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ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
(FIRE EMBLEM: Path of Radiance)
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 ゲームキューブ[GC]
開発元 インテリジェントシステムズ
発売元 任天堂
人数 1人
メディア 光ディスク
発売日 (日本) 2005年4月20日
(北米) 2005年10月17日
(欧州) 2005年11月15日
(豪州) 2005年12月1日
価格 6800円(税込)
対象年齢 CERO: 全年齢
ESRB: Teen
PEGI: 7+
OFLC: M(15+)
売上本数 15万420本(日本国内)
テンプレート (ノート)

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡( - そうえんのきせき、FIRE EMBLEM : Path of Radiance)は、ニンテンドーゲームキューブ用ソフトである。 ファイアーエムブレムシリーズ第9作目として、ファイアーエムブレム15周年の日でもある2005年4月20日に任天堂から発売された。 日本以外では北米・ヨーロッパ及びオーストラリア・ニュージーランドで2005年10月以降、順次発売されている(言語はいずれも英語。また、一部登場人物の名称が「ティアマト→Titania」「セネリオ→Soren」「ワユ→Mia」「ルキノ→Lucia」のように変更されている)。

なお、2007年2月には続編であるファイアーエムブレム 暁の女神が発売予定。舞台は本作の3年後の世界である。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


目次

[編集] ストーリー

女神に祝福されし大地テリウスは、神に近い姿をした(いわゆる人間の)種族「ベオク」と、様々な獣の特徴を持つ種族「ラグズ」の2種類の種族によって構成される。

テリウス大陸の歴史は、鉄の武器と英知をもって戦うベオク、自らの肉体を化身させて戦うラグズという2つの種族の勢力争いの歴史でもある。 彼らは、長い歴史の中で抗争・和解を繰り返しながら、それぞれの国を作り営んできた。 そして現在、テリウスには7つの国家が存在し、微妙な均衡の元で比較的安定した時期に入りつつあると思われていた。 だが、人々の気づかぬところでは動乱の影が蠢いていた。

クリミア王国のとある傭兵団「グレイル傭兵団」。 団長であるグレイルの息子アイクは、任務の帰還中、デイン王国の部隊との戦闘を余儀なくされるが、からくもこれを撃退。 そこで一人の女性と運命的な出会いを果たすこととなる。

[編集] 概要

シリーズ初のゲームキューブ作品で、『ファイアーエムブレム トラキア776』以来の据え置き型ハード作品である。また、シリーズ初の3Dグラフィックによる作品となった。
イラストレーターは北千里氏。
メインシナリオはKen Yokoyama氏。氏は「烈火の剣」のメインシナリオ担当。その為か、シリーズの他作品と比較して、セリフ回しや、シナリオの根底に二種族の対立と共存を置く点、家族の絆を強調する点など、本作のストーリーは「烈火の剣」と共通する所が多い。

