トニー・パーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
トニー・パーカー（Tony Parker, 本名William Anthony Parker II, 1982年5月17日 - )は、アメリカのプロバスケットボールリーグNBAのチームサンアントニオ・スパーズに所属するポイントガード。父はアメリカ人で母はオランダ人。ベルギーのブリュージュ生まれでフランスで育ち、フランス国籍を持つ。
[編集] NBAでの経歴
2001年のドラフトでスパーズから全体の28指名を受け、NBA入り。ルーキーながら、持ち前のパスセンスで77試合中72試合にスターターで出場。9.2得点、4.3アシストの成績を残し、オールルーキーファーストチームに選出された。2年目にはチームの主力として、全試合出場(82試合)を果たし、プレイオフでも、チームを引っ張り、見事NBAチャンピオンに輝いた。年々数字も向上し、04-05シーズンは16.6得点3.7リバウンド、6.1アシストの自己最高の記録を残した。強気なゲームメイクと相手守備を切り裂くスピードが持ち味。身長は188センチでNBA選手としては小柄だが、インサイドでの得点も多い。
24歳になる以前に出場したプレイオフの試合数がNBA史上最多という記録を持つ。
2006年、日本で行われたバスケットボール世界選手権での活躍が期待されたが、故障のため欠場した。
[編集] 受賞歴
- 2002年 オールルーキーファーストチーム
