、読みが「いあ」で始まるものから「いと」で始まるものまでを列挙する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] いいことポイントカード
いいことポイントカードは、大山のぶ代版アニメ『いいことポイントカード』(1999年12月10日放映)に登場する、テレビアニメオリジナルの道具。
このカードを身につけ、1日で5回いいことをするとカードが欲しい物と店などで交換することが出来る。ただし、悪いことをすると貯めたポイントから減点されてしまう。
[編集] イージー特撮カメラ
イージー特撮カメラ(-とくさつ-)は、『超大特撮映画「宇宙大魔神」』(てんとう虫コミックス20巻に収録)に登場。
手軽に特撮映像を撮る事ができるカメラ。映像の編集・合成などが簡単にでき、また映写機としても使用できる。
[編集] いいとこ選択しボード
いいとこ選択しボード(-せんたく-)は、『顔か力かIQか』(てんとう虫コミックス40巻に収録)に登場。
このボードを身に付け、P(体力指数)、L(かっこよさ指数)、IQ(知能指数)のレバーを操作すると、その分だけ自分自身の能力も変化する。ただし、3つの指数を同時に高めることはできず、どれか1つの指数を上げるとその分だけ他の指数が下がる。
[編集] イイナリキャップ
イイナリキャップは、『イイナリキャップ』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」5巻に収録)に登場。
円形のアンテナがついた受信帽と、矢印がついた送信帽の2種類から成る。受信帽をかぶった人や動物は、送信帽をかぶった人や動物の言う事に絶対に逆らうことが出来ない。かぶった動物が人間の言葉を話せるようになるという効果もある。
[編集] いいわ毛
いいわ毛(-け)は、『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻に収録)に登場。
この毛を頭に付けると、うまい言い訳ができるようになる。
[編集] 家の感じ変換機
家の感じ変換機(いえ-かん-へんかんき)は、『よい家悪い家』(てんとう虫コミックス31巻に収録)に登場。
外見は電気蚊取り器に似ていて、コンセントにつないで使用する。表面にプレートを乗せると、そのプレートの内容にあった効果が家全体に現れる。
「楽しい家」のプレートの場合、場に合った音楽の演奏、自動で部屋まで動くスリッパ、ミラーボール電灯、メリーゴーランド座布団、ゲームトイレ(うまく小便を的に当てるとくす玉が割れる)などの来客を楽しませる仕掛けが働く。
一方、「怖い家」のプレートの場合、用途が「嫌な客を帰すため」であるので、不気味な音楽の演奏、自動スリッパ(こちらは履いた人の顔にスリッパをぶつけたり、天井に頭をぶつけさせたりする)、ドアや電灯・ジュースなどの故意の衝突、滑りやすい座布団、噛み付いてくるトイレなど様々な嫌がらせの仕掛けが動く。
[編集] 家元かんばん
家元かんばん(いえもと-)は、『家元かんばん』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場。
その看板に「○○流家元」と書いて、家の門に貼り付けておくと、その家が家元となり、客が習いに入ってくる、という道具である。
[編集] 怒りエネルギー観測チャート
怒りエネルギー観測チャート(いか-かんそく-)は、『ジャイアン台風接近中』(てんとう虫コミックス35巻に収録)に登場。
怒っている人の動きと怒っている度数を、台風のように示すチャート。薄いので、丸めて持ち運ぶこともできる。
[編集] イキアタリバッタリサイキンメーカー
イキアタリバッタリサイキンメーカーは、『へやいっぱいの大ドラやき』(てんとう虫コミックス20巻に収録)に登場。
かなり大仕掛けな機械だが、その名の通り「行き当たりばったり」で細菌を製造する機械。どんな性質の菌が出来るのか不明なため、場合によっては大惨事になりかねない、割と危険な道具である。登場作品の冒頭で、ジュースばかり飲んでいてママにしかられたのび太が、部屋に戻ると、ドラえもんがこの機械を操作していた。ドラえもんはのび太に声をかけられると、ものすごい速さでポケットにしまってしまうシーンが有るが、その際の説明でもドラえもんはこの道具の危険性をのび太に説いている。
