ミルピタス (カリフォルニア州)

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ミルピタスのKristinridge Wayの住宅街

ミルピタス(Milpitas)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ郡にある都市である。1954年に誕生したこの都市は、誕生時に総人口がたったの825人の農村地帯だったものの、今では62,000人もの人口を抱える、南カリフォルニアの主要な都市として知られている。

アメリカのシリコンバレーのひとつとして知られ、コンピューター技術などのハイテク産業が盛んである。そのせいもあり、世界中からたくさんの技術者が集まり、アジア系の住民数はアメリカ出身の人とほぼ同じくらいである。また、人種が多様なことから、文化や教育面も多様である。

ミルピタスの名前の由来は、メキシコ人がスペイン語で「トウモロコシ畑」と呼んだためだとされている。

[編集] 地理

カリフォルニア州のサンフランシスコ湾の南端に位置し、サンフランシスコから約70km南に位置する。正確な位置は北緯37度26分5秒西経121度53分42秒。海抜は6m。

ミルピタス市内

[編集] 気候

ミルピタスの気候は暖かく湿度が低く、雪や吹雪、ブリザードが起こったことがない。平均気温は15℃、年間降雨量は300mm前後と、降雨量も少なく、冬意外はめったに雨が降らない。

[編集] 人口動勢

人種別では、白人30.87%、アフリカ系3.66%、インディアン0.62%、アジア系51.81%、太平洋諸島系0.63%、そのほか12.41%となっている。アジア系の住民が多いのは、前に述べたとおり海外からの技術者が多く集まっているためである。総人口は62,698人、総世帯数は17,132世帯、家族数は13,996家族、人口密度は1,785.2人/km²(4,622.9人/mi²)となっている。