富士根駅
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富士根駅（ふじねえき）は、静岡県富士市天間にある東海旅客鉄道（JR東海）身延線の駅。特急「ふじかわ」は通過し、普通列車のみが停車する。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線をもつ地上駅。線路はほぼ南東から北西に走り、駅舎は線路の南西側に設けられている。のりばは駅舎側から1番線、2番線で、それぞれ甲府方面、富士方面の列車が発着する。
かつては当駅から近在の製紙工場へ引込み線がのびていた。駅の入山瀬方にはその路盤が残っており、一部がそのまま保守車両の車庫として使われている。また駅の入山瀬方にはそのころ使われていた片亘り線も残されており、保守車両の出入りに利用されている。その他1番線の線路と駅舎との間に、駅の入山瀬方から駅舎の脇に至る側線が1本敷かれている。
開業当初からの駅舎が木造平屋建て瓦葺で、待合所部分の天井が高いのが特徴的である。かつては駅員が配置されていたが1998年（平成10年）に無人駅となり、待合所にあった窓口は壁で覆われてしまった。当駅には自動券売機等は設置されていないため、当駅で切符を購入することはできない。
[編集] 駅周辺
にぎやかな市街地に位置する駅。駅の近くでは南東から、潤井川、県道176号、身延線、国道139号がほぼ並行する形で走っており、駅前と県道176号とを県道397号が結んでいる。県道176号は駅の北西側で進路を変え、身延線を渡ってから駅の北約800mの権現交差点で国道139号に接することとなる。
駅の附近には製紙工場が多いほか、富士市立天間小学校、富士市天間公民館、富士根郵便局などがある。
[編集] 歴史
- 1913年（大正2年）7月20日 - 富士身延鉄道により開業。
- 1938年（昭和13年）10月1日 - 富士身延鉄道を国が借り上げ。
- 1941年（昭和16年）5月1日 - 国有化され国鉄身延線の駅となる。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄の分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 1998年（平成10年） - 無人化。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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