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京成3500形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

京成電鉄3500形電車(3500がたでんしゃ)は、1972年昭和47年)より製造が開始された京成電鉄の通勤形電車である。

3500形・未更新車両3576号 (2003年12月12日、京成小岩駅にて撮影)
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3500形・未更新車両3576号 (2003年12月12日、京成小岩駅にて撮影)
3500形・更新車両(2004年8月4日、青砥駅にて撮影)
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3500形・更新車両(2004年8月4日、青砥駅にて撮影)

目次

[編集] 概要

京成の通勤車では初の冷房車として、また輸送力増強、750形などの「青電」の置き換え用として、1972年12月に製造を開始した。車体は、帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄東西線用の5000系などと同様に、骨組みに普通鋼を使用し、外板をステンレス鋼とした「セミステンレス構造」であり、従来の京成のイメージを一新した車両であった。1982年(昭和57年)5月までに3501~3596の96両が製造された。製造メーカーは東急車輛製造日本車輌製造川崎重工業である。

前照灯を腰部に配し、左右の窓が大型化された切妻の正面スタイルは、先に登場した東京都交通局都営地下鉄10-000形試作車に近い。主回路制御方式は界磁チョッパ制御も検討されたが、乗り入れ先の都営浅草線の当時の規定から全車抵抗制御で登場した。車両番号は400番台は縁起が悪いためか欠番とされ500番台とされたが、後にAE形の車体を載せ換えた3400形で使用された。車両番号の付番は第1編成目が3501~3504、第2編成目が3505~3508で、後述する更新工事施工後も4両を基本としている。当形式の編成は上野方先頭車の車両番号から第1編成目は3504編成、第2編成目は3508編成、以後3512編成、3516編成・・・と呼称される。

1972年の登場当時としては冷房装置を最初から装備していることや、ステンレス車体に配されたファイアーオレンジの帯が画期的であった。当時、3300形までの普通鋼製車体ではなくステンレス車体にしたのは、当時は押上線荒川橋梁の強度が不足し、冷房車にするにはステンレス車体にして重量を抑える必要があったためだと言われている。その後1970年代末に荒川橋梁の強度が向上され、3300形以前の鋼製の車両も冷房化された。本線堀切菖蒲園関屋間の荒川橋梁や江戸川国府台間の江戸川橋梁はAE形が登場する直前に強度向上が施工されていた。

都営浅草線では、後継の3600形京浜急行電鉄1500形が乗り入れる1987年(昭和62年)まで、地下線内では冷房はトンネルの当時の構造や空調設備が不完全であるなど、排熱防止を目的に使用不可という規定があり、冷房車で乗り入れていた3500形や京急1000形後期冷房車などは区間内は送風のみであった。そのため、1976年に落成した浅草線用の5200形新宿線用の10-000形などと同様に冷房準備車であったが、1988年(昭和63年)末に冷房装置を搭載した。

3200形(3221号車以降)・3300形までと同様に電動車は2両1ユニットで、先頭台車モータなしの付随台車とした方式となった。各先頭車に電動発電機(MG)と空気圧縮機(CP)を搭載している。MGは冷房搭載により従来車より大容量化した75kVAのCLG-355B、CPは2段圧縮タイプのC-2000-Mを搭載している。パンタグラフは中間車に搭載した。赤電各形式と異なり、台車は住友金属工業製S形ミンデン方式台車に統一され、電動台車はFS-389、付随台車はFS-089となった。駆動装置は全車WNカルダンに統一された。モーターは3509~3510・3513~3516・3529~3536・3549~3556・3561~3564・3573~3578・3589~3594が東洋電機製造製TDK-8530-Aで、それ以外は三菱電機製MB-3097-Dである。モーターは台車が統一されたことからTDK-8530-AとMB-3097-Dの双方とも基本的に同一設計で、京成社内ではKMM-3097-Cの制式名称がある。両者の差異は起動・停止音等が微妙に異なる点である。

側窓の配置は3200・3300形と同様であるがユニット窓となった。先頭車両は中間組み込み時に室内側乗務員室扉で運転席を、前面貫通扉で助士席を仕切ることができるように変更された。(3300形以前の車両は全車貫通扉で運転室のみを仕切っていた)。その他、ユニット間連結部の妻窓が廃止された。室内は天井・座席下部などほとんど無塗装化された。冷房の補助送風機として東芝製の首振扇風機を配した。

