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こうざんてつどう(スカーローイ鉄道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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質問の要約:記事題名について

当稿ではレヴランド・ウィルバート・オードリーと息子のリチャード・クリストファー・オードリー(原作27巻から)が作り上げた、イギリスの架空の島ソドー島を舞台に、そこの鉄道網で活躍する機関車や自動車などとそれに関わる人々を描いた絵本『汽車のえほん』(きしゃのえほん、原題・The railway series)と、その映像化作品『きかんしゃトーマス』(きかんしゃとーます、原題・Thomas the Tank Engine & Friends)を扱う。

情報量が多い事から、現版では以下の項目に分けて説明する。

汽車のえほん」(原作のみの基本情報)
きかんしゃトーマス 原作と人形劇」(原作と人形劇共通の説明と相違点)
きかんしゃトーマス(汽車のえほん)の登場キャラクター
きかんしゃトーマス」(人形劇のみの基本情報、関連商品、関連企画)
こうざんてつどう(スカーローイ鉄道)
きかんしゃトーマス シーズン毎制作史」(エピソードリスト、シーズン毎の特徴、製作体制など)

ただしこれでも上記項目に複数またがる情報がある場合、原則として以下のルールに従い収録している。

  1. 原作と人形劇の違いの内、特定のキャラクターに関する違い→「原作と人形劇」でなく「きかんしゃトーマス(汽車のえほん)の登場キャラクター
  2. ただし1の中でレギュラーキャラである、トーマスからオリバーまでの11台の機関車およびハット卿→独立項目が存在するので「きかんしゃトーマス(汽車のえほん)の登場キャラクター」からのリンクを参照。
  3. ただし1の中でこうざんてつどう(スカーローイ鉄道)のキャラクター→「こうざんてつどう(スカーローイ鉄道)
  4. 原作の刊行情報→全て「汽車のえほん
  5. 原作を基準とした人形劇とのエピソード対比→全て「きかんしゃトーマス 原作と人形劇
  6. 人形劇を基準とした原作とのエピソード対比→全て「きかんしゃトーマス シーズン毎制作史
  7. どれかの項目の途中から他の項目に移動した方がいい説明→文章の近隣にリンクが示されているのでそちらを参照。

こうざんてつどうとは、「きかんしゃトーマス」にて書かれている架空の鉄道である。

当稿では「汽車のえほん」でハット卿やトーマス達以外のレギュラー鉄道として登場した「スカーローイ鉄道」と、その映像化作品「きかんしゃトーマス」に登場する「鉱山鉄道」について(作品全体の制作よびエピソードリストを除く殆ど)全ての情報を扱う。

目次

[編集] タリスリン鉄道

当稿は本来、モデルとなった「タリスリン鉄道」(en:Talyllyn_Railway)から紹介すべき内容なので、タリスリン鉄道について簡単に記しておく。タリスリン鉄道はイギリスのウェールズはタウインに実在する鉄道である。線路も車両も通常の鉄道より小さく、軌間が686mm(2フィート3インチ)しか無いため、このサイズの鉄道は軽便またはナローゲージと呼ばれる(原作10巻の日本語版では「線路の幅が1067mm以内のもの」と説明されているが、これは日本では旧国鉄在来線の1067mmより狭い場合のみを「ナローゲージ」と呼ぶ場合が多いためである。イギリスをはじめ、国際的な基準では1435mmに満たなければすべて""narrow gauge""(狭軌)であるため、1067~1434mmでもナローゲージとなる)。

タリスリン鉄道は輸送量の減少に伴い、一度は廃止の方向をたどったが、この時イギリス中から鉄道ファンが集まり、イギリスで初のボランティアによる保存鉄道となった。

なおタリスリンの最初のリは"L"でも"R"でもなく、"LL"と言う独特の発音で、これは[L]を無声子音(濁点を付けない)で発音すると言う、大変難しいものである(タリヒンと表記される事もある)。当時の原作の訳はカナ書きのタリリンであり、他のメディアでもそれが一般的だったが、汽車のえほんでも2005年からの新版ではタリスリンに修正されている為、現稿ではタリスリンで統一した。

[編集] 原作と人形劇への登場

タリスリン鉄道の保存にはウィルバート・オードリー牧師も協力しており、その縁から「汽車のえほん」へ、スカーローイ鉄道としての出演が決まったと考えられる。今風に言えば、一種のメディアミックスであったとも言える。

初登場は10巻「四台の小さな機関車」で、以後出演頻度が徐々に増えて行った。原作における登場巻情報は「汽車のえほん」を参照。なお変わった所では12巻3話「じゅうれん」の最後の挿絵にも、車掌車(多分ベアトリス)だけが少し出演している。これはその話のラストシーンが工場のある駅で、局長の鉄道とスカーローイ鉄道が接続しているからである。この話は人形劇にもなっているが、そちらでは取り立ててこのシーンは忠実に映像化されていない。この他に18巻でもラスティーが台詞のみ言及。

人形劇では当初、車両が小型という難点もあったのか、原作を消化する際に飛ばされていたが、1995年の第4シーズンから「こうざんてつどう(鉱山鉄道)」の名で登場した。原作のスカーローイ鉄道が人形劇でどの話に登場したかは「きかんしゃトーマス 原作と人形劇」を参照。原作に無いオリジナルエピソードは「きかんしゃトーマス シーズン毎制作史」に記されているが、どの話に鉱山鉄道が登場したかの情報は現版には無く、サブタイトルでわかるものを判断するしか無い。

