信田智人
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信田智人(しのだ ともひと, 1960年-)は、日本の政治学者。専門は、日本政治論、対外政策論、日米関係。
京都府生まれ。大阪外国語大学卒業後、大洋漁業㈱(現マルハ㈱)に勤務。その後、国際大学で修士号、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)で博士号取得。木村太郎ワシントン事務所代表などを経て、現在、国際大学研究所助教授。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『アメリカ議会をロビーする――ワシントンのなかの日米関係』(ジャパンタイムズ, 1989年)
- 『総理大臣の権力と指導力――吉田茂から村山富市まで』(東洋経済新報社, 1994年)
- 『官邸の権力』(筑摩書房[ちくま新書], 1996年)
- Leading Japan: the Role of the Prime Minister, (Praeger, 2000).
- 『官邸外交――政治リーダーシップの行方』(朝日新聞社, 2004年)
- 『冷戦後の日本外交――安全保障政策の国内政治過程』(ミネルヴァ書房, 2006年)
[編集] 共編著
- (細谷千博)『新時代の日米関係――パートナーシップを再定義する』(有斐閣, 1998年)
- Redefining the Partnership: the United States and Japan in East Asia, co-edited with Chihiro Hosoya, (University Press of America, 1998).
[編集] 訳書
- I・M・デスラー,ジョン・S・オデル『反「保護主義」勢力――アメリカの貿易政治における圧力の変化』(ジャパンタイムズ, 1989年)
- I・M・デスラー, C・ランドール・ヘニング『ダラー・ポリティックス――ドルをめぐるワシントンの政治構造』(TBSブリタニカ, 1990年)