Wikipedia:リダイレクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
注意!このページは、「Wikipedia:リダイレクトの使い方」と「Wikipedia:転送ページ」を統合させる目的で、w:Wikipedia:Redirectをもとに作成しました。ここに記されている方針の殆どは英語版のもので、一部日本語版の方針とは見解が異なる可能性があります。方針に対する意見はこのページのノートにお願いします。
リダイレクト(Redirect)とはコンピュータ用語としては、入力した結果を通常と違う所に出力することなど指しますが、ウィキペディアにおけるリダイレクトと言えば、あるページ(記事)へのリンクをたどったときに、別のページに転送する機能のことを言います。また、そのようなページをリダイレクトページ(転送ページ)と呼びます。これは、同じ事柄が複数の名前で呼ばれる場合などに使われます。通常、ウィキペディアの記事名は正式名称で作られますが、略称や別名や別の表記などをリダイレクトページにしておけば、それらへのリンクをクリックすると、実際に存在する記事へ自動的に転送されるようになります。
目次 |
[編集] リダイレクトページの作り方
- 未執筆リンク(赤リンク)からのリダイレクトの作成
- リダイレクトページにしたい言葉がまだ未執筆リンクになっていないなら、「Wikipedia:新しいページを作成する方法」のページの方法に従い、#REDIRECT[[ ]]と書き、[[ ]]の中にリダイレクト(転送)先の記事名を書き、保存のボタンを押します。
[編集] リダイレクトの実例
「リダイレクトにすべき名称」→「正式な記事名」
- 通称、俗称
- 補記
- 愛称、あだ名
- ペンネーム、別名
- 別の表記
- ひらがな
- カタカナ
- 漢字
- 新字体
- 旧字体
- 外国語表記
- 外国語での読み
- アクセント記号の違い
- 「Kurt Goedel」、「Kurt Godel」→「Kurt Gödel」
- 区切りや語尾の違い
- 大文字使用の違い
- 改名、改称
[編集] リダイレクト作成上の注意点
[編集] リダイレクトページにしようとする言葉の記事がないかを確かめる
この言葉なら、当然あの言葉へ転送すべきだと思っても、その言葉が別の内容で記事として書かれていることが往々にしてあります。ウィキペディアのどのページにもある「検索ボックス」に入力し、“表示”を押して下さい。その名前で記事がないか、他へのリダイレクトになっていないかを必ず確かめて下さい。
- 好ましくないリダイレクトの実例
[編集] 穏当な転送を行う
「最小困惑度の原則」に従いましょう。リダイレクトされた結果、読者が「Aについて読みたいのに、なぜBが表示されるんだ?」と困惑しないように、転送先のページでは最初の2段落内で転送元のページについて言及するようにして下さい。具体例を以下に挙げます。
- 信玄流(軍学の一派)から甲州流にリダイレクトする場合
- 「甲州流」のページでは、これが信玄の兵法を発展させたものであることについて言及して下さい。
- マリオカートダブルダッシュ!!(テレビゲームのタイトル)からマリオカートにリダイレクトする場合
- 「マリオカート」のページでこれがゲームのシリーズであることを説明した上で、「マリオカートダブルダッシュ!!」を含むシリーズ全体について解説しましょう。
- 黒澤明記念館から黒澤明にリダイレクトする場合
- 「黒澤明」のページでは、彼の作品に関連する品々が「黒澤明記念館」で展示されていることについて言及しましょう。
- Windows Messengerから.NET Messenger Serviceにリダイレクトする場合
- 「Windows Messenger」が当サービスを通じて利用できるクライアントの一つであることを説明しましょう。
多くの場合、リダイレクトは一時的な措置に過ぎません。上記の「Windows Messenger」の例では、誰かがこの特定のクライアントについてのページを作成しようとするかもしれません。(この場合には後述の「リダイレクト元のページを編集するには?」を参照して下さい)
[編集] サブトピックによるリダイレクトは慎重に
ある記事に関連したサブトピック(副主題)をその記事へのリダイレクトページにする場合、その記事の中にそのサブトピックに関する情報がほとんどないなら転送する意味がありませんし、サブトピックもいつかは独立した記事になるかもしれません。そのため、転送先の記事がサブトピックの節(セクション)を持っているときにのみ用いるようにすべきです。
[編集] ループするリンクを作成しない
あるページからそのページ自身へのリダイレクト(転送)ページに対してリンクしてはいけません。例えば「NHK」から「日本放送協会」にリダイレクトが設定されている場合、「日本放送協会」のページでは、
日本放送協会(Nippon Hoso Kyokai)([[NHK]])は……
のようにリンクしてはいけません。読者が更なる情報を求めて「NHK」をクリックしても、ただ同じページに戻ってくるだけです。
[編集] 重複するリンクを作成しない
また、同一ページにたどり着く複数の言葉にリンクしてはいけません。例えば、
これに対して、[[日本放送協会]]([[NHK]])は……
のようにリンクをしてしまうと、読者が2つのリンクをクリックしても、同じページを2回読み込むだけになってしまいます。これらは不必要に同じページを二度読み込ませるだけでなく、何より読む人を混乱させてしまいます。
[編集] 二重リダイレクトをしない
転送は一度しか有効にならないので、二重のリダイレクトがあっても、
- REDIRECT ○○