[編集] 生き物飼育ジオラマブック
生き物飼育ジオラマブック(い-ものしいく-)は、『生き物しいくジオラマブック』(カラー作品集1巻に収録)に登場。
実際の生き物の卵や幼虫などを育てる環境を備えたジオラマの本。ジオラマの中では時間を自在に動かす事ができるので、1日足らずで卵や幼虫を大人に育てることが可能である。作中では、この道具を使ったのび太が蝶・蛙・セミの観察日記を1日で書いた。
[編集] 石ころぼうし
※石ころぼうしの項目を参照。
[編集] イシャ料しはらい機
イシャ料しはらい機(-りょう-き)は、『ポカリ=百円』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場。
「イシャ料」は文字通り「慰謝料」のことで、あるターゲット人物から特定の被害を受けた場合、ターゲットの資産(現金以外の動産も換価されて支払われる)から「イシャ料」を捻出させ、自動的に支払いが行われる機械。「イシャ料」は機械を操作する側が自由に設定する事が出来る(「げんこつ一発あたり100円」など)。
[編集] イジワールの効き目をなくすクスリ
※悪魔のイジワールを参照。
[編集] いす改良機
いす改良機(-かいりょうき)は、『いすかいりょう機』(「小学二年生」1984年3月号掲載)に登場。
この機械を椅子に取り付け、マイクで命令するとその通りの形(座席を柔らかくする、空を飛べるようにする、勉強に集中しなかったり解答を間違えたら自動で座っている人を殴りつける、など)に椅子が改良される。
[編集] 異説クラブメンバーズバッジとマイク
異説クラブメンバーズバッジとマイク(いせつ-)は、『異説クラブメンバーズバッジ』(てんとう虫コミックス23巻に収録)に登場。
『地球空洞説』などに代表されるような、現実の科学では有り得ない異説を「信じる」メンバーが、実際に「信じた」異説通りの現象を体験できるようにするための道具。「バッジ」を身に着けている人間にのみ効力が有り、その「異説」の内容は「マイク」によって宣言する。
[編集] いたずらオモチャ化機
いたずらオモチャ化機(-かき)は、『いたずらオモチャ化機』(てんとう虫コミックス36巻に収録)に登場。
六連発のリボルバーのような形の道具で、これを何かに向けて引き金を引くと目に見えない光線が出る。その光線が当たるとその道具はジョークグッズに化ける。
『プープークッション』に『パンチガム』と、有りがちなジョークグッズでスネ夫に遊ばれたのび太はドラえもんにこの道具を借りてスネ夫に仕返しした。おかげでスネ夫はパニックに陥り押入れに閉じこもってしまう。
[編集] いただき小判
いただき小判(-こばん)は、『いただき小ばん』(てんとう虫コミックス13巻に収録)に登場。
名前の由来はコバンザメの別名であるコバンイタダキ。その由来の生物のように、これを付けると体が縮み、通りすがりの人にくっついてその人に運んでもらうことが出来る。
[編集] いたみ止め
いたみ止め(- ど -)は、『テスト・ロボット』(てんとう虫コミックス7巻に収録)収録に登場する。
のび太がジャイアンに殴られることに備えてドラえもんが用意した医療品だが、実際には使用されなかったため、詳細は不明。
これと同時に用意された医薬品に「自動まきほうたい」「すぐきずを治すばんそうこう」がある。
[編集] 痛みはね返りミラー
痛みはね返りミラー(いた-かえ-)は、『痛みはね返りミラー』(藤子不二雄ランド11巻に収録)に登場。
この鏡を持って人に暴力を振るわれると、暴力を振るった人は自分が与えた痛みの2倍の痛みが跳ね返ってきて、また暴力を振るわれた人は痛みを全く感じないようになる。また、この鏡を持った人が他人に暴力を振るった時も同じ効果になる。
[編集] いたわりロボット
いたわりロボットは、『いたわりロボット』(てんとう虫コミックス「ドラえもん+」5巻に収録)に登場。
小さな女性の人形だが、心が傷ついた時や落ち込んだ時などに背中のボタンを押すと等身大化し、優しく励まして元気付けてくれる。しかし使用者がどんなに自分に非や怠けがあったとしても最大限に美辞麗句と虚構の賛辞を並べ立てて励ますため、あまり頼ってばかりいると本当に甘ったれで駄目な人格になってしまう虞のある恐い道具。
