箭弓稲荷神社
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箭弓稲荷神社（やきゅういなりじんじゃ）とは、埼玉県東松山市にある神社。
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[編集] 歴史
和銅5年（712年）の創建と伝えられる。その頃は小さな祠だったようだが、長元3年（1030年）に討伐に出かけた源頼信がこの周辺に一泊した際に、近くにあった箭弓稲荷神社に詣でて、太刀一振と馬一頭を奉納すると、その夜に白羽の矢のような形をした雲が敵陣の方へ飛んでいくのを目撃し、これは神のお告げだと確信、直ちに敵陣に攻め込んだ頼信は快勝し、立派な社殿を建造し「箭弓稲荷大明神」とたたえたと伝えられる。
[編集] 境内
かつては広大な敷地を持っていたが、駅前に位置している事もあり、ホテルや自動車学校、テニスコートなどに代わってしまっている。
本殿－享保3年（1715年）に地頭・島田弾正の計らいにより建造されたもの。
穴宮稲荷(団十郎稲荷)
[編集] 文化財
- 社殿 付棟札（埼玉県指定建造物）
[編集] 牡丹園
箭弓稲荷神社の境内にある牡丹園は大正12年（1923年）、東上本線坂戸町駅～武州松山駅（現在の東松山駅）間の延伸開業の際に、東武鉄道社長根津嘉一郎 (初代)氏から奉納されたものである。現在では、3,500平方メートルの敷地に1,300株の牡丹がある。
なお、東松山市内には、30,700平方メートルの敷地に5,600株の牡丹がある東松山ぼたん園もある。
[編集] その他
- 東松山駅東口に大鳥居があるが、東松山市観光協会が建てたもので、箭弓稲荷神社とは直接関係無い。なお、東上線の線路を越えた神明町の旧表参道跡に箭弓稲荷神社の鳥居がある。
- 商売、勝負の神様として特に有名で、「やきゅう」繋がりで、プロ野球の選手が来る事でも有名である。
[編集] 住所・最寄り駅
- 住所：埼玉県東松山市箭弓町
- 交通：東上線 東松山駅西口より徒歩5分
[編集] 関連リンク
[編集] 外部リンク
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