元井太郎

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元井太郎（もといたろう、本名：井上基）は大手予備校代々木ゼミナールの古文科講師。東京都豊島区池袋在住。

[編集] 経歴

東京都豊島区池袋出身。
東京都立小石川高等学校を卒業後、一年間の自宅浪人を経て東京大学文科三類に合格。
東京大学文学部国文学科卒業、同大学大学院博士課程満期退学。

[編集] 人柄

独特の容姿と語り口、そして実戦的な勉強法指導は受講生をひきつけてやまない。
基本的に丁寧語を使う。語尾に「っすよ」を多用。
「今は出来なくて良い」「復習にまわす」が口癖。
生徒以上に若者言葉を巧みに操る。本人曰く「大学・大学院と言葉の変遷を学んできて、言葉ってこんなもんだと思った」とのこと。
ポイントを説明する際にラッパーを連想させる手の動きをしたり、手で影絵の狐のようなポーズを作ることがある（こちらでも受講生をひきつけてやまない）。
授業のコンセプトは「自力本願」「本番頂点」「功利主義」など多数。
2006年度春期講習会より、大学受験予備校界では異例の、古文・漢文・現代文の総合講座を受け持つ。
身長183cmで、数分に一回髪を掻き上げるほど、長髪である。このため外見だけでは予備校トップ講師には見えず、むしろNEETのイメージすらある。ちなみに気合が入っている時はポマードで髪がガチガチに固まっている。
講義の間は常にしゃべり続け、また、板書も大変早い。
「宅浪君（＝自宅浪人）」「文法君（＝文法・品詞分解を重視する人）」「暗記系」「開成や桜蔭の生徒を『開成軍団』『桜蔭軍団』と呼ぶ」など、独特の言葉を操る。
早稲田、東大の入試問題を的中させているが、本人はそのことにはあまり興味がなく、元井の解法がすべての入試問題に通用していることこそある意味「的中」だと主張する。
文章を書く前に黒板にチョークをコツコツコツ(5回以内が多い）と打ちつけるしぐさが特徴。
板書では「。」の代わりに「!」を多用する。
「即死」をよく使う。
短時間で古文を全訳することの無意味さを「ボケた直訳」と言う。
「単語、文法をまじめにやって、全訳できれば点が取れる」ということを"悪しき精神主義"と定義。
「給料が上がらない」とぼやくことが多い。
卒業生に高級牛肉をもらうと非常に喜ぶ。
「宅浪系」であったため、受験生の予備校に頼る姿勢には否定的。
他の多くの代ゼミ講師とは違い、自分の他の講座を取れとはアピールしない。
「自分は『先生』ではなく『点取らせ屋』」だと豪語しており、「ブクロのマツキヨで『先生!』って呼ばれても無視する」らしい。
富田一彦、西きょうじと同じくポルシェユーザーである。
人気は絶大。
講義では愛用の扇子を手に持つ。差し棒代わりに使うため、年度末にはボロボロになる。
説明は早口で何度も繰り返し、「わかります？」を多用する。
講義によってはよく雑談をする。自分の教えた卒業生（なぜか皆キャラが濃い）のネタや、最近では自身の高校時代や大学時代のことをシリーズ化にして話す（ただし、高校や大学時代の自分のことは一切話さない）。
SEGで古文を教えていたことがある。
生徒の愛のキューピットになることが非常に多い。
生徒が質問に行ってもちゃんと答えないことが多い。
津田沼校で当時渋谷幕張高校の皆藤愛子を教えていた。
ヘビースモーカー。
肉食カンガルーが存在していたことを知り、何でもありだとガッカリした。
人間の次に地球を支配するのはイカだと知り、物事が馬鹿馬鹿しく思えるようになった。
失恋をしても、すぐに立ち直る、それを「ガラスのハート、でも回復力は鬼」と言う。
子供嫌い。しかし、結婚願望はあり、もし子供が出来た場合には、その子供を寿司職人に育て上げようと本気で考えているらしい。
生徒に「話し方に知性が感じられない」と言われて凹んだらしい。
クイックレスポンスがモットー

[編集] 担当講座

≪大学受験科≫

「東大古文」　
「センター試験古文・漢文」（大宮校のみ）
「ハイレベル古文文法」
「早大古文」
「早上古文」
「私大古文A」
「センター試験実戦古文」（ブロードバンド代ゼミTV-NET）

≪高校・現役スクール≫

「高2スーパー古文」（代々木校）
「高3スーパー東大古典 [特進:中高一貫]」（代々木校）
「高3東大古文」（大宮校）

≪単科ゼミ≫

「必殺古文－難関私大編！」
「国語王への道－センター・中堅私大編！」

[編集] 著書

『元井太郎の古文読解が面白いほどできる本』（中経出版、 2004）

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