基本システムについて
ゲームボーイアドバンス(以下GBA)版でおなじみの基本的なシステムを踏まえ、バイオリズム等の新システムの導入や、新ユニットの導入によりGBA版とは違う作品に仕上がっている。
固定成長方式について
二周目以降選択可能になるキャラの成長スタイル。これまでのような完全ランダムではなく、一定のレベルで(多少の誤差は出るが)必ず特定の能力が上がるようになる。
この導入により、好みのキャラのレベルが上がったのに戦闘能力そのものがほとんど上昇せず、各マップの最初からやり直す、といったタイムロスが起きずに済むようになった。
「体当たり」について
他のユニットに「体当たり」し、1マス移動させる行動。騎乗ユニット以外が使用可能。自身の「重量」+2以下のユニットに使用可能。対象は、敵・味方・中立・同盟を問わない。
化身時の「獣牙族」は騎乗ユニット並みに重い、という設定のため、追加されたものと思われる。本作の騎乗ユニットは「救出」出来ないため、行動済みとなった待機位置に問題がある場合は、これで動かすしかない。
スキル「ぶちかまし」があれば、2マス弾き飛ばすことが可能。
スキルシステムについて
GBA版では僅かしかなかったスキルが完全に復活、「上位スキル」と言える「奥義」も加えられた。スキルは初期装備のもの以外にも、「スキルの書」の使用によって各キャラ毎の「キャパシティ」分まで修得できる。
但し、「聖戦の系譜」ほどには一つ一つのスキルが強力に設定されていないため、あれば勿論有利ではあるが、なければ戦えないと言う事は全く無い。
難易度について
最初から、「ノーマル」・「ハード」・「マニアック」の選択が可能。
「ノーマル」は事実上の「易しい」であるため、敵の能力が低く、数が少なく、更に特定の強力なボスが出現しないなど、初心者向けのものとなっている。
一方「マニアック」は敵の一般兵が同じマップのボス並みの戦闘力を持つという設定にされているため、やり応えはあるが、クリアまでに相当の時間を要する。
体格システムについて
トラキア776及びGBAシリーズでは「体格」の大きさが重い武器を扱う上で重要な値とされていたが、本作では「力」がその役目を負ったため、「体格」はほぼ設定的役割に留まることとなった。
GBA:攻撃速度=速さ-(武器の重さ-体格)
蒼炎:攻撃速度=速さ-(武器の重さ-力):両者とも、括弧内が負の数値の時は0として計算
武器練成システム
武器の性能を改造するシステム。各マップ毎に一つずつ、剣・槍・斧・弓・魔道書の、威力・命中率・クリティカル補正・重さ、を調整することが出来る。色や名称の変更も可能。但し、結構な金額を必要とする。
「重量」について
その名の通り、各ユニットの重さ。「ベオク」の場合、基本的には「体格」=「重量」。これに、クラス毎に固定された数値が追加される。皮鎧を装備しているクラスなら+1、フルプレートを装備しているユニットなら+4、馬に乗っている場合は馬の重みが加算され+20といった具合。
「ラグズ」は体の組成(密度)が「ベオク」と異なる為、数値が大きく異なる。「獣牙族」「竜鱗族」は「体格」より数値が大きく、「鳥翼族」は軽め。
三すくみのバランスについて
「トラキア776」以降ではそれまで不遇な扱いを受けていた「斧使い」の救済措置が行われ、それまでのいびつとも言えたゲームバランスが改善されてきたが、本作もそれに漏れず、斧を扱うユニットは優遇されている。
本作では難易度にもよるが全体的に敵ユニットの『守備』値が高く、更には剣士系ユニットの『力』値が低めな事もあって、剣士が剣で2回攻撃するより斧戦士が斧で1回攻撃した方が大きなダメージを与えられることが多い。そのため、むしろ剣士系が「弱い」とされる事が多い。
支援会話について
GBA版では戦闘マップ上で隣接することによって信頼度を高め支援会話を発生させていたが、戦闘中に呑気に会話をしているのは不自然との声もあった(特に恋愛関係)。そのためか、本作では共に出撃したマップ数ごとに信頼度を加算(何ターン隣接しても変化なし)、会話そのものも出撃前に行われることとなった。
クリア特典について
またクリア後のおまけにはトライアルマップ、ムービー一覧、イラスト一覧、サウンドテストがある。しかし烈火の剣、聖魔の光石であった「支援会話一覧」は割愛された。なおイラスト一覧では、GBAシリーズのソフトを接続することにより過去三作の公式イラストも表示されるようになる。

[編集] 用語

ベオク
いわゆるヒト。手先が器用で、武器の製造と取り扱いに長ける。修行次第で魔法の修得も可能。
「ベオク」とは「ラグズ」を好意的・中立的に意識した上で自身を呼ぶ時の呼称で、「ベオク」同士の間では「人間」と呼び合う。また、「ラグズ」が「ニンゲン」と呼ぶ時は、嫌悪感を込めて「ベオク」を呼称する時。
ラグズ
獣・鳥・竜に姿を変えることの出来るヒトの事。「ベオク」に比べて寿命が長く、身体能力も高い。「ベオク」とは基本的に対立している。これまでのシリーズの「竜族」と異なり、人型が真の姿。また、「ベオク」と恋に落ちることもあるが、体の組成の問題か、ほとんど子をなすことは出来ない。
「ベオク」と違い貴族制は存在しない。各々の「王」を持つが、それにはそれぞれの種族の中で最強の戦士が就く。
現在のテリウス大陸では「ベオク」勢力に圧迫されているが、かつては「ラグズ」が「ベオク」を支配する時代もあった。
「ベオク」の多くは「ラグズ」を意識的・無意識的に「半獣」と呼ぶが、これは「ラグズ」にとって大変差別的な呼称である。
獣牙族
猫、虎、獅子に化身する「ラグズ」。人型の際には、猫科の耳と尻尾を有し、顔などに独特の紋様がある。眼が良く、僅かな月明かりの下でも活動可能。確率は低いが「ベオク」と子を成す事があるようだ。因みに「猫」とは言うが、そのサイズは大型肉食獣クラス。
鳥翼族
タカ、カラス、サギに化身する「ラグズ」。人型の際にも翼を背中に有し、飛行する事が出来る。鳥目なので夜間の活動は極めて難しい。どれも化身時の翼長は2mを超える。
竜鱗族
赤竜、白竜、黒竜に化身する「ラグズ」。「ラグズ」の中で最強の種族。化身時も二足歩行で手先が器用。人型の際には、耳がとがっていることを除けば、特に「ベオク」との外見的差異はない。これまでのシリーズの「竜族(マムクート)」と比べると、体が小さく、寿命も短い(それでも1000年は生きるらしい)。ブレスで攻撃可能。
印付き
ベオクとラグズとの間に生まれた混血児の子孫の内、体に独特の紋様(紋章)が現れた者。ラグズからは「親無し」と呼ばれる。混血第一世代が即座に「印付き」となる訳では無い。他のベオクに比べ寿命が長く、魔力や身体能力に秀でる。
テリウス大陸では異種族間の混血が禁忌とされているため、ベオク・ラグズ双方から忌み嫌われている。特にラグズからはその存在すら無視されているため、彼らのラグズへの憎悪は強い。
なりそこない
常に獣型を取り続け、人型に戻ることの出来無いラグズ。デイン王国による人体実験の産物。薬物を投与により、精神を破壊されており、軍指揮官の命令のままにただ敵を攻撃するのみ。虎、猫、タカ、カラス、赤竜、が登場する。
メダリオン
エレナの形見のメダル。青銅製。両手サイズ。時に青い光を発する。
人の負の感情を増大させる力を持ち、触れるものを狂気に駆り立てる。サギの一族のように、限りなく「正」に近い存在のみが正気を保つことが出来る。
恒例最重要アイテム「ファイアーエムブレム」。
女神の祝福
女神の祝福を受けた鎧は漆黒の騎士、アシュナードが身に纏っており、ほとんどの攻撃を無効化する。
これを打ち破れるのは漆黒の騎士曰く「同じ女神の祝福を受けた武器のみ」である。神剣ラグネルやラグズ王の武器があたる。