というようなページが表示されてしまいます。二重のリダイレクトを見つけたら、直接転送されるように修正しましょう(後述の「リダイレクト元のページを編集するには?」を参照)。特に、記事を分割したり、統合した場合、多重リダイレクトにならないよう注意しましょう。
[編集] リンク切れを防ぐ
リンク切れは訪問者に時間を無駄にさせますし、不快にさせてしまいます。ですから、Wikipediaのある部分の構成を変更したり、重複記事を統合したときは、必ず記事のあった場所から新しい場所へのリダイレクトを作成してください。検索エンジンや訪問者は元のページをブックマークに登録しているかもしれません。もしページが削除されていたら、サーチエンジンからの訪問者が編集ウィンドウにたどり着いてしまうかもしれません。
小規模な場合では、これは重複記事を統合する場合や、一つの総合的な主題を異なった見方で捉えている小さなスタブをより集める場合に適用されます。大規模な例では、極まれにあるかなり広範囲にわたる再編成が挙げられます。例えば、メインの名前空間に利用者ページがあるのを引っ越す場合などです。
[編集] ページ名の変更のためにリダイレクトを使わない
単に記事のタイトルを新しいものに変えたいために、新タイトルのページに内容をコピーして、元の記事名からのリダイレクトを作成するようなことは避けて下さい。更新履歴が壊れてしまうだけでなく、ノートページが存在しても自動的に引き継がれません。このような場合には、代わりにページの移動機能(ログインユーザーのみ)を使って下さい。こうすれば履歴やノートページも無事に引き継がれ、リダイレクトも自動で作成されます。
[編集] リダイレクトを削除するには?
リダイレクトページを削除するための依頼は誰でも出来ますが、削除実行は通常のページの削除と同じく管理者のみが行うことができます。詳しくはWikipedia:リダイレクトの削除依頼を参照してください。
また、リダイレクトページのリダイレクト機能を削除し、記事のページとして作成し直す場合は、リダイレクトの削除依頼は必要ありません。リダイレクトページの編集内容を全削除してから、記事を執筆して下さい。
[編集] リダイレクト元のページを編集するには?
- 通常の記事へリダイレクトした場合
- リダイレクト元のページをクリックすると、自動的に新ページにリダイレクトされてしまいます。しかし、リダイレクトを削除したり、リダイレクト先を変更するなど、リダイレクト元のページを編集したいこともあるでしょう。このようなときには、リダイレクト先ページの上部にある「(○○○から転送)」のリンクをクリックして下さい。
- 特別ページへリダイレクトした場合
- リダイレクト先が特別ページの場合は、「(○○○から転送)」のリンクは表示されません。
その場合は、以下の方法でリダイレクトを解除できます。
例えばA記事を特別:Specialpagesにリダイレクトした場合、以下のようにします。
- Wikipedia:サンドボックス等、ある記事にAページへのリンクを貼り、「プレビュー実行」をクリックする。
- A記事へのリンクを右クリックし、「ショートカットのコピー」をクリックしてアドレスをコピーする。
- どこかにコピーしたアドレスを貼り付ける。
- 表示されたアドレスから「http://ja.wikipedia.org/wiki」を抜き、再びコピーする。
- アドレスバーに、「http://ja.wikipedia.org/w/wiki.phtml?title=【コピーしたアドレス】&redirect=no」と入力する
- A記事を表示する。
- その記事を編集する。
その他に、前述した「二重リダイレクト」を利用する方法が挙げられます。以下の手順でサンドボックスを使った「二重リダイレクト」を作ります。
- サンドボックスをAページにリダイレクトさせる。
- ブラウザの戻るで一旦戻り、再びサンドボックスを開く。
- Aページにリダイレクトされ、A記事を編集できる。
- 編集後必ず、使ったサンドボックスをrevertする。
また、最近更新したページにまだ掲載されている場合や、その記事に投稿した利用者がわかっている場合は以下のような方法でも編集できます。
- 特別:Recentchanges(最近更新したページ)または、利用者の投稿履歴を開く。
- そこに並んでいる記事から、Aページを見つける。
- その左側の「履歴」というリンクを選択する。
- 改訂履歴画面から「このページを編集」を選択して編集する。
wikipediaの記事名のURLは、http://ja.wikipedia.org/w/wiki.phtml?title=【記事名のUTF-8エンコーディング】となっています。変換法の判る方は、アドレスバーに、「http://ja.wikipedia.org/w/wiki.phtml?title=【リダイレクト元の記事名のUTF-8エンコーディング】&redirect=no」と記述することで表示可能です。ブラウザによっては、ブラウザの設定次第でアドレスバーに直接http://ja.wikipedia.org/w/wiki.phtml?title=【リダイレクト元の記事名】&redirect=no」と入力するだけで自動的に変換される場合もありますのでこれでうまく行く場合はこれが一番楽です。しかし、うまくいかない場合の対処にはエンコーディングなどの知識が必要ですので、ご自分で対処できない場合は他の方法を試すのが一番です。
[編集] 関連項目
- 編集の仕方
- ページ名の変更
- 編集の仕方はWikipedia:サンドボックスで練習してください!
- ※他プロジェクトからこのページに来た方へ
- もとのページに戻るには、ブラウザの「戻る」ボタンをお使いください。