マギー・メイ
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マギー・メイ(Maggie Mae)は、イギリスのリバプールに伝えられるトラディショナル・ソング。歌詞の内容は売春婦に心奪われた水夫の話である。現在でもパブなどで多くの酔客によって大声で歌われる。
「Maggie Mae」は1969年にビートルズによってゲット・バック・セッションで演奏され、その後1970年に発表されたラストアルバム『レット・イット・ビー』に収録された。アレンジ・クレジットはレノン＝マッカートニー＝ハリスン＝スターキーとされた。
ジョンはこの曲をリバプール訛り丸出しで歌っている。アナログ版ではこの曲でA面が終了している。ちなみに『レット・イット・ビー・ネイキッド』では初回版についていたCD『フライ・オン・ザ・ウォール』で聞くことができるが別の曲とのメドレーだったためオリジナルとはまったく違うバージョンとなっている。
マギー・メイ(Maggie May)は、ロッド・スチュアートとマーティン・クイッテントンによって書かれた楽曲。スチュアートと彼のバンド、フェイセズによって1971年に録音された。
それは年上の女性と恋に落ちた若い男の歌であり、スチュアート個人の体験から書かれた物であった。
同曲はイギリスでは「Reason To Believe」のB面として最初発表された。しかしながら当時のDJたちは「マギー・メイ」の方を好んで多くオンエアしたため、AB面を入れ替え二週間後のチャートでは「マギー・メイ」がA面として記録された。しかしながらシングルは「マギー・メイ」をB面としたままプレスし続けられた。
1971年10月に「マギー・メイ」はイギリスのチャートでNo.1に輝き、同時にアメリカでもチャートのトップを占めた。同曲を収録したアルバム『エブリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』もチャートの上位を占めた。英米同時にシングル・チャートのトップを記録するのはビートルズ、サイモン・アンド・ガーファンクルなどの僅かなアーティストしか成し遂げていない。
「マギー・メイ」はスチュアートを偉大なロックン・ロール・スターの一人として成功させた。彼は何百万ものレコードを売り上げ、世界中で数多くのヒット曲をリリースしたが、依然として「マギー・メイ」が彼の最もよく知られる曲である。
同曲は1976年12月に再びチャート・インし31位を記録した。
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