青木義巳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
青木 義巳（あおき よしみ 1937年-）は、元・代々木ゼミナール英語科講師。30年間に渡って代ゼミの看板講師として活躍し、「基礎強化英語ゼミ」「Catch Up 総合英語ゼミ」「総合英語ゼミ」「東大英語ゼミ」などを担当した。
長年にわたって、第一線で活躍を続け、本科のパンフレットの見開きに写真が載るなど、代ゼミの顔ともいうべき存在であった。代ゼミの校是である「親身の指導」を代表する講師で、生徒への面倒見のよさ、授業の分かりやすさには、非常に定評があり、また毎回、汗だくになりながら一生懸命に授業をする姿は、多くの受験生の記憶に刻まれている。丸顔に眼鏡をした愛嬌のある風貌は、ドラえもんを思わせた。
1989年のサテライン導入当初よりサテライン講師を勤め、本科では、ネイティブ講師とのチームティーティングによる英作文授業も長年にわたり担当した。各種テキストや模試の作成、また、現在は廃止された「通信添削 Alpha」の出題も長年にわたって担当した。
1987年に単科のテキストが東大入試の英文和訳問題に的中したのを機に、以後、講習会で「東大英語ゼミ」を担当するようになる（参考文献）。1990年代後半には、講習会で「千葉大英語ゼミ」なども担当。
同僚の英語講師、猪狩博、潮田五郎は、５年違いで全員東京外国語大学の先輩・後輩であったことから、「あいう」のトリオとも言われた（年齢が高い順に猪狩、潮田、青木）。
目次 |
[編集] 経歴
- 群馬県立高崎高等学校卒業
- 東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業
- 大学卒業後、４年間、住友商事で海外輸出の業務に従事
- 私立高等学校や専門学校講師を歴任（麻布高等学校など）
- 1971年-2000年 代々木ゼミナール英語科講師
- 代ゼミ退職後は、元・代ゼミ現代文講師出口汪主催のS.P.S.（スーパー・プレップ・スクール）や、元・代ゼミ数学講師米谷達也主催のPrePassから出講依頼を受け、引き続き数年間「東大英語ゼミ」を講じた。
- 同時期に、日本大学第三高等学校講師も勤めている。
[編集] 著作
[編集] 大学受験参考書
- （Jim Knudsen）『MY AMERICA ― 長文読解 練習問題』 （代々木ライブラリー、1983年） ISBN 4896800583
- （ティモシー・ミントン）『青木・ミントンの＜英語＞ポイント英作文 (オモ参ポイントシリーズ)』 （大和書房、1992年） ISBN 4479190279
[編集] 一般書（翻訳）
- （ティモシー・ミントン）『ここがおかしい日本人の英文法 2』 （研究社出版、2002年） ISBN 4327451533
[編集] 雑誌
- 「青木義巳の英語構文100」 『Alpha』 1987年6月号（第168号）、pp.38-45.
- 「青木義巳の英文解釈へのアプローチ Part１ 学習上の欠点を反省する」 『Alpha』 1988年5月号、pp.45-48.
- 「青木義巳の英文解釈へのアプローチ Part２ 正解へのヒント」 『Alpha』 1988年6月号、pp.49-52.
- 「青木義巳の準動詞の重点研究」 『Alpha』 （不詳）、pp.37-43.
 |
この「青木義巳」は、人物に関する書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |
カテゴリ: 予備校講師 | 1937年生 | 人名関連のスタブ項目