[編集] キャラクター

[編集] 主なキャラクター

アイク (声:荻道彦)
今作の主人公。グレイル傭兵団に所属するベオクの青年で、剣の使い手。傭兵団の団長グレイルを父に持つ。常に冷静沈着で無愛想だが、内面は正義感にあふれている。ベオク、ラグズ共に同じように接し、道中で多くの人物を惹き付ける。恋愛事に関しては非常に鈍い…が、それは飽くまで自分に向けた物に対してであり、ティアマトのグレイルに対する気持ちには気付いていたようだ。実はガリア育ち。クラスは『レンジャー』。
後に、エリンシアを守り抜いた功績、ベオクとラグズを結びつけるきっかけを作った功績、「軍を率いるのが一介の傭兵では締まらない」という諸々の理由で、サナキの命によりエリンシアから騎士の称号と爵位を与えられ、歴代主人公と同じ『ロード』となった。
父から基礎を叩き込まれていた奥義「天空」を修得できる。27章後編以降は間接攻撃可能な耐久無制限の神剣「ラグネル」を駆る事もあり、やや弱めな本作の剣士系の中で、名実共に自軍最強を誇る。
シリーズ初の平民主人公。更にはシリーズで初めて、何をしようと女性と恋愛関係に至らない(アイクが全く気付かない)主人公でもある。
ミスト (声:榎本温子
アイクの妹。グレイルの娘。傭兵団では家事や洗濯などの担当。母親の形見である青銅のメダリオンを大切に持っている。このメダリオンこそが、800年前に邪神を封じ込めたエルランのメダリオンである。本来、メダリオンに直接触れた者は、自身に宿る負の力が増幅され暴走してしまうのだが、ミストやサギの民は特別に正の力が強いため、平気でいられる。ちなみにラグズ並に耳がいい。
クレリック。ワルキューレにクラスチェンジすれば剣で戦えるが、力も技も低いのであまり有効ではない。
グレイル (声:長嶝高士
グレイル傭兵団の団長で、アイクとミストの父親。苦しむ人々のためなら無償での仕事すら引き受ける。団員の信頼も厚く、アイクの目標でもある。エリンシアをガリア王国に逃がす途中、追っ手であり、かつての弟子でもあった漆黒の騎士に殺される。クラスはを使う勇者。
ちなみに今作品の勇者はグレイル専用クラスで、実際にグレイルと戦える(共闘・訓練含む)のは序章のみ(しかも手加減モード)と出番が少ない。
ティアマト
グレイル傭兵団の一員。元はクリミア王国に仕えていた聖騎士。騎士としても士官としても有能な人物で、グレイルの片腕とも言える存在。アイクが幼子の頃からグレイルの一家と付き合いがあり、エルナが死んだ後は公私共にグレイルを支え続けた。アイク、ミストにとっては姉とも母とも呼べる関係。
シリーズ恒例の序盤救済用ユニット。育て続ければ一線級とは言わないまでも前線に出続けることが可能。因みに、「お供の聖騎士」が「頑固爺さん」から「綺麗なお姉さん」に変わったのは、単にスタッフの好みとの事。
セネリオ
グレイル傭兵団の一員。元々は他の傭兵団で修行していた。デインのクリミア奇襲によりグレイル傭兵団に帰還。豊富な知識と鋭い戦術眼を持つ優秀な参謀。現実主義者。魔道士としても高い潜在能力を持つ。他人からの愛情を受けられずに幼少期を過ごしたため猜疑心が強い。ラグズを「半獣」と嫌悪している。迫害されていた頃に幼いアイクに出会っており、その時受けた恩が元でアイクにだけは心を開き、全面的に信頼している。また、アイクに危険を及ぼすような存在にも容赦はない。支援関係もアイクの他には自分と同じ様な存在である、ある人物としか結べないなどかなり極端である。
フォルカ
エルナの死後、グレイルが雇っていた「情報屋」。グレイルに頼まれていた調査の報告書を渡しに来たと言って、傭兵団に近づく。本業は「暗殺」であり、グレイルと「自分が暴走したとき、刺し違えてでも止める」「自分が死んだ後、アイクが十分に成長してから自分の秘密を明かす」という二つの契約をしていた。そして、アイクとも一つ目の契約を結んだ。「火消し」の異名を持つ。
初期クラスはシーフだが正体を明かすと同時に『アサシン』となる。
エリンシア(・リデル・クリミア) (声:滝田樹里)
クリミア王国の王女。王女ではあるが、王位継承権の問題上、実質的に世間には隠されて育てられており、常に離宮で生活していた。そのため家事全般、剣術、馬術など様々な事を教えられており、基本的になんでもこなせる。気さくな性格な上、育ちの事情故に貴族意識も低いので、誰に対しても敬語を使う。アイクらに馴染もうと努力しており、時に「ぶっとばして差し上げましょう!」などと過激な発言をすることも。
アイクに恋愛感情を抱いているようで、「(姫ではなく)エリンシアと呼んで下さい」と告白することすらあるが、彼の鈍さに全て流されてしまっている。
ラスト間近で衣装替えと共にようやくの参戦。クラスは『クリミア王女』(天馬騎士)で、剣と杖を使える。耐久無制限の専用剣「アミーテ」(常時連続攻撃可能)を持つが、使用可能となるのは終盤でさらにレベルが1からなので、扱いづらいが、成長率(特に魔力)はいいので、育てばそれなりに活躍できる。
漆黒の騎士 (声:間島淳司
デイン王国に仕える、漆黒の鎧に身を包んだ謎の騎士(クラスは専用の『ジェネラル』)。四駿の一人であり、強靭なラグズの一部隊を潰してしまう程の実力を持つ。かつて、グレイルの弟子であった。
「神剣エタルド」の使い手。女神に祝福された漆黒の鎧を身に着けており、ほぼ全ての攻撃を無効化する。これを打ち破れるのはエタルドと対となる「神剣ラグネル」のみ。その真意は不明だがグレイルにラグネルを渡して正々堂々とした一騎打ちを望んだが拒否され、グレイルが万全の状態でない事もあって殺してしまう。その後成長したアイクにラグネルを使わせる事で、今度こそ正々堂々とした一騎打ちを挑む事となる。
一騎打ちでは制限時間があり、倒しても倒せなくても(逃げても)ストーリーに若干の変化があるだけでそのまま進む。
アシュナード
デイン王国第13代国王。元々は王位継承からは最も遠い王族であったが、18年前に王都で起こった流行病で王族がことごとく亡くなった為、王位に就いた。ベグニオンに「聖騎士一兵団さえ霞む」と恐れられるほどの武勇の持ち主。
漆黒の騎士と同じく女神の祝福を受けた鎧を身に纏っており、ダメージを与えられるのはラグネルを持つアイクと、助っ人で参戦する各ラグズの王と竜鱗族の仲間のみである。
クラスは『デイン国王』。巨剣「グルグラント」を有する。飛行ユニットだが、そもそも上記の攻撃以外通用しない為に弓も全く通じない。更には移動してくる為、今までにない威圧感を誇るラスボスとなっている。搭乗飛竜は黒竜「ラジャイオン」。

