CRI ADX
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CRI ADXとは、株式会社CRI・ミドルウェアによって開発・販売されている音声データの格納・再生を行うミドルウェアとそのデータ形式。主にゲームソフト等に用いられる。音声ファイルを通常の25%程度に圧縮できるとしている。同社の主力商品。
[編集] 製品概要
Windowsやプレイステーション2、ニンテンドーゲームキューブ、プレイステーション・ポータブル、Xbox、ニンテンドーDSなど様々なプラットフォームに対応することによって、1,000以上のゲームに採用されている。
また、ムシキングやTHE IDOLM@STERなど、アーケードゲームでの採用事例もある。
なお、このミドルウェアを使用した場合は、必ず起動時などユーザーの目にするところにロゴを表示した上、パッケージにも同様のロゴを表示することが義務付けられる。
[編集] 形式
パソコン用やプレイステーション2用ゲームなど、ゲームデータのファイル名などが確認できるものにおいては、その多くに拡張子.adxを含み、データ内に「(c)CRI」の表示が確認できる。なお、複数のADXデータを1ファイルに格納する形式もあり、それには拡張子.afsがつけられる場合が多い。
ちなみに、これらの形式のファイルは、インターネット上で展開ツールがフリーウェアとして公開されており、簡単に元のWAV形式に復元することが可能である。
再生時の特長としては、複数のストリームを制御することによって、同時に2つ以上の音声ファイル(BGMと台詞など)を再生することが可能である。
[編集] CRI Sofdec
CRI Sofdecとは、株式会社CRI・ミドルウェアの開発した動画データの圧縮・再生を行うミドルウェア。かつて「CRI MPEG Sofdec」と呼ばれていたものである。音声部分に上記のADX形式を利用する。