ジュノー (小惑星)
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| 歴史 | |
|---|---|
| 発見者 | カール・ルートヴィヒ・ハーディング |
| 発見日 | 1804年9月1日 |
| 仮符号 | |
| 軌道の種類 | 小惑星帯 (ジュノー族) |
| 軌道要素 元期 2004年7月14日（ユリウス日 2453200.5 ） |
|
| 離心率 (e) | 0.258 |
| 軌道長半径 (a) | 2.668 AU |
| 近日点 (q) | 1.978AU |
| 遠日点 (Q) | 3.357AU |
| 公転周期 (P) | 4.36年 |
| 平均軌道速度 | 18.24km/s |
| 軌道傾斜角 (i) | 12.972度 (deg) |
| 昇交点黄経 (Ω) | 170.127度 (deg) |
| 近日点引数 (ω) | 247.890度 (deg) |
| 平均近点角 (M) | 254.993度 (deg) |
| 物理的性質 | |
| 直径 | 233.9 km |
| 質量 | 2.824×1019kg |
| 密度 | 4.2g/cm3 |
| 表面重力 | 0.13 m/s2 |
| 脱出速度 | 0.18 km/s |
| 自転周期 | 7h 12m |
| スペクトル分類 | S |
| 絶対等級 (H) | 5.33 |
| アルベド | 0.238 |
| 平均表面温度 | ~225 K |
ジュノー (3 Juno) は太陽系の小惑星の一つ。より原音に近いユノーあるいはユノとも表記される。1804年9月1日にドイツの天文家カール・ハーディングにより発見された。メインベルトに位置し、ケレス、パラスに次いで3番目に発見された小惑星である。ローマ神話の女神ユノにちなんで命名された。
ジュノーは直径234kmと、メインベルト小惑星のなかでは最大の部類に属する。ケレス、パラス、ベスタとともに、四大小惑星と呼ばれることもある。ただし、現在では、これら以外にジュノーより大きい小惑星がメインベルト中にもいくつか発見されているため、ジュノーはメインベルト中の「大きいほうから数えて四番目の小惑星」というわけではない。
スペクトルはS型であり、鉄とマグネシウムのケイ素化物にニッケルと鉄が混合した組成になっていると考えられている。
1958年2月19日、SAO 112328という暗い星の前をジュノーが横切る恒星食が観測された。小惑星の恒星食が観測されたのはこれが初めてである。以来、ジュノーの恒星食は何度か観測されている。
2003年にジュノーはウィルソン山天文台のフッカー反射望遠鏡によって撮影され、その特異な形状が明らかとなった[1]。赤外線写真によると、ジュノーは直径100キロメートルに及ぶ巨大なクレーターを持つ。このクレーターは比較的最近になって形成されたと考えられている。また分光学的分析によると、ジュノーの本体はカンラン石や輝石など鉄を含む珪酸塩で構成されたごく普通のコンドライトで出来ていると考えられる。
[編集] フィクションにおけるジュノー
サンライズのロボットアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するルナツーはジュノーを月軌道に乗せて建造されたと設定されている。
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