[編集] 味方キャラクター

[編集] グレイル傭兵団

グレイルが率いる傭兵団。クリミア王国に拠点を置く。規模は大きくない。
グレイル、アイク、ミスト、ティアマトについては「主なキャラクター」を参照。
オスカー
ランスナイト。三兄弟の長男。24歳。クリミア騎士団に所属していたが、父の死後、途方にくれる弟二人のために除隊・帰郷した。ケビンは元同僚。いつも冷静で穏やか。糸目が特徴。料理が得意。ベグニオン貴族のタニスが関心するほど礼儀正しい。
シリーズ恒例の赤緑騎士の緑の方。
ボーレ
戦士。三兄弟の次男(この兄弟はそれぞれ母が違う)で、オスカーの弟。すぐ下の弟ヨファとけんかすることが多い。ミストにもよくちょっかいをかけている。天性の「気分屋」。
ヨファ
アーチャー。三兄弟の末っ子。すぐ上の兄ボーレとよくけんかしている。父は死去し、母は家を出た。ミストと一緒にいる事が多い。シノンの弟子。
キルロイ
神官。病気がちで戦場に出れない事もしばしば。傭兵団では唯一、故郷の家族に仕送りをしている律義者。傭兵団で唯一回復魔法を使え、本編の仲間で唯一光魔法を使える。
シノン
スナイパー。27歳。腕はいいが態度が大きい毒舌家。グレイルを敬愛しているが、アイクを嫌っている。ヨファの弓の師。戦争を嫌う。
アイクが団長になると同時に傭兵団を離脱して18章にて敵対するが、あるキャラと会話した後アイクで倒せば味方に戻る。
ガトリー
重歩兵。シノンと一緒にいる事が多い。見た目はゴツイが、シリーズお馴染みの軟派キャラ。陽気でノリが軽い。お人好しなので詐欺に遭いやすい。
シノンと一緒に傭兵団を離脱。その後ベグニオン貴族ステラに雇われ、彼女と共に団に戻る。

