愛・地球博記念公園
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愛・地球博記念公園（あい・ちきゅうはくきねんこうえん）は、愛知県愛知郡長久手町大字熊張字茨ケ廻間乙1533-1に2006年夏から順次開設されている公園である。
2005年日本国際博覧会（愛知万博、愛・地球博）長久手会場跡地を活用するためと、万博の事績を残すために開設されることになった。
愛称は万博公式キャラクターのモリゾー・キッコロに因んで、「モリコロパーク」となった。
名称及び愛称は、2006年1月12日にどちらも「21世紀にふさわしい公園づくり委員会」による公募によって決定されたものである。
なお、愛知万博長久手会場は、かつての一般県営公園の「愛知青少年公園（1970年開園、2002年閉園）」であり、会期中も取り壊されずに残された既存施設も順次再開される予定である。
具体的には万博で使用された施設のうち、「グローバルハウス（温水プール・アイススケート場＝万博会期中は使用不可）」「地球市民村センターハウス（愛知国際児童年記念館）」「わんパク宝島・ロボットステーション（愛知県児童総合センター）」「グローバル・ループ（グローバルコモン３と４の間のみ保存）」・「大観覧車」・「サツキとメイの家（となりのトトロ）」・「グローイングヴィレッジ（森の広場）」・「自然体感遊具」・「森林体感ゾーン」・「森のビジターセンター（フィールドセンター）」・「日本庭園」・「迎賓館・レセプションホール（愛・地球博記念館）」・「レストラン棟（グローバルコモン６）」などが順次開園・開所される予定である。
また、愛知青少年公園時代にあった設備で会期中は整地され別のパビリオンが建っていた「キャンプ場」・「球技場（野球場・サッカー場等）」も再度整備される予定。
公園の所有と整備・管理は引き続き愛知県が行うが、公園の種別が一般県営公園から都市計画公園（広域公園）に変更されたことから、総合的な整備と管理を（財）愛知県都市整備協会が請け負い、公園内の施設の一部の管理をかつての公園整備・管理請負者である（財）愛知公園協会（旧愛知青少年公園協会）が行っている。
なお、本公園とは別施設ではあるが、長久手会場の東ゲートおよび東ターミナルの跡地は、愛知県と科学技術交流財団が共同で愛・地球博の剰余金を活用し、愛・地球博の理念と科学技術を継承・発展させる施設「愛知県科学技術交流センター（仮称）」として整備する計画で、現在、施設の内容を検討中である（開設年未定）。
《開園箇所》
- 公園正門・ロータリー（旧北ゲート）
- 駐車場（旧企業パビリオンゾーンA：有料）
- サツキとメイの家（会期中と同じ・内部の観覧の「抽選制」も継続：有料）
- 大観覧車（旧モリゾー・キッコロメッセ前広場：有料）
- 東海一の高さを誇る全高88mの大観覧車
- ファミリー愛ランド（旧モリゾー・キッコロメッセ前広場：有料）
- ファミリースインガー
- ドルフィンパラダイス
- あそびの広場 ファンタジア
- こどもの広場（旧モリゾー・キッコロメッセ前広場）
- 屋根つき休憩所（会期中と同じ 旧 遊びと参加ゾーン屋根つき休憩所）
- モスバーガー（旧 遊びと参加ゾーン屋根つき休憩所の飲食店を改装）
- 愛知県児童総合センター（旧わんパク宝島・ロボットステーション：中学生以下無料）
- こどもの広場「自然体感遊具・散策の森」（会期中と同じ）
- （「森の広場（旧グローイングヴィレッジ）」「水の広場」「風の広場」「散策の森」など）
- 愛知国際児童年記念館（旧地球市民村センターハウス：一部有料）
- 期間限定で万博で展示したロボットを展示
- 日本庭園（会期中と同じ。茶室は第2期開園時に再開予定）
- 愛知万博の理念と成果を継承するメインスペース「イデアの広場」と「グラウンド」「球技場」「キャンプ場」以外の施設が開園する予定。
第3期 開園 2010年ごろの予定。
- 残りの施設がすべて整備・開設される予定。その際に「イデアの広場」が開設され、そこの中心施設として屋上緑化のドーム型の施設「地球市民交流センター（仮称）」を開設。内部は、瀬戸会場の市民パビリオンの「対話劇場」を受け継ぐ「ダイアローグ（対話）広場」や「フレンドシップ広場」、体育館などで構成される予定で、瀬戸日本館が採用した自然換気の煙突ソーラーチムニーや、森の冷気を引き込むクールチューブを設置。壁面には、バイオ・ラングを設置する予定である。また、「グローバルループに類似した遊歩道」も設置される予定。
- その他、東ゲート跡地の整備が予定されている（「愛知県科学技術交流センター（仮称・構想段階）」）。
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[編集] 愛知万博記念行事
- 毎年開幕・閉幕周年事業として、イベント、観覧車のライトアップなどを行うこととなっている。
- 毎年12月は、本公園内をコースとして「愛知万博メモリアル 愛知県市町村対抗駅伝競走大会」が実施される。
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- 略称は「愛知駅伝」。愛知駅伝実行委員会が主催。
- 愛知万博をメモリアルイベントを通じ次世代へ語り継ぐと同時に、愛知県内各市町村の交流、市町村合併後の一体化の促進、県民意識の高揚、県民スポーツの振興を主目的として実施される。
- 第１回は2006年12月2日（土）に実施された。当日は「サツキとメイの家」の観覧は中止となった。
[編集] 交通アクセス
[編集] 関連項目
- 愛知青少年公園（前身）
- 2005年日本国際博覧会
- あいち海上の森センター - 愛知万博の瀬戸愛知県館を閉幕後整備した施設、海上の森の管理施設
[編集] 外部リンク
- 愛・地球博記念公園 暫定基本計画
- 愛・地球博記念公園
- ２００５年日本国際博覧会（愛・地球博）
- 科学技術交流センター計画（科学技術交流財団ホームページ）
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