[編集] 落成時期による差異

3501~3516
  • 1972年末~1973年(昭和48年)初頭に落成。側面の車両番号・社名表記プレートが青地に白文字であった。室内化粧板色は赤電3300形と同様にベージュ色。
3517~3556
  • 1973年1974年(昭和49年)に製造されたグループ。側面の車両番号・社名表記プレートが帯色と同じファイアーオレンジになり、窓上の帯が若干細くなった。室内化粧板色がイエロー系クリーム色になった。
3557~3572
  • 1976年(昭和51年)末~1977年(昭和52年)に製造されたグループ。運転台前面窓ガラスにガラスヒーターを初採用、車掌弁に京急車と同様の握りパイプを取り付け。その他、客室暖房器が増設された(3556以前の先頭車海側最前部の座席には暖房器がなく、中間車分割側の座席も暖房器が少なかった)。室内化粧板の材質が無光沢のものから半光沢のものに変わり(色は変わらず)、耐久性を向上している。ブレーキ作用装置が箱入り集中管座方式となり、緩解音が変化した。
3573~3592
  • 1979年(昭和54年)1980年(昭和55年)春に製造されたグループ。このうち3577~3580では種別・行先表示器の字幕を従来の白地に黒文字から青地に白文字を試用した。以後の増備車はすべて後者のタイプの字幕で落成した他、1982年(昭和57年)4月までに種別・行先表示器搭載車全車で変更された。このグループに含まれる3584-3583と3588編成(1980年2月製造)の6両は車体骨組みもステンレス鋼とした「オールステンレス構造」の試作車で、側扉のフレームが後継車である3600形に酷似している。また3576編成は京成における最後の川崎重工業(旧・汽車製造)製の車両であり、これ以降の製造メーカーは2社となる。
3596編成
  • 1982年5月に製造された最終グループであるが、同年に登場した3600形と登場時期が重なっている。天井の白デコラが半光沢のものから光沢のものに変更された他、側面表示灯が2灯化された。

在籍した全96両中、3501~3556が後述する大幅な車体更新を施工されたが、3557~3596は更新の対象から外れ、2003年平成15年)3月から廃車が開始された。2006年(平成18年)7月現在では3557~3572の16両が廃車され、1976年度製造分が消滅した。


[編集] 増備終了後から更新開始までの動向(1982年6月~1995年11月)

  • 1984年(昭和59年)春~1986年(昭和61年)春にかけて3592までの車両の側面表示灯が2灯化された。
  • 1992年(平成4年)3月から3580編成を皮切りに側面窓上の帯をファイアーオレンジからブルーに変更する作業が始まったが、1993年(平成5年)6月に帯色配置が見直され、3564編成をもって打ち切られた。定期検査時に行った作業であったため全車には至らなかった。同作業が行われた車両は以下の通り。
3501~3516・3524編成・3533~3544・3549~3564・3569~3580・3585~3596
本稿ではこれを「暫定帯色変更車」と呼称し、側面上下ファイアーオレンジ帯の車両を「帯色未変更車」と呼称する。
  • 1993年8月から3520編成を皮切りに前面・側面帯を3700形と同様にレッドとブルーの現行の帯色に変更する作業が行われた。こちらは「暫定帯色変更車」・「帯色未変更車」ともに対象で定期検査時に行い、1995年3月の3580編成を最後に打ち切られた。本稿ではこれを「新帯色車」と呼称する。なお、「帯色未変更車」で最後まで残った車両は3548編成で、1995年2月中旬に定期検査入場し、原色3500形は見納めになった。
  • 千葉急行電鉄(現・京成千原線)のちはら台延伸開業に伴い1995年(平成7年)2~3月に全車の前面・側面行先表示器字幕を小文字併用英字併記タイプに変更した。
  • 3504編成のみ「暫定帯色変更車」で1995年1011月の更新入場まで残り、結果的に最後の「暫定帯色変更車」となった。

[編集] 更新工事

1996年(平成8年)3月から更新工事が開始され、2001年(平成13年)3月までの5年間で1972年12月~1974年11月に製造された3501~3556の56両が更新された。当時の関東私鉄では例の少ない本格的なリニューアルであった。主な工事内容は以下の通りで、最初期に更新出場した3504編成以外は2両ユニット単位で出場した。

  • 外観上は前面形状を大幅に変更。切妻から折妻への変更の他、大型の種別表示器設置・灯火類変更・客室窓大型化など(写真参照)が行われた。側面は窓を3か所から2か所へ変更、あわせて窓枠も2段窓ながらバランサー付きとなり黒色処理とされた。その他車外スピーカーの設置、前面排障器(スカート)の設置、帯色の全フィルム化など。
  • 1998年(平成10年)9~11月に更新された3536編成では、試験的にシングルアーム式パンタグラフが搭載され、以後2000年(平成12年)1月以降に更新された車両(3540・3548・3556編成)で本格的に採用された。
  • 足回り面では、3300形と同様に京急線乗り入れ対応のため先頭車の台車を前後で振り替えしたこと、駆動装置をWN継手からTD継手に変更したことの他は、大きな変化はない。
  • 室内では化粧板・座席・床材の張り替えや、室内灯については白熱予備灯などを廃止して1両あたり4本の蛍光灯を予備灯兼用にしたほか、扇風機は従来の東芝製から強弱自動切り替え機能付きの三菱電機製に交換した。化粧板と床材は3400形や3700形と同色のものに張り替えた。座席は3700形3758編成以降で採用された個別シートのオレンジ系柄入りのものが採用されたが、座り心地が硬過ぎて旅客から苦情があり、1999年(平成11年)7月出場の3552-3551ユニットでクッションを軟調のものに変更した。さらに11月に出場した3550-3549ユニットからは(3540・3548・3556編成も含む)モケット色汚れが目立たないラベンダー系柄入りのものに変更され、これは2000年2月に新製された3700形マイナーチェンジ車(6・7次車)でも採用された。ラベンダー系のモケット色は、2006年に新製された3000形にも引き継がれている。
  • 引き通し線や機能などの関係上、更新車と原形車の混結は不可である。
  • 3504編成が更新入場した1995年秋の計画では、2004年(平成16年)3月までに96両全車の更新を行う予定であった。しかし、予想以上に内部の腐食が進んでおり、更新工事に掛かるコストも会社側の予想を超え、車齢も考慮すると直接新型車両への置き換えに踏み切った方が得策との判断があったため、2001年3月に出場した3546-3545ユニットを最後に更新工事は打ち切られた。同時に大榮車輌も撤退したが、実際は2001年から2年間で行われたAE100形スカイライナー」の室内リニューアルが最後となったとされる。
  • 未更新の3557~3596は4両編成のみとなり、自社線内限定運用になったが、2003年3月よりさらに古い3300形に先立って老朽廃車が始まった(前述)。なお、3500形原形車の8連運用は1998年11月の京急空港線羽田空港駅開業時のダイヤ改正で廃止され、6連運用も2000年10月の3546-3545の更新入場で消滅した。

