デイビッド・グロス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デイビッド・グロス(David Jonathan Gross、1941年2月19日 - )は、アメリカ合衆国ワシントンD.C.生まれの理論物理学者。サンタバーバラ理論物理学研究所所長。
1962年、イスラエルのヘブライ大学を卒業。1966年、カリフォルニア大学バークレー校でPh.D.を取得。
フランク・ウィルチェックと共に、素粒子の強い相互作用を記述する量子色力学の漸近的自由性(高エネルギーになるほど相互作用が弱くなる)を発見した。
2004年に、ウィルチェック 、H・デイヴィッド・ポリツァーとともに「強い相互作用の理論における漸近的自由性の発見」の功績によりノーベル物理学賞を受賞した。
超弦理論の一つである混成弦理論の構成などの功績もある。 長らくプリンストン大学に勤めエドワード・ウィッテンやニキータ・ネクラソフなどの優秀な後進を育てた。
[編集] 関連事項
カテゴリ: アメリカ合衆国の物理学者 | ノーベル物理学賞受賞者 | 1941年生 | 物理学関連のスタブ項目