トリート・ウィリアムズ
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トリート・ウィリアムズ(Treat Williams, 1951年12月1日 -)は、アメリカ合衆国の男優。コネチカット州出身。
ブロードウェイの大ヒットミュージカル『ヘアー』の映画化作品で名を馳せ、ゴールデングローブ賞の候補にあがる。1981年の『プリンス・オブ・エジプト』と1984年の『欲望という名の電車』のテレビ映画リメイクでも候補となった。その間に、クレジットはされていないが『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』への出演をしている。
1985年の『スムース・トーク』でインディペンデント・スピリット賞の候補になって以降は、テレビ映画や低予算B級映画への出演が中心となる。1995年にHBOのテレビ映画『トークショー』でエミー賞候補に挙がった。その後もコンスタントにB級作品で主演をしており、特に1998年のSFホラー『ザ・グリード』は有名である。1994年に26分のショート作品『テキサス人』(原題:Texan・日本では「ウィットネス」として別作品3本とまとめらている)で監督業にも挑戦している。
2002年よりテレビシリーズ『エバーウッド 遥かなるコロラド』に主演。4年間続いた中で二度、全米映画俳優組合賞の候補になっている。
[編集] 主な出演作品
[編集] 映画
- 鷲は舞いおりた The Eagle Has Landed (1976)
- ヘアー Hair (1979)
- 1941 1941 (1979)
- スター・ウォーズ/帝国の逆襲 Star Wars: Episode V - The Empire Strikes Back
- プリンス・オブ・シティ Prince of the City (1981)
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ Once Upon a Time in America (1984)
- スムース・トーク Smooth Talk (1985)
- メンズ・クラブ/真夜中の情事 The Men's Club (1986)
- 死海からの脱出 La Notte degli squali (1987)
- スウィート・ライズ Sweet Lies (1988)
- ゾンビコップ Dead Heat (1988)
- 思い出のハートブレイク・ホテル Heart of Dixie (1989)
- リバー・ノース/遥かなる河の流れに Where the Rivers Flow North (1994)
- デンバーに死すとき Things to Do in Denver When You're Dead (1995)
- 狼たちの街 Mulholland Falls (1996)
- ザ・ファントム The Phantom (1996)
- デビル The Devil's Own (1997)
- ザ・グリード Deep Rising (1998)
- ディープ・エンド・オブ・オーシャン The Deep End of the Ocean (1999)
- 36時間 36 Hours to Die (1999)
- クラッシュポイント・ゼロ Crash Point Zero (2000)
- ホットゾーン Venomous (2002)
- さよなら、さよならハリウッド Hollywood Ending (2002)
- デンジャラス・ビューティ2 Miss Congeniality 2: Armed & Fabulous (2005)
[編集] テレビ
- 欲望という名の電車 A Streetcar Named Desire (1984)
- 灼熱の女 Third Degree Burn (1989)
- トークショー The Last Shift (1995)
- 野獣教師2 The Substitute 2: School's Out (1998)
- 野獣教師3 The Substitute 3: Winner Takes All (1999)
- エバーウッド 遥かなるコロラド Everwood (2002-2006)
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