ガーティー・ルー

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ガーティ・ルーは、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の兵器で、地球連合所属の宇宙戦艦。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

艦艇諸元
艦種	特殊戦闘艦
所属	地球連合軍第81独立機動群「ファントムペイン」
全長	380m
武装	225cm2連装高エネルギー収束火線砲「ゴットフリートMk71」×6 垂直ミサイル発射管×38 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×16 ロケットアンカーミラージュコロイド

[編集] 艦船概要

地球連合軍特殊部隊、第81独立機動群「ファントムペイン」の母艦。艦長はイアン・リー少佐。ザフト軍のライブラリーに登録されていない正体不明艦であった為、ミネルバの艦長であるタリア・グラディスによりコードネームとして「ボギーワン（所属不明艦1号の意）」と命名された。

C.E.73年時の艦艇の中ではかなりの高速艦だが、最大の特長は船体を完璧に覆うミラージュコロイドだろう。これにより、察知される事無く目標へ接近する事が可能である。

武装は、主砲として225cm2連装高エネルギー収束火線砲「ゴットフリートMk71」6基、艦体後部の「垂直ミサイル発射管」38基に対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」16基である。カタパルトは前部左右2基。オプション装備である艦体両舷に取り付けられた巨大な推進剤予備タンクは、熱紋レーダー反応を避ける為、低温ガスの噴出によって推進する潜航装置である。

なお、武装や双胴の艦体形状等類似点が多い事からアークエンジェル級の後継艦と思われる。しかし同級と異なり、主翼等の重力下で運用する為の装備は確認されず、大気圏突入も行わなかった事から、宇宙空間のみでの運用を想定して設計されており、大気圏内での運用は不可能と思われる。

[編集] 劇中での活躍

L4コロニー「アーモリーワン」を襲撃、このときミラージュコロイドを展開してアーモリーワン宙域に侵入し、哨戒中のナスカ級2隻を不意打ちで撃沈した。ザフト軍の最新鋭モビルスーツ3機を奪取した後、ロアノーク大佐の指示でL4宙域から逃走した。途中、追撃してきたミネルバと激しい戦いを繰り広げながらも月基地へと帰投。これで殆ど役目を終えたに等しく、以後、ファントムペインが地上に降りてからは姿を見せていない。すっかり存在を忘れかけた頃、45話で再登場し、ロード・ジブリールを乗せて脱出を図るも、レジェンドのドラグーンによるビームの雨を喰らい、「その他大勢」の艦艇と同じ扱いで沈められた。

なおTV本編では同型艦は確認できなかったが、ガンダムSEED DESTINY ASTRAYに登場した地球連合特務情報局が同型艦を保有している。また、機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZERの3話では同型艦ナナバルクが登場している。