[編集] クリミア出身者

ルキノ
エリンシアの乳兄弟。彼女に絶対の忠誠を誓うソードマスター。王国崩壊後も、ユリシーズ、弟ジョフレと共にクリミアの遺臣を集め、反デイン地下活動を行っていた。
ユリシーズ
クリミア王国フェール伯。同じくエリンシアに絶対の忠誠を誓う賢者。普段は道化を装っているが実は切れ者。フォルカの裏の顔を知る数少ない一人。ルキノに好意を抱いているようで、積極的なアプローチをかける。
ジョフレ
エリンシアの乳兄弟。ルキノとは姉弟にあたる。同じくエリンシアに絶対の忠誠を誓うパラディン。但し、彼女を一人の女性としても見ている。ユリシーズの親友。ケビンの上司。
ワユ
クリミア軍に雇われていた剣士。活発な少女。デイン軍に捕まった所をグレイルに助けられて傭兵団に入る。何故かキルロイを「運命の相手」(初めはライバル、後に言葉通りの意味で)と見なした。
ケビン
クリミア騎士団の一員で王家の要人の護衛をしていたが急襲され捕まる。その後アイクたちに助けられ傭兵団に加わる。オスカーとは元同僚で彼をライバルと見なしているが、相手にされない事の方が多い。クラスはアクス(斧)ナイト。ちなみに、シリーズ恒例の赤緑騎士の、赤の方。ひたすら猪突猛進。
チャップ
田舎に住んでいる大家族の長。農夫。軍に民兵として駆り出され、あえなく捕縛された。ケビンと同じく助けられて傭兵団に加わる。クラスは重歩兵。
ネフェニー
田舎に住んでいる少女。チャップとはお隣さん。ケビンと同じく助けられて傭兵団に加わる。田舎訛りが恥ずかしいらしく普段は無口だが、チャップとはよく話す。美人だがそれに気づいていない。クラスはソルジャー。
ツイハーク
港町トハの自警団員。ラグズとの共存を望む。ラグズ狩りを主目的とする自警団に参加したのは、迷い込んだラグズを密かに救うためである。かなりの好青年。獣牙族の女性の恋人がいたが、死に別れた。今尚彼女のことを想い続けている。
ラグズの仲間で話しかければ仲間になる。クラスは剣士。

[編集] ガリア出身者

カイネギス(NPC)
ガリア王国の王。ベオクとの融和を旨とし、クリミア王国と友好関係を築いていた。クリミア王夫妻やグレイルと親しい。種類は獅子(ライオン)。さすが百獣の王と言った所か、作中最強クラスの実力を誇るジフカですら、彼と比することは出来ないと言う。漆黒の騎士ですら、彼との交戦は避けた。


ジフカ
カイネギスの側近。王の代理として動いている。種類は獅子。影武者だけあって、黒い色が特徴。ラグズの他の王に匹敵するほどの実力を有する。最終マップ救済ユニットの三人の中で一番力があり最強の破壊力を持つ。
ライ
ラグズの青年。すぐにアイクと仲良くなった。種類は猫。お調子者だが職務には忠実。しばし無謀な強行突破を繰り返すアイクとセネリオに冷静なツッコミを入れる。
レテ
ラグズの少女。ベオクを毛嫌いしている。種類は猫。見た目は小柄な猫耳少女だが、凛々しい性格をしており、その言動は「武人」の他に例えようが無い。アイクに好意を抱いている。所謂ツンデレキャラであり、さらに猫耳というオプションが付いていることもあり一部に熱狂的なファンがいる。
モウディ
ラグズの戦士。ベオクと仲良くなるために現代語を覚えようとする。種類は虎。見た目に反して穏やかで優しい性格をしており、他者を傷つけることを怖れている。

