エマヌエーレ・フィリベルト (サヴォイア公)
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エマヌエーレ・フィリベルト（Emanuele Filiberto , 1528年7月8日シャンベリ - 1580年8月30日トリノ）は、サヴォイア公（在位：1553年 - 1580年）、ピエモンテ公、アスティ伯（在位：1538年 - 1580年）、アオスタ伯、モリアーナ伯、ニース伯である。さらに、キプロス王、エルサレム王である。通称「鉄頭」（Testa di Ferro）。
カルロ3世とポルトガル王マヌエル1世の娘ベアトリーチェの間に生まれた。兄ルドヴィーコ（Ludovico）の早すぎる死（1536年）によって継承者となり、1553年に公位を継承したが、当時サヴォイアはフランスとスペインの対立から戦場になってしまい、またフランソワ1世の軍隊に占領されていた。
若い頃は政治と軍隊の生活で、フランスから領地を奪還するため、神聖ローマ皇帝兼スペイン王カール5世（カルロス1世、祖母エレオノーラの弟で大叔父に当たる）に従って、インゴルシュタット（1546年）、ミュールベルク（1547年）、メス（1552年）、ブラ（1552年）を転戦した。
1553年にカール5世によって将軍代理とフランドルのスペイン軍の最高司令官に任命され、1556年にはフェリペ2世によりネーデルラントの総督に任じられた。
- サヴォイア公
- 1504年 - 1553年
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- 先代:
- カルロ3世
- 次代:
- カルロ・エマヌエーレ1世
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