大深町
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大深町(おおふかちょう)は、大阪府大阪市北区にある地域名である。
[編集] 概要
大深町は、JR大阪駅北側にある大阪駅北地区(通称梅田北ヤード、梅田貨物駅)を中心に、ヨドバシカメラマルチメディア梅田などがあり、東は芝田、西は中津・大淀・福島、南は梅田、北は中津に囲まれた地域である。町名はかつての字名の「大フケ」に由来しており、「フケ」は「深田」を略したものである。その意味は泥土の深い田を表していると考えられており、かつて梅田周辺を「埋田」と言っていた時代に由縁していると考えられている。
大深町には昔、大阪七墓の一つの梅田墓地が広範囲にわたって存在していたが、その後梅田駅(梅田貨物駅)の開業に伴い整理が行われ、現在墓地は存在していない。芝田1丁目にある北向地蔵尊は墓地の名残である。小林佐兵衛により建てられた孤児院も存在していた。また、大深町の北の地域は古くは牛丸町といい、梅田堤で行われた「牛の藪入り」のあった地の一つとされている。
[編集] 歴史
梅田貨物駅、梅田北ヤードの詳しい歴史については梅田貨物駅、梅田北ヤードの項目を参照のこと。
- 1875年 大阪荷扱所が発足。
- 1897年 西成郡北野村字大フケのこの地は大阪市北区に編入される。
- 1900年 4月2日 北野大深町に改称される。
- 1924年6月1日 町名改正により北野の文字がとれ大深町となる。
- 1928年12月1日 大阪荷扱所が梅田駅(梅田貨物駅)に改称される。
- 1928年 住民の訴えにより全長約200mの梅田貨物駅地下トンネルが竣工。
- 1987年 梅田貨物駅が売却されることが決定。
- 2001年 ヨドバシカメラマルチメディア梅田が開店する。
- 2005年10月29日 大阪駅北地区の開発が始まる。同日、着工記念式が催された。