オーガノイドシステム
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オーガノイドシステム（通称OS）はゾイドに登場する架空の装置。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 解説
オーガノイドシステム（以下、OSと表記）とは、ゾイドコアを異常活性化させるシステムである。 このシステムによりパワーや生命力、再生能力は格段に向上するものの、ゾイドの凶暴性が増すために、操縦は非常に困難になる。その起源は西方大陸の古代遺跡に由来し、古代文明によるオーパーツといえる。
また、OSにはゾイドコアの分裂を促進する事が出来、それによってガイロス帝国はウオディックやデスザウラーといった、絶滅寸前だったゾイドを再量産し、戦場への投入を可能とした。
なお、ストームソーダーやガンスナイパー、レブラプターにもOSが使用されているが、こちらはごく限定的なものであるため、一般兵でも扱うことが可能である。
[編集] 作中での扱い
[編集] 初期
ガイロス帝国がオリンポス山の山頂の遺跡に残されたデータから一部解析に成功し、試作機に搭載。ジェノザウラーとして完成した機体は模擬戦闘でセイバータイガーＡＴとレッドホーンＧＣを瞬時にして葬るという恐るべき戦闘力を見せつけた。しかし、ジェノザウラーはオーガノイドシステムの精神的負荷に耐えられるパイロットがおらず、量産化は遅滞する。
共和国でも遺跡から持ち帰られたデータを元に、シールドライガーにオーガノイドシステムを搭載し、ブレードライガーを完成させる。だが、ブレードライガーも非常に扱いにくい機体となり、一部のエースパイロットしか扱えなくなった。
その後、ジェノザウラーとブレードライガーは、オーガノイドシステムを簡略化した量産機が登場している。また、小型ゾイドなどにオーガノイドシステムを限定的に搭載し、レブラプターやガンスナイパーといった高性能な機体を開発している。
[編集] 真オーガノイド
真オーガノイドは西方大陸ガリル遺跡からガイロス帝国が回収したゾイドコアである。このコアには完全なオーガノイドシステムが最初から組み込まれていた。しかし、真オーガノイドを搭載したデススティンガーは人に扱える機体ではなく、自らの意志で暴走する凶戦士となった。
真オーガノイドには、戦闘機獣化によってゾイドが失ってしまった繁殖能力を復活させる事が可能でデススティンガーは自ら増殖していった。のちにガイロス帝国はこの増殖能力に注目し、ウオディックなど絶滅寸前のゾイドの個体数を増やすことに成功した。
[編集] 後期
西方大陸撤退直前に発掘されたインターフェイスと呼称される超小型ゾイドからガイロス帝国（正確にはガイロス帝国内のネオゼネバス派）はオーガノイドシステムの高度制御に成功。デススティンガーの改良機であるKFD（キラーフロム ザ･ダーク）を開発している。さらにオーガノイドシステムの増殖能力を応用してデスザウラーを復活させる。最大の激戦地セスリムニルの戦場の30機を含め、暗黒大陸本土決戦には総計50機が完成し投入されている。
その後、ZAC2106年の時点でネオゼネバス帝国はオーガノイドシステムをほぼ完全に解析し、デススティンガーをベースにしたステルススティンガー、サックスティンガーといったオーガノイドシステムを標準装備したゾイドを多数配備している。
[編集] 搭載ゾイド
オーガノイドシステムを搭載したゾイドは主に
- ジェノザウラー
- レブラプター
- ブレードライガー
- ストームソーダー
- ガンスナイパー
- ハンマーヘッド
- ジェノブレイカー
- ライトニングサイクス
- ゴジュラス ジ･オーガ
- デススティンガー
- ウオディック（培養）
等であるが、ライガーゼロのような完全野生体ベース機の登場以来、オーガノイドシステムはあまり登場しなくなる。
