超乳フェティシズム

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超乳フェティシズム（ちょうにゅう-）とは、現実では絶対にありえないほど巨大な乳房に関する性的空想を特徴とする性的フェティシズムである。主にインターネットコミュニティ上やアダルトゲーム、同人誌などの一部で呼称される。

[編集] 巨大な乳房を表す呼称のバリエーション

昭和末期までは巨大な乳房を表す呼称として「ボイン」や「デカパイ」などのカタカナ語が主流であったが、平成以降ではそれらに代わって「巨乳(きょにゅう)」「爆乳(ばくにゅう)」「超乳(ちょうにゅう)」などの「漢字一文字 + 乳」が主流となり現在に至っている。それぞれの語が表す巨大さの程度には明確な定義が存在しない。しかし、主にインターネットコミュニティ上では以下の範囲で使われる場合が多い。これらのうち、巨乳に近い爆乳までは現実で目にする機会も多いが、超乳に近い爆乳以降はほとんどフィクションの中のみの存在である。

巨乳：Dカップ程度～Gカップ程度
爆乳：Gカップ程度～サッカーボール大程度
超乳：サッカーボール大程度～上限なし(「超々乳」などと表現する場合もある)

魔乳や鬼乳、奇乳と表現するものもあるが、これらは元々きちんとした意味のある用語であるため、基本的には正しくない表現である。

[編集] 超乳を表現した作品・商品

ジャンルとしては、絵画(CG)、漫画、アニメ、小説、ゲーム、人形、コラージュなどがあり、それらのほとんどが成人向けである。しかし、少数ではあるが少年漫画雑誌に掲載された一般向け漫画も存在する(例：「彼女はデリケート」等のカジワラタケシ名義による漫画、「ロボットポンコッツ(漫画版)」、「エイケン」、「ソリャナイゼみるきいライフ」)。成人向けで超乳表現がある漫画やゲームのほとんどは膨乳表現と組になっている。膨乳によって超乳化するシーンがある作品一覧は外部リンクにある膨乳作品データベースが詳しい。同人作品では、オリジナルの他に、超乳でない既存のキャラクターが超乳になった状態をパロディーや二次創作として表現したものがある。

[編集] 重力からの開放

超乳の表現においては、重力を無視しない場合と無視する場合がある。重力を無視しない場合、乳が地面に垂れてしまうため、ふっくらした魅力的な形を維持できないことや日常の行動に支障が出ることは確実である。重力を無視する場合、現実的ではないが魅力的な形の維持や日常の行動が可能である。ただし、いずれの場合でも、超々乳以上のレベルになると、壁状やベッド状の肉塊に身体が貼り付いている状態になり、直立することや身動きすることが全く不可能となる。