[編集] 位置固定スプレー
位置固定スプレー(いちこてい-)は、『横取りジャイアンをこらしめよう』(てんとう虫コミックス33巻に収録)に登場。
このスプレーを吹き付けた物は、その物が置かれている定位置を覚える。即ち、物を定位置から動かした後で持った人が手を離すか、定位置から離れてから10分経つと、自動的に物が定位置に戻る。
[編集] 一時預けカード
一時預けカード(いちじあず-)は、『一時あずけカード』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」3巻収録)に登場。
三角形のカードと四角形のカードが一体化したカードがセットとなっている。まず四角形のカードを貼り付けたものを他人に渡すと、どんな事があってもその人はその物を預かってくれる。預けた物を返してもらいたい時には、三角形のカードが預けた人の居場所まで飛んでいってくれる。
[編集] いっすんぼうし
いっすんぼうしは、『いっすんぼうし』(てんとう虫コミックス16巻に収録)に登場。
いっすんぼうしは、約5cmぐらいの小さな帽子で、かぶった人間やロボットを帽子のサイズに丁度合う程度に小さくさせることができる。
[編集] いつでもスキー帽
いつでもスキー帽(-ぼう)は、『雪はなくてもスキーはできる』(てんとう虫コミックス21巻に収録)に登場。
被って帽子についているダイヤルを回すとその分だけ雪が降る。ただしこの雪はあくまで本人だけが感じるのであって、第三者からは空中に浮いているように見える。いわゆるバーチャルリアリティを体験できる道具である。
雪を消すのには帽子を脱がなくてはいけない。
[編集] いつでもどこでもスケッチセット
いつでもどこでもスケッチセットは、『いつでもどこでもスケッチセット』(てんとう虫コミックス41巻に収録)に登場。
「地図呼びだしキー」を押してディスプレイの世界地図から描きたい地点を指定、そこの風景や対象物を付随しているペンを手に持って描くことが出来る。さらに「タイム変換キー」を押すことでその場所の過去や未来の絵も描くことが出来る。専用の「スケッチブック」があるが、ドラえもんは「スペア・スケッチブック」も所有している。
[編集] いつでも日記
いつでも日記(-にっき)は、『いつでも日記』(てんとう虫コミックス10巻に収録)に登場。
表紙に「日記」と書かれた日記帳。これに日記を書こうとすると、手がひとりでに動き、記憶にないような過去のことでも正確に日記を書くことができる。
更に、未来のことも日記に書くことができる。未来の日付として書かれた内容は、書いた者がこれから辿る運命であり、決して逃れることはできない。
[編集] いつでもポスター
いつでもポスターは、『七万年前の日本へ行こう』(「小学三年生」1990年7月号掲載)に登場。
このポスターを壁などに貼り付け、行きたい時代を書き込むと、その時間へ通じるドア型のタイムマシンとなる。ただし、このポスターが貼られた高度は行き先の時代でも同じであるため、2階の壁に貼って注意しないで向こうに行くと落下したり、1階の壁に貼ると火山の噴火に伴うマグマで燃え尽きてしまったりする。
[編集] 一発逆転爆弾
一発逆転爆弾(いっぱつぎゃくてんばくだん)は、『一発逆転ばくだん』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」3巻に収録)に登場。
この爆弾を投げつけて爆発させると、その場にあるものの勝敗が逆転する。例えば野球をやっているテレビに投げつければ負けているチームがホームランを連発するなどして逆転し、ラジコンを人の家の庭に飛び込ませて怒られる時に爆発させると泥棒の侵入を見つけて逆に褒められたり、テレビの特撮番組に投げつけると悪役がヒーローに勝つなどする。
[編集] 糸なし糸電話
糸なし糸電話(いと-いとでんわ)は、『糸なし糸でんわ』(カラー作品集1巻に収録)等に登場。
糸電話の紙コップのような形状をした電話。現在のトランシーバーとほぼ同じものと言える。
『のび太とアニマル惑星』に登場した時は探検ごっこセットの一つとなっていたが、名前が「糸なし糸電話型トランシーバー」というように微妙に変わっていた(映画劇中では単に「糸なし電話」と呼称)。また、転がすことで、特定の糸なし電話の元へ誘導するという機能も登場した。