[編集] 更新車の2001年3月以降の動向

同グループは4、6、8両と自由に編成替えも可能で、8連組成された場合は京急乗り入れ運用に入ることもある。固定編成が多くなった現在、京成車としては最も編成替えの頻度が高い。

  • 京成グループのCI導入に伴い、2001年3月に全車両の側面にK▼SEI GROUPロゴを貼付した。従来の筆記字体Keiseiロゴを表記したプレートは残したままで、3546~3545ユニットは更新出場時に貼付された。
  • 2002年(平成14年)7~9月に全車両の前面・側面の種別表示器の字幕が10月12日種別変更によるダイヤ改正対応のものに交換された。普通=黒、快速=ピンク、特急=赤などに各種別毎に色分けし、前面字幕は白地に種別色文字、側面字幕は種別色地に白文字となった。書体は1993年9月の3400形3418編成以降で採用されたものと同様に細ゴシック体ナール)小文字併用英字併記タイプとなった。
  • 2002年10月以降、3504編成を皮切りにオレンジ系の個別シート車については座席変更が順次行われ、3700形3868編成と同様にラベンダー系色柄入りのバケットシートとされた。同工事は編成単位で行われ、2006年8月現在、3504・3508・3516・3520・3532・3536・3544編成で完了している。
  • 2002年12月に3523がシングルアーム式パンタグラフに変更された他、2005年(平成17年)8月から3532編成をはじめ、編成単位でのシングルアーム式パンタグラフへの変更が始まり、2006年8月現在、3536・3544編成で施行済。
  • 客室蛍光灯破損時による事故防止のため、2004年4~6月に全車両の室内客室部蛍光灯すべてを従来の昼白色タイプから飛散防止形白色タイプに交換した。これにより、多少室内の色温度が低くなり、イメージが変わった。
  • 車内でのマナー向上のため、2005年12月~2006年2月に全車両の優先席付近の吊り革が輪・皮ともに黄色いタイプのものに交換された。同時に窓には「優先席」を表すステッカーも貼付された。

[編集] 更新対象外になった3557~3596の動向

前述したが、1976年秋~1982年初夏に製造された3557~3596は、新3000形が登場した2003年3月より廃車が始まっている。このグループは京成では3150形が運用終了してからは、最も古い形式のドアエンジンを使用している。

同グループのみ4両普通運用専用になったことから2002年10月改正に伴う種別表示器字幕交換(前述)は行われなかったが、他形式と同様に以下の改良などが行われた。

  • 京成グループのCI導入に伴い、2001年3月に全車両の側面にK▼SEI GROUPロゴを貼付した。従来の筆記字体のKeiseiロゴを表記したプレートは残したままである。
  • 客室蛍光灯破損時による事故防止のため、2004年4~6月に在籍車全車両(3560編成は廃車済み)の室内客室部蛍光灯すべてを従来の昼白色タイプから飛散防止形白色タイプに交換した。これにより、多少室内の色温度が低くなり、イメージが変わった。
  • 車内でのマナー向上のため、2005年12月~2006年2月に全車両の優先席付近の吊り革が輪・皮ともに黄色いタイプのものに交換された。同時に窓には「優先席」を表すステッカーも貼付された。

2003年3月に廃車になったのは3560編成4両である。2005年2月には3564・3568編成が、続いて同年9月には3572編成が廃車となった。これにより1976年度落成分の16両が全て廃車となった。3572編成は、廃車直前・運用離脱直後の2005年8月頃にボルスタレス台車の試験に使用された。この台車は2006年9月に3700形3848編成でも一時的に試用された。

残った未更新車24両(3573~3596)も、新3000形への置き換えによって廃車の対象とされている。また未更新車のATS更新は遅れていたが、2006年9月の3588編成を皮切りにC-ATS化改造を実施した車両が登場した。以後は改造が進み、3300形より先に全編成の改造が完了した。

[編集] 関連サイト

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