[編集] ベグニオン出身者

サナキ(NPC)
ベグニオン帝国の最高権力者「神使」。見た目は幼女そのものだが、その政治手腕は並々ならぬものがある。たまに子供特有の(度が過ぎた)悪戯を見せることがあり、その度にシグルーンやタニスは頭を抱えることになる。
セフェラン(NPC)
ベグニオン帝国の宰相。女性のような容貌。穏やかな人物で聖者のような風格すら漂わせるが、熟練の策略家という面も有する。
スキル「女神の加護」を持ち、一切の攻撃を無効化する。また、漆黒の騎士とは旧知の模様。
シグルーン(NPC)
ベグニオン聖天馬騎士。神使サナキの側近にして神使親衛隊隊長。屈強の騎士とは思えないほど穏やかな気性をした美女。サナキには主君と臣下としてだけでなく、娘か妹に対する愛情のような感情も見え隠れする。サナキの護衛をしているため、戦闘には不参可。
タニス
ベグニオン聖天馬騎士。神使サナキの側近にして神使親衛隊副長。将軍職も兼任。容貌と性格が非常に凛々しい。その訓練の厳しさから「鬼教官」と恐れられる人物。ベグニオン貴族だけあって料理が苦手で、卵の殻もまともに割れない。サナキの命の下、リュシオン護衛のためアイクに帯同する。
クラスはファルコンナイト。「援軍」のスキルを持ち、1マップ最大6人の天馬騎士を呼べる。
ゼルギウス(NPC)
ベグニオン帝国の将軍。重装備に身を包む美青年。サナキの命を受け、正規軍を率いてアイクらの援軍に駆けつけた。しかしセネリオはこれをデイン討伐の功を掠め取ろうとするベグニオンの陰謀と見たため、アイクの要請を受け侵略した直後のデイン平定に留まり、クリミア解放戦に参加する事は無かった。本人はかなりの好青年で、アイクも彼を気に入った。
オリヴァー
タナス公にして、ベグニオン元老院の一員。腐敗貴族そのもの。肥満体。美しいものを心から愛する。ナルシストで自らを「美の結晶」「至宝」などと称する。ラグズ解放令の裏で、密かに白サギを捜索させている。
一応「司祭」。三週クリアでトライアルに出撃可能。異常に「幸運」が高い。
マーシャ
ベグニオン聖天馬騎士団に所属していたが、兄を探す旅に出るため無断除隊した。その為、故郷では脱走兵とされている。海賊に騙されてピンチになったところをグレイル傭兵団に助けられた。その恩返しに傭兵団に加わる。クラスはペガサスナイト。
ステラ
伯爵家の末娘だが、自分の自由を取るべく家族の反対を押し切ってベグニオン騎士団に志願する。クラスはボウナイト。ちなみに、ガトリーは傭兵団を離脱した後、彼女の護衛についていた。世間知らずであり、男性の好みも常人とは異なる。
中盤にレベル1で加入するが、スキル「エリート」を有するため、育てるのはそう困難ではない。
マカロフ
傭兵騎士。クラスはソードナイト。マーシャの兄。賭け事好きで多額の借金があり、棒引きに行商団に雇われていた。チャランポランで妹の言葉も馬耳東風だが、その涙には流石に弱い。間違ってステラに惚れられる事も。
マーシャで(強引に)説得すると傭兵団に加わる。
カリル
旅の賢者。アイクの噂を聞きつけ、軍に参加した。陰の努力家。自分の腕にかなり自信を持っている。炎、雷、風、の各魔道に長けている。垢抜けているが、実は田舎出身。ラルゴの恋人。
スキル「見切り」を有し、敵の特殊スキルを無効化する。
ラルゴ
自称「一流の狂戦士」。カリルと同じくアイクの噂を聞きつけ、軍に参加した。怪力の持ち主で、虎を片手でひっくり返した、という武勇談があるが、アイクには「微妙」扱いされる。誰もが安らげる酒場をつくるのが夢。カリルの恋人。
ダラハウ
腕利きのハルバーディア。無類の子供好き。タナス公オリヴァーに無理やりただ働きされていた。明るいマイペースな性格で話し方も独特である。
ソーンバルケ
名剣ヴァーク・カティを使うソードマスター。砂漠の隠者として生活していた。アイクに天賦の才を見出し、剣の手ほどきを与える。
グラーヌ砂漠北東のあるポイントにラグズで訪れると、傭兵団に加わる。奥義「流星」の使い手。
トパック
グラーヌ砂漠を根城にするラグズ奴隷解放軍の首領だが、まだ少年である。裕福な家庭に生まれたが、ラグズ奴隷に疑問を持ち出奔した。
クラスは魔道士。魔道の才能はそれ程高くない。スキル「俊足」を有する。
ムワリム
トパックに従うラグズの青年。ラグズ奴隷の両親から生まれ、自身も奴隷として生きざるを得なかった。その為他のラグズとは違い、ベオク流の礼儀作法や敬語に通じている。種類は虎。
リュシオン
20年前に滅ぼされたセリノス王国の王子。化身時の姿は白サギ。天使のような外見を持つ。「正」の属性が極めて強いため、他人の悪意や憎悪が感じられる場に居るだけで体調を崩してしまう。また体も弱く、人の顔を殴るだけで拳の骨にひびが入る。しかし情熱的な性格で気が強い。
味方唯一の再行動ユニット。化身時は周囲4人を同時に再行動させることが出来る。ゲームバランス上の問題か、「化身の腕輪」「半化身の腕輪」を装備できない。また、スキルキャパシティは40もあるが、攻撃出来ないので特に活かし様が無い。
リアーネ(NPC)
リュシオンの末の妹。天使のような外見を持つ少女。兄と違い、現代語を話すことが出来ない。セリノスの虐殺において死亡したものと思われていた。
因みに彼女の話す言葉はフォントの傾いたローマ字表記であり、解読可能。

