リトルトーキョー
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リトル東京（リトル・トーキョー、英語：Little Tokyo）は、ロサンゼルスのダウンタウン内にあるアメリカ最大の日本人街の通称である。ロサンゼルス通り、アラメダ通り、一番街、三番街、という4つの大きな通りに囲まれ、リトル東京周辺部だけでなく、ロサンゼルス南部に位置するトーレンス地区やガーデナ地区に住む日本人や日系アメリカ人に日本の娯楽や食事、仕事を提供する場となっている。また、日本人向けの銀行や病院、弁護士事務所なども多い。
1999年から新たに始まったロサンゼルス市のLAルネッサンスプロジェクトは見事にロサンゼルスのダウンタウンを新しい町に作り変えた。ロサンゼルスのダウンタウンはこれにより、多くの地域に分かれ、リトル東京は、Little Tokyo Disctrict（リトル東京地区）と呼ばれるようになった。2006年現在このプロジェクトの効果もあって、リトル東京内に5つのコンドミニアムプロジェクトが進行しており、1棟が完成、完成前に完売しているコンドミニアムも見られる。
こうした動きのなかで、地元3大スーパーマーケットもこぞってリトル東京内に店舗を開店、100円ストアや日本のアンティークなどを置く店も出来ている。また、新しい傾向として、スターバックス・コーヒー、クイズノス・サンドイッチ、サブウェイ・サンドイッチ、アメリカンアパレルなど日本食以外のチェーン店も軒を並べるようになった。
しかしながら、一番街の北側の建物は、歴史的建造物に指定されており、西本願寺羅府別院など市指定の重要文化財や国定史跡に名を連ねるものもある。
リトル東京地区に隣接するアート地区には既に数千人のアーテストが居住しており、こうした住人も新しいリトル東京の利用者となりつつある。現在はアメリカ人向けの日本的な街に変化しつつある。
全米日系博物館の向かい側には地下鉄メトロゴールデンラインの駅ができることが決定し、準備が着々と始まっている。
ロサンゼルス市は人口の流入は治安維持がキーポイントとなるとして、リトル東京内には既に交番があり、リトル東京防犯協会が地区内を巡回し、より安全な街づくりを手がけている。
目次 |
[編集] 観光
[編集] 文化施設
[編集] 買い物
- マルカイマーケット（ビデオ）
- ニジヤマーケット（ビデオ）
- 羅府物産（ビデオ）
- 和楽（ビデオ）
- ジャパニーズビレッジプラザ
- ウエラーコート
- ホンダプラザ
- リトルトーキョースクエア
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- ミツワマーケット（旧ヤオハン）
[編集] ホテル
[編集] その他
- 火の見やぐら
- 小東京交番（観光案内所も兼ねて、警備員が常駐している）
- 二宮尊徳像
- マニュファクチャラーズ銀行（三井住友銀行現地法人。ちなみに上記二宮尊徳像はこの銀行の前に置かれている）
- 日刊サン本社（日本人向けの日刊紙、雑誌の販売）
- 二世祭（ビデオ）（毎年8月）
[編集] 歴史
- 1884年 日本人の定住が始まる。
- 1920年頃 人口（約3万人）が最大となる。
- 1924年 排日移民法が制定。
- 1934年 二世祭（世界最大の日系人の祭り）を開催。
- 1942年 日系アメリカ人の強制収容が開始され、リトル東京は徐々に荒廃していき、終戦までにアフリカ系の街あるいはゴーストタウンと化したとされる。
- 1970年頃 日系のビジネスセンターとして再開発が開始される。
- 1986年 一番街がロサンゼルスの史跡に指定される。
- 1992年 全米日系人博物館が開館。
- 1994年 住宅地としての再開発が開始される。
- 2005年 リトル東京内に３つのコンドミニアム着工、１件完成
- 2006年 追加２つのコンドミニアム着工
