ダイアゴン横丁
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ダイアゴン横丁（ダイアゴンよこちょう、Diagon Alley）は、児童文学ハリー・ポッターシリーズに登場するイギリス・ロンドンに存在するといわれる架空の商店街。魔法使いのみが入ることができる。横丁名は対角線という意味の「diagonal」から。
[編集] 概要
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
ダイアゴン横丁への入り口は、ロンドンの片隅にあるレコード店と本屋に挟まれた存在感の薄いパブ『漏れ鍋』の裏庭、煉瓦でできた壁の特定の煉瓦を杖で叩くことによって開かれる。漏れ鍋まではマグル（非魔法族）が立ち入れると推測されるが、この入り口によってマグルと魔法族が区別されるからくりになっている(家族に魔法族がいれば入れる)。
ダイアゴン横丁には魔法使いや魔女が必要としている魔法の道具のありとあらゆる物が売られている。ホグワーツ魔法魔術学校へ入学する際は、ここで必要なものを買い揃える。
また、夜の闇横丁（ノクターン横丁）に隣接している。
[編集] 店
ダイアゴン横丁に存在する店は次の通り。店名が明確なものだけを記す。
- 漏れ鍋
- マグルの世界に面した、ダイアゴン横丁の入口となるパブ。古い様式のパブで、居酒屋と軽食堂と簡易宿泊所を兼ねている。
- グリンゴッツ
- マダム・マルキンの洋装店
- 普段着から式服まで扱う衣料専門店。ホグワーツの制服もここで買える。
- フローリシュ・アンド・ブロッツ書店
- 魔法界の様々な書物を売る書店。ホグワーツの教科書も、ここで全て揃えられる。通販も受け付けている。
- ふくろう専門店。ハリーのふくろうヘドウィグはここで購入。魔法界ではふくろうは郵便配達を担うため、ペットとして好まれるらしい。
- オリバンダー杖店
- 紀元前382年創業の杖専門店。店主は杖作り職人のオリバンダー翁。
- 第6巻ではオリバンダー翁が失踪し、閉店状態となった。
- フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリームパーラー
- アイスクリーム専門店。店主はフローリアン・フォーテスキュー。
- 第3巻ではダーズリー家を家出したハリーが、ここのテラスで宿題をした。その際、店主はハリーの宿題を手伝ってくれたうえに、サンデーを奢ってくれた。
- 第6巻では、店主のフォーテスキュー氏が失踪し、閉店状態となった。
- 高級クィディッチ用品店
- 一流の（おそらくはプロ用の）クィディッチ用具の店。ファイアボルトなど一流のクィディッチ用具を売る。
- ギャンボル・アンド・ジェイプスいたずら専門店
- 魔法のいたずら道具専門店。
- 魔法動物ペットショップ
- ヒキガエルやネズミなどのペット用魔法生物（ふくろうを除く）の店。ハーマイオニーの猫クルックシャンクスはここで購入。
- 高級箒用具店
- おそらく、飛行用箒の専門店。高級クィディッチ用品店とは別の店らしい。
- ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ
- フレッド・ウィーズリー、ジョージ・ウィーズリーが新しく開いたイタズラ専門店。双子がホグワーツ在学中から営業していたが、双子がホグワーツ中退後（第5巻）はダイアゴン横丁93番地に店舗を構えるようになった。通販も受け付けている。双子以外にも従業員がおり、かなり繁盛している。双子に開業資金を提供したハリーは、この店では優待されている。
