ベルガシリーズ
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ベルガシリーズ (BERUGA SERIES）はアニメーション映画『機動戦士ガンダムF91』に登場する架空の兵器群である。ここではクロスボーン・バンガードのモビルスーツであるベルガ・ダラス、ベルガ・ギロス、ベルガ・バルスを紹介していく。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] ベルガ・ダラス
[編集] 機体解説
| ベルガ・ダラス | |
| 型式番号 | XM-04 |
| 所属 | クロスボーン・バンガード |
| 建造 | ブッホ・コンツェルン｜エアロダイナミックス社 |
| 生産形態 | 指揮官用量産機 |
| 頭頂高 | 15.8m |
| 本体重量 | 9.3t |
| 全備重量 | 22.1t |
| ジェネレーター出力 | 4,530Kw |
| スラスター総推力 | 22,500Kg×2､ 8,950Kg×3､ 3,460Kg×6 |
| アポジモーター数 | 82 |
| 装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材 |
| 武装 | ショットランサー（マシンガン×2門） ビームサーベル ビームシールド ビームライフル |
| 主な搭乗者 | ドレル・ロナ クロスボーン一般指揮官 |
ベルガ・ダラスは、アニメーション映画『機動戦士ガンダムF91』に登場した架空の兵器。クロスボーン・バンカード軍のモビルスーツ（MS）である。
分類は指揮官用格闘型モビルスーツ。デナン・ゾンを指揮官用にグレートアップした機体がベルガシリーズであり、最も初期に開発されたのがベルガ･ダラスである。特徴として外付けジェネレータ直結の独立スラスターのシェルフ・ノズルがあげられる。シェルフ・ノズルは個々のスラスターを組み合わせたもので、AMBACシステムも兼ねている。ベルガ・ダラスはスラスター3基で1基の組み合わせで2基装着されている。これにより依存のモビルスーツに比べ圧倒的な機動力を誇る。また背中にはビームフラッグが装備されている。ビームフラッグはビームで形成された旗印であり、通信がし難い高ミノフスキー散布区域でも命令が迅速に行えるので自分の部隊の印、または自軍への戦意向上にも一役買っている。勿論武器としても使用ができる。武装はアタッチメント方式で装備されたショットランサー、ビームサーベル、ビームシールドの3つ。基本小隊はベルガ・ダラスを指揮官機として、随伴機にデナン･ゾン2機。
[編集] 劇中での活躍
上記に記してある通り、指揮官用として活躍。地球連邦軍のモビルスーツを全く寄せ付けない性能を誇った。映画全編でドレル・ロナの愛機として描かれた。
[編集] ベルガ・ギロス
[編集] 機体解説
| ベルガ・ギロス | |
| 型式番号 | XM-05 |
| 所属 | クロスボーン・バンガード |
| 建造 | ブッホ・コンツェルン｜エアロダイナミックス社 |
| 生産形態 | 指揮官用量産機 |
| 頭頂高 | 15.7m |
| 本体重量 | 9.1t |
| 全備重量 | 22.7t |
| ジェネレーター出力 | 4,790Kw |
| スラスター総推力 | 21,820Kg×2､ 8,950Kg×3､ 3,460Kg×8 |
| アポジモーター数 | 73 |
| 装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材 |
| 武装 | ショットランサー（マシンガン×2門） ビームサーベル ビームシールド ビームライフル |
| 主な搭乗者 | ザビーネ・シャル クロスボーン一般指揮官 |
ベルガ・ギロスは、アニメーション映画『機動戦士ガンダムF91』に登場した架空の兵器。クロスボーン・バンカード軍のモビルスーツ（MS）である。
分類は指揮官用戦闘型モビルスーツ。ベルガ・ダラスと並行で開発された機体だが、ベルガ・ダラスにおいて初採用したシェルフ・ノズルをさらに改良し、不必要なアポジモーターを排除したことで機体の軽量化に成功、機動力の向上させている。武装もショットランサーが手持ち式となり、マシンキャノンも4門増加している。なおザビーネ・シャル専用機のビームフラッグはクロスボーン・バンカードの紋章でなく、自身の家名であるシャル家の紋章が描かれた。これはエリート選抜部隊である黒の部隊隊長の特権である。
[編集] 劇中での活躍
映画全般では黒の部隊であるザビーネ・シャルの愛機として描かれた。フロンティアⅠの戦闘においては地球連邦軍に寝返ったアンナマリーのダギ・イルスと戦闘を行い、左肩を損傷するも撃破した。
[編集] バリエーション
- ベルガ・ギロス・パワードウェポンタイプ
- ベルガ・ギロスを重武装化した機体である。
[編集] ベルガ・バルス
[編集] 機体解説
| ベルガ・バルス | |
| 型式番号 | XM-05B |
| 所属 | クロスボーン・バンガード |
| 建造 | ブッホ・コンツェルン｜エアロダイナミックス社 |
| 生産形態 | 指揮官用量産機 |
| 頭頂高 | 15.7m |
| 本体重量 | 不明 |
| 全備重量 | 不明 |
| ジェネレーター出力 | 不明 |
| スラスター総推力 | 不明 |
| アポジモーター数 | 不明 |
| 装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材 |
| 武装 | ショットランサー（マシンガン×2門） ビームサーベル ビームシールド ビームライフル |
| 主な搭乗者 | シェルフ・シェフィールド クロスボーン一般指揮官 |
ブッホ・コンツェルンが開発した最新鋭MSである。
XM-05 ベルガ・ギロスの改良型機体である。 ウィング状に形作られたシェルフノズルが特色である。 バナナ型マガジンを二列に並べた機銃を持つショットランサー携帯している。ジェネレーター出力、スラスター推力、アポジモーター数のいずれも向上している。よって、前期型であるベルガ・ギロスを上回る高機動性能を発揮する。
[編集] 劇中での活躍
劇中ではシェルフ・シェフィールド大尉が愛機として登場していた。 ネオガンダム2号機のG-バードのビームを防御したがビームシ－ルドの基部は熔けて使い物にならなくなっている。しかし、本体にまでは貫通をしていなかったことから、かなりの高出力をもったビームシールドと推測される。 よって、ベルガ・ギロスの改良型ビームシールドと思われる。
G-バードのビームを食らった後は反撃に転じ、見事にショットランサーでネオガンダム2号機のG-バードを破壊している。
