青森市立筒井中学校
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青森市立筒井中学校 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 青森市 |
創立 | 1947年(昭和22年) |
校訓 | |
共学・別学 | 男女共学 |
所在地・連絡先 | |
位置 | |
所在地 | 〒030-0945 |
青森県青森市桜川8丁目15-1 | |
電話番号 | 017-741-7161 |
FAX番号 | 017-741-7161 |
外部リンク | 公式サイト |
青森市立筒井中学校(あおもりしりつつついちゅうがっこう)は、青森県青森市の中心部、市街地の南西に位置する公立中学校である。所在地は青森市桜川8丁目15の1。
目次 |
[編集] 概要
2005年現在、市内で唯一全校生徒が700人を超える市内最大の中学校である。人数の多さもあり、非常に様々な生徒が集まってくる事で知られている。毎年隣の青森高校への進学者を多数輩出しており優秀な生徒も多い。かつては市内でトップの進学者を輩出していた。現在も浦町中学校についで二番目の進学者を輩出している。各種検定にも積極的に団体受験している。
校歌は4番まであるが、長すぎるため普段は1番と4番しか歌わない。直接的な原因は不祥だが竹刀体操が伝統になっている。午後は生徒は運動着で授業を受けている。冬には歩くスキーを行っている(隣の青森高校においても同様のスキー授業を行っている)。
青森市立佃中学校、青森市立造道中学校と共に、中学校校内LAN整備事業モデル校である。2005年現在青森市では唯一のNIE(教育に際し新聞を用いる事)実践中学校である。また、青森市立筒井小学校、青森市立筒井南小学校との教育連携の研究もされている。
学区が非常に青森市の南の方まで広がっている事もあり、現在一部の生徒にのみ自転車通学が認められている。
[編集] 課外活動
部活動は吹奏楽部が有名で、2003年度は団体の大会で全国大会に出場、個人では優勝したりしている。毎年定期演奏会を行っており、2006年で21回目となった。2006年現在部員数は60人。
また、設備が整っていることや、校風が全体的に活動的な感じもあるせいか、陸上競技等も盛んである。
[編集] 逸話
- かつては陸軍歩兵第五連隊の兵舎がそのまま校舎に利用されていた。その陸軍歩兵第五連隊は雪中行軍の所属していた部隊であったため「怨霊が出るのでは?」とかつては生徒間で話題となったようだ。
[編集] 沿革
- 1947年4月21日、東津軽郡下の「筒井村浜館村組合立中学校」として、八甲田山雪中行軍で有名な陸軍歩兵第五連隊跡に設立される。兵舎がそのまま校舎に利用される。
- 1952年、筒井村が町制を敷き筒井町となったことに伴い、「筒井町浜館村組合立中学校」となる。
- 昭和の大合併により、1955年1月1日に新生の青森市が誕生。青森市立筒井中学校となる。
- 校歌制定。
- 田代平分校閉鎖。田代平少年の家になる。
- 1978年、新校舎完成。柔道場、剣道場はそのまま残る。
[編集] 校舎・中庭など
校庭に面した、職員室や保健室などのある棟は2階建てであり、青森高校の校庭に面した生徒の棟は3階建てである。教室は、1年は3階、2年は2階、3年は1階を使用している。1学年10クラスに対応できるように作られているが、最近は教室が余っている状況が続いている。2005年現在は3クラス余っている。職員室以外にも、生徒の棟には1階に1部屋づつ基本的には教師用の小部屋が存在している。暖房は蒸気式である。毎年冬には廊下は寒く暖房近くは暑いという状態が続いている。近年、校舎の一部(棟のつなぎ目部分)から雨漏りが起こっていたため、平成16年に防水改修を行った。
人数の多い時に設置された木造のプレハブ教室も2部屋存在するが現在は物置となっている。なお、記録上の特別教室数も市内で最も多い。ただし、人数の減少のためにさほど使われない教室も少なからず存在する。体育館は2階建てである。
校舎に囲まれる形で中庭が存在しており、木などが植えられているが、花壇などの整備や記念写真などを撮る以外では基本的に入ってはいけない事になっている。
プール(昭和44年建設)は存在するがプール授業は行われていない。かつて使っていたらしい相撲の土俵(四本柱の屋根付き)が校庭の北の端にある。
[編集] 学区とその変遷
- 現在の学区
- 桜川2~9丁目。筒井1~4丁目。筒井(字桜川、字八ツ橋)。田茂木野。奥野4丁目の一部。浦町字奥野の一部。幸畑。浜田(字玉川の一部、字豊田の一部)。第二問屋町2丁目の一部。
- 筒井小学校及び筒井南小学校学区全域。浜田小学校、幸畑小学校学区の一部。