馬込車両検修場

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馬込車両検修場（まごめしゃりょうけんしゅうじょう）は、東京都大田区にある都営地下鉄浅草線の車両基地である。また、交通局馬込庁舎もこの検修場内にあり浅草線の中枢部として機能している。

[編集] 概要

1968年、これまで存在していた向島検車区と京成電鉄から租借していた高砂車庫を統合して西馬込延長の際に新設した。また、工場も検修場とは別の場所に位置していたため地下鉄の回送線としては珍しく踏切があった。しかし、検修場の横には新工場も建設したことにより工場への回送線は現在廃線となっている。車両は、自局の5300形の他に京成、京急、北総の各事業者車両も留置している。

[編集] 新工場について

この検修場内にはもともとは浅草線のための目的ではあったが、大江戸線の検査・車体修繕機能も移転させるためでもある。このため、汐留～新橋間の連絡線が建設中だったがこのほど完成し大江戸線12-000形の本検修所への入場が可能となった。リニアモーターを採用する大江戸線車両は通常の軌道である浅草線内では自走不可能なため地下鉄史上初（世界でも日本が唯一）の電気機関車E5000形による牽引回送を行われている。