ガニメデ (小惑星)
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歴史 | |
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発見者 | ウォルター・バーデ |
発見日 | 1924年10月23日 |
仮符号 | 1924 TD; 1952 BF; 1954 HH |
軌道の種類 | アモール群、火星横断小惑星 |
軌道要素 元期 2004年10月22日(ユリウス日 2453300.5 ) |
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離心率 (e) | 0.537 |
軌道長半径 (a) | 2.662 AU |
近日点 (q) | 1.233AU |
遠日点 (Q) | 4.091AU |
公転周期 (P) | 4.34年 |
平均軌道速度 | 16.86km/s |
軌道傾斜角 (i) | 26.644度 (deg) |
昇交点黄経 (Ω) | 215.699度 (deg) |
近日点引数 (ω) | 132.429度 (deg) |
平均近点角 (M) | 152.459度 (deg) |
物理的性質 | |
直径 | 31.7 km |
質量 | 3.3×1016kg |
密度 | 2.0g/cm3 |
表面重力 | 0.0089 m/s2 |
脱出速度 | 0.0168 km/s |
自転周期 | 10h 18m |
スペクトル分類 | S |
絶対等級 (H) | 9.45 |
アルベド | 0.292 |
平均表面温度 | ~160 K |
ガニメデ (1036 Ganimed) は、太陽系の小惑星で、アモール群に属する。地球近傍小惑星の中では最も大きい。なお、木星の衛星であるガニメデとは異なるので注意が必要。
1924年10月23日、ドイツ出身の天文学者ウォルター・バーデによって発見され、ギリシア神話に出てくる美少年ガニュメデスにちなんで命名された(ガニメデはガニュメデスのラテン語名)。
ガニメデは大きさ約32Kmであり、スペクトル分類ではS型に属する(ニッケルと鉄、珪酸から成る)。
1998年10月14日から17日にかけて、プエルトリコのアレシボ天文台でレーダーによりガニメデが観測されたが、得られた画像は不鮮明であった[1]。