地獄の門 (映画)
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『地獄の門』(じごくのもん、原題:Paura nella città dei morti viventi)は、ルチオ・フルチ監督のゾンビものホラー映画。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
フルチが『サンゲリア』に続いて発表したゾンビ映画第2弾。そのグロ描写はフルチの作品の中でも群を抜いていると評判で、脳みそが飛び散り、口から内臓が噴き出し、頭をドリルが貫通し、ウジの大群が降り注ぎ・・・と、とにかく吐き気を催すような気持ち悪いシーンのオンパレードである。
本作品に登場するゾンビは半分悪霊みたいなもので、突然消えたり現れたりするのが特徴。メーキャップもかなり不気味である。
ちなみに、舞台となる「ダンウィッチ」は、ラヴクラフトやクトゥルフ神話作品に登場する町の名前である。
主演のカトリオーナ・マッコールは、日本=フランス合作の『ベルサイユのばら』(1979年)でオスカル役を演じた美人女優。この後立て続けに、フルチ監督の『ビヨンド』『墓地裏の家』にも出演している。
[編集] あらすじ
ダンウィッチ。地図にも載っていないこの小さな町で、ある日トーマス神父(ファブリツィオ・ジョヴィーネ)が首を吊って自殺した。以来、町では奇妙な出来事が相次ぐようになった。
神父の自殺と言う、この神への冒涜行為により、町では地獄の門が開かれようとしていたのだ。万聖節の夜までに門を閉じなければ、悪霊が世界にはびこり、人類は死滅してしまう。
事件を察知した霊媒師マリー(カトリオーナ・マッコール)は、新聞記者ピーター(クリストファー・ジョージ)共にダンウィッチへ向かうが・・・・・・。
[編集] スタッフ
- 監督: ルチオ・フルチ
- 製作: ジョヴァンニ・マッシーニ 、ロベルト・E・ワルナー
- 脚本: ルチオ・フルチ、ダルダーノ・サケッティ
- 撮影: セルジオ・サルヴァーティ
- 音楽: ファビオ・フリッツィ
[編集] キャスト
- クリストファー・ジョージ
- カトリオーナ・マッコール
- ジャネット・アグレン
- カルロ・デ・メイヨ
- アントネッラ・インテルレンギ
- ダニエラ・ドリア
- ミケーレ・ソアヴィ
- ルチアーノ・ロッシ
- ファブリツィオ・ジョヴィーネ