[編集] デイン出身者

タウロニオ
代々デイン王国で将軍職を務める名門。グレイルの旧友。アシュナードの暴挙に耐え切れず、アイクに投降、そのままクリミア軍に参加した。家の名誉を重んずる余り家庭を省みなかったため、妻子は家を出てしまった。そのため家族とは別居中。
クラスはジェネラル。スキル「勇将」を所持。
サザ
デイン王国の貧民街出身。家族とも言える親友と離れ離れになり、彼(又は彼女)を探し出すべく旅に出た少年。それまで盗賊家業をやって生きてきた。その出自ゆえに、なかなか他人に心を許そうとしない。船に密航している所を見つけると、仲間に出来る。
クラスはシーフだが、フォルカと違いアサシンにはなれない。スキル「大器晩成」を有する。
ちなみに、彼は戦闘で倒れても死亡せず、戦線を離脱するだけであることから、Wii版ファイアーエムブレムが発表される前から、次回作に出演するのではとよく言われていた。
ジル
デイン軍に所属する少女。クラスはドラゴンナイト。手柄を挙げるべく戦場に出るも果たせず、船で海に出たアイクらを単独で追跡、アイクらがキルヴァスのカラスらと交戦中に加勢して(「ベオク」を「半獣(ラグズ)」から「守る」ため)そのまま同行した。デイン軍の教育に染まっているため、ラグズへの差別感が強かった。
父シハラムを敬愛しており、ミスト或いはレテとの支援がA未満の時に敵として登場する父に話しかけると、敵に寝返ってしまう。
ハール
隻眼が特徴の竜騎士の青年。ジルの上官にあたる。クラスはドラゴンマスター。いつもマイペースで居眠りをしている不真面目な騎士。しかし、その身には決して折れることのない信念がある。かつてはベグニオン帝国聖竜騎士団に所属していた。シハラムを敬愛している。
イレース
キャラバンに同行する魔道士。少々影が薄いが見た目は儚げで小柄な美少女なので、軍でも多くの男性が近付いてくる。他人から食事をおごってもらうのが特技。しかしその大食ぶりはラグズすら遥かに凌駕するほど。

[編集] フェニキス出身者

ティバーン
タカの国フェニキスの王。リュシオンの後見人。化身時の姿はタカだが、むしろ大鷲と言えるサイズ。豪快な性格。顔には十文字の傷がある。いささか粗暴だが好人物。
最終マップ救済キャラ3人の中では能力バランスが1番良い。
ウルキ
ティバーンの側近。千里先の音を聞ける「順風耳」を持っている。ヤナフと比べると無口で暗め。だがヤナフよりはベオクに対し友好的。種類はタカ。
ヤナフ
ティバーンの側近。千里先の物が見える「千里眼」を持っている。種類はタカ。ウルキと比べると明るい性格だが、子供っぽい。年齢は110歳を超える。寿命が短いベオクは成人に達する年齢がラグズに比べて圧倒的に早いということを全く理解しておらず、しばしば的を射ていない会話を行う。

[編集] キルヴァス出身者

ネサラ
カラスの国キルヴァスの王。リュシオン、リアーネとは幼馴染みであり、彼らにだけは弱い。小国の王で収まる気は無く、キルヴァスを強国に押し上げるという野心がある。そのためなら、嫌悪する「ニンゲン」と手を組むことすら辞さない。
種類は当然カラス。奥義「疾風の刃」を持ち、ラグズで唯一間接攻撃を行える。最終マップ救済キャラ3人の中では一番素早さがあり回避力では誰にも負けない。
ニアルチ (NPC)
ネサラの執事。ネサラを王になった今でも「坊ちゃま」と呼ぶ。長寿かつある程度年を経るとしばらく老化が止まるラグズの中でも長生きで、外見の老化が著しい。

[編集] ゴルドア出身者

デギンハンザー(NPC)
ゴルドア王国の王。唯一ゴルドア会議にて登場する。化身した姿は黒竜だが、実際に化身することは無い。800年前の邪神との戦いに参加していることから戦闘能力は他の王族を上回ると思われる。
クルトナーガ(NPC)
デギンハンザーの子。ゴルドア王子。自国は鎖国体制にあるが、異国からの来訪者に対し好意的。若々しいが、100歳を超える。その名前から、聖戦の系譜において、前半の主人公シグルドの妻ディアドラの父親でもあるバーハラ王家(ナーガという光の魔法を使う)ヘイムの血族のクルト王子からとられたと思われる。
ナーシル
イナの祖父。竜鱗族のラグズ。実際に11章で出会うがそのときはまだ戦闘には参加しない。化身後は白竜の姿になる。また女神に祝福された鎧に攻撃できる。孫を溺愛している。
27章にて漆黒の騎士を倒した場合のみ戦列に加わる。
ちなみにイナとナーシルは40と最大のキャパシティを持っているので初期スキルを捨てて「待ち伏せ」「怒り」「勇将」「連続」といった最強のコンボができる。
イナ
竜鱗族の少女。軍師としてデインに仕える。女将軍プラハにも一目置かれていた。化身後は赤竜の姿になる。また女神に祝福された鎧に攻撃できる。冷静で無口。アシュナードの側を離れられない理由がある。初期スキルに「回復」「祈り」「地の祝福」を持っている。
27章にて漆黒の騎士を倒せなかった(または逃げた)場合戦列に加わる。

