笹井厚志
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笹井 厚志（ささい あつし）は、大手予備校代々木ゼミナールの国語科講師（現代文・小論文担当）。「東大現代文」「早大現代文」などを担当。身長172.5cm。
目次 |
[編集] 学歴
[編集] 授業内容
- 「何がぁ、ぐ（具体的に）、なぜ！！」（Ｓ⇒ぐ⇒Ｗ）で全ての問題を読み解く（この「Ｓ⇒ぐ⇒Ｗ」は、必ず授業の始めに黒板の右端に書く）。小手先のテクニックではなく、受験後もずっと使っていける真の「読解力」をつけることを目指している。
- 記述問題があるときは、授業前に黒板に回答を書いておけば、丁寧に添削してくれる。
- 記述問題は、「Ｓ⇒ぐ⇒Ｗ」したものをつなげ、後で字数や行数の制限に合わせて削ったり付け足したりするという手法で解く。ごくまれに削っても削っても制限字数に収まらず、しどろもどろになることがあるのが面白い。
- 記述問題や客観式問題においてごまかした答案を非常に嫌い、授業中に最低でも１回は「ごまかすなよ」、「わかってるふりしたってだめだよ」と言う。
- 《知の現場へ》の講義の中では「君達、語彙が貧弱なんだよ」や「本は読まねぇ辞書引かねぇ」を口癖のように言い、学生に単語ノートを作ることを強く奨めている。
- 字数を数えるときに41を「よんっち」と言うのが可愛らしい。
- また、選択問題に関しても非常に厳しく、正しい選択肢を言う時は「なぜこれを潰した？理由なんか言えないよ。勘だもん。」と言い、生徒に対して確実に選択問題で点を落とさない方向に指導をする。
- たとえ話を途中で勝手に中断するので気になってしょうがない ex.「例えば、俺が前田で、お前が雛形あきこだとするだろ？で、あれだ、その、あーーー、まぁいいや！」
- 授業中に雑談は基本的にしない。だが文章に関連した例え話をする際、自分の過去のエピソード（不遇な場合が多い）をネタにして、毎回爆笑を誘う。ex.外国人との混血児は優秀な子供が産まれるという話題に関連して、自分も学生時代に外人と交際することにあこがれていたらしく、当時留学生として大学に来ていた金髪女性に勇気を振り絞って声をかけたところ、相手の女性から「I am busy.」の一言で窘められてしまい、それ以降外国人と交際することはあきらめたらしい。
- 「代ゼミ一薄いテキストで代ゼミ一濃い授業」を目指している。
[編集] 人物像
- 現代文の他に小論文の授業も持っており、こちらの方が熱いという噂。
- 本人いわく小心者で、代ゼミ講師の友達も少ない（というか、いない？）。ただ授業中に例として富田一彦講師の名がたびたび出る。
- 好きな芸能人はユンソナ。
- また、同ゼミナール漢文講師の宮下典男によると、落語に関する造詣が深いらしい。
- 家では奥さんの尻に敷かれているようで、授業中にもたまにぼやいている。
- 初恋の相手の名前は「葉子」。そのため、授業中に何かと「葉子」という名前を使う。
- 中１の頃まで自分は格好いいと思っていたが、女子の視線はいつも親友(イケメンだったらしい)の方に向いていたためにそうではないことに気づいた。これは母親の育て方に問題があったと笹井氏は語っている。
- 幼少時、母親の手料理に対し「まずい」と感想を述べたところ、「だったら食べなきゃいいでしょ!!」と怒鳴られた。
- 字は汚い。また、板書を面倒くさがるというものぐさな一面も時々見せる。
[編集] 名言
- 「恋をするより、語彙を増やせ。」
- 「世界の中心で"ぐー"を叫ぶ。」
- 「また奥さんにひっぱたかれる…。」
- 「葉子の笑顔が忘れられない。」
- 「昼は草食獣。夜は肉食獣。」
- 「午前０時を回っても、達夫の背中には汗が…。」
- 「世の中で『澄む』と『濁る』では大違い。ハケには毛があり、ハゲには毛がない。」
- 「似非教育者。私のことね。私は教育者じゃありませんよ。現代文と小論文の職人です。この腕一本で食ってますから。」
- （↑の発言後）「俺、かっこいいね。ぐふふ。」
- 「私はこのテキストを教える教えるんじゃなくて、このテキストで教えるんだ」
- 「この選択肢どうして潰した？理由なんて言えないよ、勘だもん」
[編集] 担当講座
（※はサテライン放映）
[編集] 通年
- 東大現代文 ※
- 早大現代文
- 早大･上智大現代文
- 私大現代文Ａ ※
- 現代文≪知の現場へ≫ ※
- 高３東大現代文（大宮）
- 小論文≪考えるヒント≫（代々木･津田沼）
[編集] 春期講習会
- スタートアップ東大現代文 ※
- 現代文≪知の現場へ≫ ※
[編集] 夏期講習会
- 東大現代文 ※
- 早大現代文 ※
- 現代文≪知の現場へ≫ ※
- 現代文≪センター･中堅私大編≫ ※
- 小論文テスト≪考えるヒント≫ ※
[編集] 冬季直前講習会Ⅰ期
- 東大現代文 ※
- 早大現代文 ※
- 現代文≪知の現場へ≫ ※
- 現代文≪センター･中堅私大編≫ ※
- 小論文テスト≪考えるヒント≫ ※
[編集] 冬季直前講習会Ⅱ期
- 東大現代文予想問題演習 ※
- 現代文≪知の現場へ≫完成編 ※
- 小論文テスト≪考えるヒント≫完成編 ※
- 東大ファイナルセミナー（現代文） ※
[編集] 関連著作
- 東大銀杏学舎『現代文SOS 修得編 上巻』 (1995年, 中経出版)
- 東大銀杏学舎『現代文SOS 演習問題編 下巻』 (1995年, 中経出版)
以上の2冊（絶版）は、代ゼミで笹井の教え子だった東大生たちが、氏の解法をパクったものと言われている。
笹井氏自身はワープロが打てないらしく、活字になった原稿は非常に少ないが、近年の『新 小論文ノート』（代々木ライブラリー）にはいくつか寄稿がある。
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