アリラン
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アリラン | |
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各種表記 | |
ハングル: | 아리랑 |
漢字: | |
平仮名: (日本語読み仮名): |
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片仮名: (現地語読み仮名): |
アリラン |
ラテン文字転写: | Arirang |
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アリラン(朝鮮語:아리랑)は、キキョウを掘る娘を歌ったトラジとともに、朝鮮民謡として朝鮮半島内外で最も有名なものの一つ。明るいメロディーのトラジと哀調を帯びたアリランは朝鮮民謡の代表作と言える。そのメロディーと特に一番の歌詞は民族感情のひとつであるハン(한;恨)の感情を表すともされる。
歌詞に歌われているアリラン峠は伝説上のもので、朝鮮半島各地にある同名の峠はこの歌にちなみ、後から地名としてつけられたものと考えられる。アリランという単語の語源は諸説あるが、決定的な説はない。この歌は元来咸鏡道地方の農民歌であったが、19世紀頃から全土に広まったものと考えられる。珍島アリランや密陽アリラン等、様々なバージョンがある。よく知られているものは三拍子が主であるが、中には四拍子のバージョンや3拍‐2拍の変拍子風のもの、日本の追分のように拍子が明確でないものもある。
韓国などで、ときには4拍子にアレンジされてサッカーの応援歌になったり、さまざまな所で歌われている。オリンピックやアジア大会などの国際ゲームで南北合同行進のときなどに流れることもある。
なお、アリランは本来3番までだが、北朝鮮では4番以降をつけ加える事もあり、その場合は金日成や金正日、朝鮮労働党をたたえる内容になることが多い。また、まったく別の曲であるが、「軍民アリラン」「強盛復興アリラン」など、アリランの名称をつけた曲も製作されている。
目次 |
[編集] 本調アリランの歌詞
[編集] 原文
- 아리랑 아리랑 아라리요
아리랑고개로 넘어 간다
나를 버리고 가시는 님은
십리도 못가서 발병난다 - 아리랑 아리랑 아라리요
아리랑 고개로 넘어간다
청천하늘엔 별도 많고
우리네 가슴엔 꿈도 많다 - 아리랑 아리랑 아라리요
아리랑 고개로 넘어간다
저기 저 산이 백두산이라지
동지 섣달에도 꽃만 핀다
[編集] 漢字ハングル混じり
- 아리랑 아리랑 아라리요
아리랑고개로 넘어 간다
나를 버리고 가시는 님은
十里도 못가서 발病난다 - 아리랑 아리랑 아라리요
아리랑 고개로 남어간다
晴天하늘엔 잔별도 많고
우리네 가슴엔 꿈도 많다 - 아리랑 아리랑 아라리요
아리랑 고개로 넘어간다
저기 저 山이 白頭山이라지
冬至섣달에도 꽃만 핀다
[編集] ローマ字転写
- Arirang Arirang Arariyo
Arirang gogaero neomeoganda
Nareul beorigo gasineun nimeun
Simnido motgaseo balbyeong nanda - Arirang Arirang Arariyo
Arirang gogaero neomeoganda
Cheongcheonhaneuren Byeoldo manko
Urine gaseumen kkumdo manta - Arirang Arirang Arariyo
Arirang gogaero neomeoganda
Jeogi jeo sani Baekdusaniraji
Dongji seotdaredo kkonman pinda