プロデューサーズ
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『プロデューサーズ』(The Producers)は、アメリカの映画作品およびミュージカル作品。ブロードウェイのミュージカル業界を舞台にした騒動を描くコメディである。メル・ブルックスが監督や作詞作曲を手がけている。次の3つの作品がある。
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[編集] 1968年の映画
1968年の『プロデューサーズ』は、メル・ブルックス監督による映画作品。主演はゼロ・モステルとジーン・ワイルダー。アカデミー脚本賞を受賞した。
[編集] 2001年のミュージカル
詳細はプロデューサーズ (ミュージカル)を参照。
2001年の『プロデューサーズ』は、1968年の映画をミュージカル化した作品。映画を監督したメル・ブルックスが作詞と作曲を行った。初演の主役はネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが演じた。大ヒット作となり、トニー賞の12部門を受賞。
[編集] 2005年の映画
2005年の『プロデューサーズ』は、2001年のミュージカルを元にしたミュージカル映画(日本での公開は2006年)。製作はメル・ブルックス、監督はミュージカル版の演出と振付を行ったスーザン・ストローマン。ミュージカル版の主演であるネイサン・レインとマシュー・ブロデリックがそのまま主演している。
[編集] あらすじ
かつてはブロードウェイの大物プロデューサーだったマックスはすっかり落ちぶれ、ヒット作を出せなくなっていた。マックスの元をさえない会計士レオが訪れ、帳簿を調べるうちに、「ミュージカルをわざと大コケさせれば大儲けできる」ことを発見する。金に目がくらんだマックス、プロデューサーになることを夢見ていたレオを口説き落とし、一緒にプロデューサーとなって失敗作を作り、出資金を持ち逃げすることにする。
まず最低の脚本家を探し、ヒトラーを愛するフランツの「春の日のヒトラー」を採用する。最低の演出家としてゲイのロジャーに演出を依頼する。さらに、スウェーデン語なまりのひどいセクシー美女ウーラを出演させることにする。マックスは出資金をかき集めるために、愛に飢えた老婦人を口説いて回る。そして迎えた初演では……
[編集] キャスト
- マックス・ビアトリックス:ネイサン・レイン
- レオ・ブルーム:マシュー・ブロデリック
- ウーラ:ユマ・サーマン
- フランツ・リープキン:ウィル・フェレル
- ロジャー・デ・ブリー:ゲイリー・ビーチ
- カルメン・ギア:ロジャー・バート
[編集] スタッフ
- 監督:スーザン・ストローマン
- 製作:メル・ブルックス、ジョナサン・サンガー
- 脚本:メル・ブルックス、トーマス・ミーハン
- 作詞作曲:メル・ブルックス
[編集] 外部リンク
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