別海町
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別海町（べつかいちょう）は、北海道根室支庁管内の野付郡にある町。 正しくは「べつかい」と読むが、一般的には「べっかい」で通る。
町名の読みについてはかつては「べつかい」「べっかい」が混在していたが、 1971年（昭和46年）の町政施行を機に「べつかい」で統一され、公的な文書や放送等ではこちらの読みが使われている。
町名の由来は、アイヌ語の「ベッ・カイェ」（川の折れ曲がっているところ）から。
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[編集] 地理
北見市、足寄郡足寄町、釧路市、紋別郡遠軽町に次ぎ、道内の市町村で5番目に面積が広い。町役場は別海に位置し、別海、中西別、中春別、西春別、西春別駅前、上春別、上風連、本別海、尾岱沼等集落が点在する。 西部の地区は別海市街よりも標茶町市街の方が近い。
町の大半は原野を切り開いた丘陵地帯で、北海道的な牧場風景が広がる。 東部は野付水道に接し、北方領土を望む。
南西部には陸上自衛隊北部方面隊第5旅団別海駐屯地（矢臼別演習場）が置かれる。その面積は17,192ha。 1997年から沖縄県金武町県道104号線越えの砲撃訓練を受け入れた。 年数回アメリカ軍による大規模な射撃訓練が行われる。
[編集] 歴史
- 1879年（明治12）四村戸長役場設置。
- 1906年（明治39）別海村に和田村の一部を編入。
- 1923年（大正12）別海村、野付村、平糸村、西別村、走古潭村、厚別村の6村で合併。別海村が存続。
- 1933年（昭和8）村役場を本別海地区から西別地区（現別海地区）に移転。
- 1955年（昭和30）中標津町に一部分割。
- 1971年（昭和46）町制施行、別海町。
開拓当初は、沿岸沿いの本別海地区に役場を置いていた。
[編集] 経済
[編集] 産業
平野部では酪農、本別海・尾岱沼等の沿岸部では漁業（サケ、コマイ、ホッキ、アサリ、ホタテ、ホッカイエビなど）が盛ん。 日本一の生乳生産量を誇り、年間生産量は43万t。
[編集] 立地企業
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 海外
[編集] 国内
[編集] 地域
[編集] 教育
- 高等学校
- 道立高等学校
- 中学校
- 上春別、上西春別、上風連、中春別、中西別、西春別、野付、別海、別海中央
- 小学校
- 上春別、上西春別、上風連、豊原、中春別、中西別、西春別、野付、別海、別海中央、美原
- 小中学校
- 光進
各学校の通学区域が広いため21台のスクールバスが運行されている。
別海町では概ね地域ごとに小学校と中学校が1校ずつ置かれるため、たとえば上春別小の児童は全員上春別中に入学することになる。 例外として中春別中のみ、中春別小・美原小・豊原小の3校からの入学となる。
人口2万人以下の町に21の小中学校が設置されることから、複式学級を持つ小学校は12校中8校にのぼる。 一方1学年あたり2学級の学校は、別海中央小、別海中央中のみである。 また、特殊学級が21校中13校、計20学級設置されている。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
町内を通っていた旧日本国有鉄道の標津線は1989年4月30日に廃止された。別海町内には以下の駅が設置されていた。
- 標津線：春別駅 - 平糸駅 - 別海駅 - 奥行臼駅
泉川駅 - 光進駅 - 西春別駅 - 上春別駅
現在、町内に鉄道路線はない。以下の駅が最寄駅である。
また、別海村時代には別海村営軌道が存在したが、1971年に廃止された。
[編集] 道路
- 都道府県道
- 北海道道8号根室中標津線
- 北海道道13号中標津標茶線
- 北海道道123号別海厚岸線
- 北海道道311号中西別計根別線
- 北海道道362号西春別春別線
- 北海道道363号尾岱沼港春別線
- 北海道道364号本別海別海線
- 北海道道475号風連湖公園線
- 北海道道813号上風連大別線
- 北海道道830号泉川西春別線
- 北海道道928号上風連中西別線
- 北海道道930号上風連奥行線
- 北海道道951号泉川線
- 北海道道957号大成西春別線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 観光
[編集] 祭り
- 潮干狩りフェスティバル（4月下旬 - 5月上旬）
- えびまつり（6月下旬）
- 産業祭（9月中旬）
- 西別川あきあじまつり
- 白鳥まつり（2月第2日曜）
[編集] 特産・地酒
[編集] イベント
[編集] その他
[編集] 出身の有名人
- 楠瀬志保（元スケート選手）
- 田村美香（フリーアナウンサー）
- やまざき貴子（漫画家）
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
