島津氏久
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島津氏久（しまづうじひさ、1328年（嘉暦3年） - 1387年（嘉慶元年/元中4年））は、南北朝時代の武将である。島津氏6代当主（奥州家初代当主）。父は5代当主・島津貞久で4男、母は大友親時の娘。兄弟に島津師久(総州家)ほか。正室は伊集院忠国の娘、佐多忠光の娘。子に島津元久、島津久豊、伊集院頼久室。又三郎。三郎左衛門尉。
父の貞久、兄師久らと足利尊氏に属し、南朝(吉野朝廷)と戦う。1368年に大隅守護となる。幕府が九州の南朝勢力制圧のために派遣した九州探題の今川貞世(了俊)が菊池氏討伐のために九州三人衆を招聘すると、大友親世とともに8月に着陣。貞世に着陣を拒んだ少弐冬資の説得を以来されて冬資を招くが、貞世が資冬を謀殺する（水島の変）と、帰国して貞世と敵対する。貞世の南九州制圧に抵抗し、大隅守護職を解任された。
やがて総州家7代島津伊久と一緒に北朝に降伏した。氏久は大隅守護に復帰することはなかったが、子の島津元久が大隅守護に復帰した。60歳で死去。
馬術の達人であったと言われる。
[編集] 関連項目
- 島津氏歴代当主（奥州家）
- 1368～1387
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- 先代:
- 島津貞久
- 次代:
- 島津元久
