ヴァージル・ヒル
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| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | ヴァージル・ユージーン・ヒル |
| あだ名 | Quicksilver |
| 階級 | クルーザー級 |
| 国籍 |  アメリカ合衆国 |
| 誕生日 | 1964年1月18日 |
| 出身地 | クリントン, ミズーリ州, USA |
| 命日 | |
| 死地 | |
| スタイル | オーソドックス |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 55 |
| 勝ち | 50 |
| KO勝ち | 23 |
| 敗け | 5 |
| 引き分け | |
| 無効試合 | |
ヴァージル・ユージーン・ヒル（Virgil Eugene Hill, 1964年1月18日－ ）はアメリカのプロボクサー。現在世界ボクシング協会(WBA)認定世界クルーザー級チャンピオンであり元世界ボクシング協会(WBA)認定世界ライトヘビー級チャンピオン。1984年のロサンゼルス五輪ではミドル級の銀メダルを獲得した。「Quicksilver (クイックシルバー) 」の異名を持つ。
目次 |
[編集] 来歴
[編集] 幼少・アマチュア時代
バージル・ヒルは1964年にミズーリ州クリントンに生まれた。ネイティブ・アメリカンのチェロキー族のクォーターである。彼が3歳の時に家族がノースダコタ州に転居し、そこで育った。ボクシングは父親の手ほどきを受けて8歳の時から始めた。アマチュア時代には全米のナショナルゴールデングローブチャンピオンになり、1984年ロサンゼルスオリンピックにミドル級のアメリカ代表として出場して銀メダルを獲得した。出場後すぐに1984年11月15日にライトヘビー級でプロデビューした。アマチュアの戦績は288勝11敗。
[編集] プロボクサー (ライトヘビー級) 時代
1986年12月11日にはWBCコンチネンタル全米ライトヘビー級タイトルを獲得した。全勝のまま1987年9月5日にはレスリー・スチュアートを4回TKOで破りWBA世界ライトヘビー級タイトルを獲得。同タイトルを10度防衛した後、1991年6月3日にトーマス・ハーンズに僅差の判定で敗れてタイトルを失った。しかし、1992年9月29日には再度空位だったWBA世界ライトヘビー級タイトルを獲得。同タイトルを9度防衛した後、10度目の防衛戦でIBFタイトルを長期防衛していたドイツのヘンリー・マスケと統一戦を行い、これに12回判定で勝利してIBFタイトルも奪取した。しかし、1997年6月13日にWBOチャンピオン、ポーランドのダリウス・ミハエルゾウスキーとの統一戦に判定で敗れタイトルを失う。さらに、翌年4月25日には当時パウンド・フォー・パウンド最強と言われていたロイ・ジョーンズ・ジュニアに挑戦し、4回で生涯初のKO負けを喫する。
[編集] プロボクサー (クルーザー級) 時代
すでに彼も34歳になっており『バージル・ヒルのキャリアは終わった』と、誰もが考えていたがクルーザー級に階級を上げ2000年12月9日にフランスでファブリス・ティオゾを1回TKOで破りWBA世界クルーザー級タイトルを獲得する。しかし、2002年2月23日に同じくフランスのジャン＝マルク・モルメクに9回TKOで破れ防衛は出来なかった。2004年5月22日に再度ジャン＝マルク・モルメクに挑戦するが僅差の判定で敗れた。その後、モルメクがスーパーチャンピオンに認定されると同時に空位になったWBAタイトルを、2006年1月27日にバレリー・ブルドフと争いこれに勝利して再度チャンピオンに返り咲いた。
[編集] 獲得タイトル
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| 男子 ボクシング | ||
| 銀 | 1984 | ミドル級 |
[編集] 関連項目
| 前王者 レスリー・スチュワート |
第11代WBA世界ライトヘビー級王者 |
次王者 トーマス・ハーンズ |
| 前王者 アイラン・バークレー |
第14代WBA世界ライトヘビー級王者 |
次王者 ダリウス・ミハエルゾウスキー |
| 前王者 ヘンリー・マスケ |
第6代IBF世界ライトヘビー級王者 |
次王者 ダリウス・ミハエルゾウスキー |
| 前王者 ファブリス・ティオゾ |
第11代WBA世界クルーザー級王者 |
次王者 ジャン＝マルク・モルメク |
| 前王者 ジャン＝マルク・モルメク |
第13代WBA世界クルーザー級王者 |
次王者 N/A |