[編集] 敵キャラクター

[編集] デイン軍

アシュナード
メインキャラクター参照。最終ボスであり専用の剣が使える。本編を15周クリアしてトライアルマップで使えるが、そのときのクラスはジェネラルというのが痛い。
プラハ
デイン王国の将軍。最強の騎士「四駿」の紅一点。クラスはパラディン。魔力をこめた槍「フレイムランス」を操る。自信家で残虐な性格の持ち主。ラグズを嫌悪しており、とくにカラスを嫌っている。印付き。アシュナードへの忠誠は絶対的。
本編を7周クリアしてトライアルマップで使える。
ブライス
デイン王国の将軍。最後の「四駿」の一人。クラスはジェネラル。最強の槍「ゼーンズフト」を使う。終章にて難易度ハード以上の場合動いて来ないので、存在感が薄い。
本編を10周クリアしてトライアルマップで使える。
ベウフォレス
デイン王国の将軍。「四駿」の一人。クラスはパラディン。光魔法の剣「ルーンソード」を使う。最近、取り入れられた将軍であり誰も正体を知らないので古代の亡霊とも言われているが、その正体は・・・。
シハラム
ジルの父。デイン王国ダレルカ領主。かつてはベグニオン帝国聖竜騎士団に所属していたが、帝国の腐敗した貴族制とラグズ差別に絶望、新天地を求めてデインに亡命した。しかし、時を同じくしてアシュナード政権が成立、ベグニオン以上のラグズ差別と虐待に加担することとなった。善政を敷き、領民からの信頼は厚い。
本編を5周クリアしてトライアルマップで使える。

[編集] 舞台となる国々

クリミア王国
賢王と呼ばれる国王ラモンが治める国。軍事的なことよりも文化の発展により栄えた。ベオクの国だが他の国々よりも、比較的ラグズに対し友好的な態度をとっている。しかし、それは国の体質であって、全ての国民が友好的というわけではない。
傭兵団の砦
グレイル傭兵団の拠点。小屋2つが外においてある他には外には何も無い、ほんの小さな砦である。エリンシアをガリアまで護衛する任務を行うと彼らは必要な物資のみ持ってここを後にした。
港町トハ
ガリアとの国境近くにある港町。デインとは遠く離れているため戦乱の影響は薄かった。辺境にあたり、クリミア王国への帰属意識も薄い。また、ガリアの隣人ながら、ラグズへの差別意識も強い。
自警団を有するが実力は低い(剣士4名と戦士2名だけである)。団長は剣士で人を見る眼はあるらしく、アイクを勧誘したりラグズソードをくれたりと至れり尽せりだった。
ガリア王国
獅子王と呼ばれる国王カイネギスが治めるラグズの国。クリミアと友好関係を築き、ベオクとの関係を円滑化したいと考えている。人口は獣牙族が大半を占めるが、少数ながらもベオクも暮らしている。
ベグニオン帝国
【神使】と呼ばれる皇帝サナキが治める国。宗教国家であり、7カ国の中でも最大の勢力を誇っている。人口はベオクが大半を占める。ラグズもいて、法律上べオクとラグズは対等な立場とされているが、一部の貴族はラグズを奴隷として扱っている。建国者は、三英雄の一人オルティナ。オルティナの末裔のみが、【解放】の呪歌(ガルドル)でメダリオンから邪神を解き放つことが出来る。
デイン王国
国王アシュナードが治めるベオクの国。ベオクの国々の中では反ラグズ思想が最も強い。軍事力は他の国々を圧倒するほどの勢い。アシュナードの政策により、実力のあるものは身分や種族を問わず出世できる。
フェ二キス王国
国王ティバーンが治める鳥翼族(タカの民)の国。ベグニオンとの間で確執があり、ベグニオンの商船に対してのみ海賊行為を行っている。
キルヴァス王国
国王ネサラが治める鳥翼族(カラスの民)の国。ベオクの船に対して無差別に海賊行為を行う。自国の利益となるなら、敵対しているベオクにも協力する。
セリノス王国
ベグニオン帝国西部の大森林地帯にあった鳥翼族(サギの民)の王国だが、20年前のある事件により滅亡。王族の3人のみが辛くも難を逃れ、うち2人はフェニキス王国に身を寄せている。建国者は三英雄の一人エルラン
ゴルドア王国
国王デギンハンザーが治める竜鱗族の国。ベオクとラグズの問題には基本的には干渉しない。竜鱗族は長命で、建国王でもあるデギンハンザーは三英雄の一人として800年前の邪神との戦いに参加している。

[編集] 外部リンク

ファイアーエムブレムシリーズ
【ゲーム】 暗黒竜と光の剣 - 外伝 - 紋章の謎 - 聖戦の系譜 - アカネイア戦記(BS) - トラキア776 - 封印の剣 - 烈火の剣 - 聖魔の光石 - 蒼炎の軌跡 - 暁の女神
【ゲーム(TCG)】 トレーディングカードゲーム
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