栄花直輝
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栄花 直輝（えいが なおき、1967年）は剣道家。日本代表。北海道警察の警察学校指導部剣道教官。兄は栄花英幸。
2000年（平成12年）第48回全日本剣道選手権大会において天才剣士宮崎正裕の3連覇を阻止し優勝した。この試合は剣道界の「宮崎時代」の終焉を示す伝説の一戦となった。同大会の初優勝は33歳で「遅咲きの剣士」と呼ばれている。また、さらに次世代の原田悟・木原克之などとの世代交代対決も見逃せない。そして、同年に開催された第11回世界剣道選手権大会でも個人戦優勝を果たしている。
イギリスで開催された第12回世界剣道選手権大会の団体戦に日本代表の大将として出場した。決勝の対韓国戦では、一勝一敗三引分けで時間無制限一本勝負の代表戦に突入し片手突きで栄花が見事勝利し日本は大会12連覇を成し遂げた。2003年それまでの栄花の苦難と努力の剣道人生が『にんげんドキュメント ただ一撃にかける』というＮＨＫのドキュメンタリー番組になり、「打って反省。打たれて感謝。」という名言に代表される栄花の剣道精神論は、世界中で大きな感動を呼び高い評価を受けた。
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[編集] 経歴
- 1967年（昭和42年）に北海道虻田郡喜茂別町で誕生。
- 1973年（昭和48年）小学校1年生から喜茂別町で剣道をはじめる。
- 1982年（昭和57年）北海道札幌市にある剣道強豪校東海大学付属第四高等学校に進学する。
- 1985年（昭和60年）東海大学に進学。
- 1989年（平成元年）北海道警察に奉職。
- 2001年（平成13年）喜茂別町民栄誉賞受賞。
- 2004年（平成16年）文部科学大臣スポーツ功労者表彰。
[編集] 戦績
- 全日本剣道選手権大会 ＜個人戦＞
-
- 【決勝】対 宮崎正裕 （神奈川） コ
- 世界剣道選手権大会 ＜団体戦＞
- 世界剣道選手権大会 ＜個人戦＞
[編集] ドキュメンタリー
- 「にんげんドキュメント ただ一撃にかける」 （2003年7月18日 NHK総合テレビ 午後11時00分～）
- 第58回文化庁芸術祭 ‐ ＜優秀賞＞
- 第37回アメリカ国際フィルム・ビデオ祭 ‐ ＜クリエイティブ エクセレンス賞＞
- ワールド・メディア・フェスティバル2005 ‐ ＜スポーツドキュメンタリー番組部門 銀賞＞
[編集] 書籍
- 『剣道 Ｊスポーツシリーズ』．栄花直輝著． 旺文社．
[編集] ビデオ・ＤＶＤ
- 『にんげんドキュメント ただ一撃にかける』．ＮＨＫエンタープライズ．
- 『全日本剣道選手権大会総集編 1996～1999』．ＮＨＫエンタープライズ．
- 『全日本剣道選手権大会総集編 2000～2003』．ＮＨＫエンタープライズ．
- 『好勝負十七番 第49回全日本剣道選手権大会』．スキージャーナル．
- 『烈剣十五番 第50回全日本剣道選手権大会』．スキージャーナル．
- 『精選十七番 第51回全日本剣道選手権大会』．スキージャーナル．
