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山梨県立甲府南高等学校（やまなしけんりつこうふみなみこうとうがっこう）は、山梨県甲府市南部にある県内有数の進学校として知られる公立の高等学校であり、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校でもある。普通科と理数科を設置。地元では「南高」（なんこう）と略称される。
[編集] 概要
- 男女共学。1963年創設。
- 普通科は甲府総合選抜（2007年度入試より廃止予定）における人気校のひとつであり、国公立大学への進学を希望する生徒を中心として構成される習熟クラス（1年次2クラス。うち1クラスがSSHクラス。2年次より文系・理系1クラスずつ。理系はSSHクラス）と普通クラスが内部に置かれている。普通クラスでは国公立・私立大学だけでなく、専門学校へ進学する生徒も少なくない。また、推薦入試で合格し、進学する生徒が多いのが特徴。
- 理数科は県下一の難関学科であり、通学可能圏である国中地方広くから国公立中の学力上位層が集まる傾向がある。医学部進学希望者も多い。通称は「南理」（なんり）。
- フロンティアスピリット（開拓者精神）を校訓とし、新しいもの、困難と思われるものに積極的にチャレンジしようとする生徒を育成することを目標としている。
- 現役・浪人を合わせると、国公立大学に毎年100人前後が合格しており（2006年度は現役106名）、地元の山梨大学には、30人前後が合格している。平成18年度は都留文科大学に推薦入試で過去最高の12名の合格者を輩出した。さらに、理数科を中心として、東京大学や国公立大学医学部にそれぞれ10人前後が合格している。また、早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学等の私立大学にも多くの合格者を出しており、私立の難関大学からの推薦依頼が多いのも特徴。近年の指定校推薦としては早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、中央大学、学習院大学、関西学院大学ほか多数の大学からの指定枠がある。
- 45分・7校時制を県下で最初に採用し、各科目の授業時数を確保している。また、本校教員による課外や学習会、外部講師による土曜講座も実施している。
- 2004年度より「科学技術・理科大好きプラン」の一環として、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、多額の支援事業費をもとに、様々な教育活動を進めることが可能となった。地域の方々も参加できるサイエンスフロンティアフォーラム（科学講演会）、サイエンスワークショップ（自然科学系部活動）や校外研修（筑波研究学園都市や日本科学未来館等の訪問）を実施している。
- SSH認定に伴い、SSHの授業を展開するために普通科にSSHクラスが設置される。これは、元来普通科に設置されていた高レベルの習熟クラスを1年時から1クラス増設し設置したものである。基本的には他の普通科と同じ教科を学習するが、総合の時間に「スーパーサイエンス」という他クラスにはない教科を行う。「スーパーサイエンス」は学年ごとに「科学の世界」「科学の探究」等の科目に分かれ、自校教員の授業だけでなく、大学教授や研究者の講義を聴いたり、実験・実習や施設訪問も行う。
[編集] 沿革
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[編集] 著名な出身者
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[編集] 同窓会
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
