バスケットボール女子日本リーグ機構
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女子バスケットボール日本リーグ機構（WJBL）は、日本の女子実業団のトップクラスのチームによって行う「Wリーグ」と「W1リーグ（「WⅠリーグ」とも称する）」を管轄する組織。バスケットボールの普及と振興を目的としている。1998年10月1日に設立。
1967年に日本バスケットボール協会が主催した「日本バスケットボールリーグ」の女子の部として設立されたのが前身で、1996年にはバスケットボール日本リーグ機構（JBL）に主催を移行。更に1998年から男女共同運営から独立して女子のリーグを専門に扱う主催団体として同機構が設立された。
日本の女子バスケットボールリーグはシャンソン化粧品とJOMO（ジャパンエナジー、旧共同石油）の2強時代が長らく続き、リーグ戦、並びに全日本選手権ともに必ずこの2チームがタイトル争いを繰り広げいた。中でも1990年代はシャンソンの独壇場でリーグ戦、全日本との2冠を10年連続で続ける快挙を成し遂げた。ところが2000年代に入りJOMOが盛り返し、2000年度~2003年度にかけて4年連続で2冠を達成している。その間、富士通や日本航空も力をつけていたが順位的には上位2チームはJOMOかシャンソンであり2チームの間で順位が入れ替わった以外の違いはなかった。しかし、2004年になると順位においても2強体勢は崩れ、現在はどのチームが優勝してもおかしくはない混戦模様となっている。
目次 |
[編集] 年間スケジュール
- リーグ戦
- レギュラーリーグ（9月中旬 ～ 翌年2月中旬）
- プレイオフ（セミファイナル・ファイナル） （2月下旬～3月中旬）
- Wリーグ・W1リーグ入替戦（3月上旬）
- 1月上旬
- 日韓Ｗリーグチャンピオンシップ
- サマーキャンプ
- 7月中旬
[編集] 2006～2007年度のリーグ戦の振り分け
[編集] Wリーグ（1部）
- シャンソン化粧品・シャンソンVマジック
- 日本航空・JALラビッツ
- 富士通・富士通レッドウェーブ
- トヨタ自動車・トヨタ自動車アンテロープス
- ジャパンエナジー・JOMOサンフラワーズ
- 日立ハイテクノロジーズ・スクァレルズ
- デンソー・デンソーアイリス
- アイシンAW・ウィングス（2部より昇格）
[編集] W1リーグ（2部）
[編集] リーグ戦方式
- Wリーグ 8チーム3回総当りの予選リーグと上位4チームによる決勝トーナメント（5戦3勝制）
- W1リーグ 5チーム3回戦総当り
- Wリーグの最下位チームとW1リーグの優勝チームが入れ替え戦を開催する。
- Wリーグ優勝クラブは韓国女子バスケットボールリーグ（通称:WKBL）の優勝チームとの日韓選手権試合（ホーム&アウェー）に進出する。
- かつては（日本リーグ時代の1992年シーズンまで）外国籍選手の出場が認められていたが、日本人選手育成の観点から現在は外国籍選手の登録は認められていない。
[編集] 過去の優勝チーム
| 回（年） | Ｗリーグ | Ｗ１リーグ |
|---|---|---|
| 第1回('99-'00) | シャンソンVマジック | 第一勧業銀行DKBハーティーズ |
| 第2回('00-'01) | JOMOサンフラワーズ | 日立那珂スクァレルズ☆ |
| 第3回('01-'02) | JOMOサンフラワーズ | 富士通レッドウェーブ☆ |
| 第4回('02-'03) | JOMOサンフラワーズ | 甲府クィーンビーズ |
| 第5回('03-'04) | JOMOサンフラワーズ | アイシンAW・ウィングス |
| 第6回('04-'05) | シャンソンVマジック | 東京海上日動ビッグブルー |
| 第7回('05-'06) | シャンソンVマジック | アイシンAW・ウィングス☆ |
- W1リーグ☆印は入れ替え戦により翌シーズンWリーグに昇格。第1回W1リーグで1位となった第一勧業銀行DKBハーティーズはこのシーズンを最後に廃部となったため、この回2位だった日本航空JALラビッツがWリーグに昇格
[編集] 放送について
- Wリーグの注目カードをスカイ・A sports+で中継している。
- NHK-BS1でも、数試合とファイナルを放送する。
[編集] 外部リンク
| Wリーグ |
| 2006-2007 |
|---|
| シャンソンVマジック | JALラビッツ | 富士通レッドウェーブ | トヨタ自動車アンテロープス JOMOサンフラワーズ | 日立ハイテクノロジーズ・スクァレルズ | デンソーアイリス アイシンAW・ウィングス |