[編集] 鉄道の舞台設定

この鉄道のオーナーについては「登場キャラクター」の人物を参照。

路線はハット卿の鉄道の本線のクロバンズゲートを起点に、終点のスカーロイまでの狭軌単線の非電化路線、運転保安装置はおろか信号機すら満足にない、日本で言えば簡易軌道クラスの設備。終点のスカーロイ付近は湖沿いに路線がループしている(これは原作20巻では、開業100周年を記念して敷設されたものである)スカーロイから先にはスレートの切り出し場への専用線がある。機関庫・修理工場はクロバンズゲートだが、大規模な修理は本土のクルー工場へ送られる。

クロバンズゲートではこの鉄道と、ゴードン達の本線が並んでおり、顔をあわせたそれぞれの機関車同士で丁々発止の会話がよく行われる。またこの鉄道の車庫(サー・ハンドル達の増備に伴い、壁の無い屋根だけの車庫が増設された)の隣には、トーマス達の鉄道の工場への引込み線があり、ここでも両陣営が顔を合わせる事がよくある。この鉄道の機関車が修理に出される場合にも、ここから搬入・搬出する。

人形劇「ブルーベルれっしゃ」の中で、ラスティーがバロー・イン・ファーネスらしき場所まで行っている事から、クロバンズゲートからヴィッカースタウンへの迂回支線は高山鉄道の路線であるとか、ハット卿の鉄道路線だが狭軌の線路も並行して敷設され、鉱山鉄道に運用を委託しているとかの解釈もできる。しかし本来この支線は旧本線だったとの歴史設定がされているので、鉱山鉄道の路線だけ敷設されているという事はありえない。

またかつて中央ソドー鉄道という私鉄が存在した(ただし公式設定だが、原作・人形劇とも劇中では、この固有名詞は使われていない)これはトーマスの支線の終点にあるファークハーの石切り場と、同じ山の正反対側の北斜面から花崗岩や御影石を切り出していたほか、さらに奥のアルルダール付近から産出する鉛をアルルバー港に運ぶ事を主としていて、そのまた奥の山の中の集落ペール・ゴッドレッドまで延びていた狭軌路線。この鉄道と同じ線路規格だった。原作では中央ソドー鉄道の名前については言及されていない。なお中央ソドー鉄道の廃線跡には、とても小さな15インチゲージ(381mm)のちんまり鉄道が、ハット卿とこの鉄道のオーナーの共同出資で、西アルルバーからアルルダールまでだけ再建され、砂利運搬と観光客輸送を行っている。

[編集] 登場キャラクター

[編集] 機関車

SLの色は、原作ではタリスリン鉄道の緑に対し赤(10巻のみレジナルド・ダルビーの絵なのでピンクに近い)である。人形劇では区別がつき難い事を考慮してか(現にその前に作られた「がんばれタッグス」は、色が同じで区別し難かった)、ピーター・サム以降は一台づつ違う色になっている。またサー・ハンデルとピーター・サムは中央ソドー鉄道から譲渡された時、原作では色を変えたので、人形劇では原作の譲渡前の色をそのまま使い、さらにネームプレートのみを付け替える事によって、回想シーンでの使用を可能にした。番号は機関室の横に小さく記されている。またトーマス達は各キャラ毎にBGMが作られたが、鉱山鉄道は原則として全キャラが同じBGMで、さっき走った場所をまた走るというセットの使いまわしも行われている。

1.スカーロイ/原作14巻以降はスカーローイ(Skarloey) - 麻生智久

色は人形劇も原作と同じ赤。ネーミングは「森の中の湖」。若い頃は相当のわがままだったが、次第に物わかりがよくなっていった、頑張りやの機関車。建造からすでに100年を経過している事が、原作にて本人の口から明かされている。

2.レニアス/原作はリーニアス(Rheneas) - 置鮎龍太郎

色は同じく赤。ネーミングは「幾筋にも分かれた滝」。若い頃はスカーローイより慎重派。クランクピンが折れても終点まで旅客列車を牽引した事も。やって来たばかりの新しい機関車(サー・ハンドルと思われる)がぶつけられた為、大きな修理が必要になり、何年もイングランドの工場に入っていた。初登場の原作10巻1話2枚目の挿絵時点で、既にそれが回想シーンとして語られている(この辺の伏線は人形劇でも同じ)次に絵に出たのは、この鉄道に戻って来る事になった17巻4話2枚目の回想シーン。そして17巻4話のラストページで帰って来た。

二組の双子

スカーローイ、リーニアス、タリスリン、ドルゴッホの4台はそれぞれが双子という設定である。何故4台で双子かと言う事は、実在と架空の機関車がからむ為複雑に思えるが、説明すると以下の通りとなる。なお4台とも当初は屋根が無かったが、後に屋根と車輪を増設した(スカーローイ鉄道についてはリーニアスよりスカーローイが最初)。

  • 4台とも1862年にイングランドの工場で同時に作られたと言う設定(原作20巻1話のスカーローイの言及より)。
  • スカーローイとタリスリンはデザインが同じ双子。ボイラーの上に半円の水タンクがある、サドルタンクという共通点を持つ。
  • リーニアスとドルゴッホもデザインが同じ双子。ただしこちらはサドルタンクでなく、水タンクは側面にある。
  • タリスリンとドルゴッホはタリスリン鉄道における、同時に作られた実在の双子。また煙室扉には当然顔は無く、煙室扉を開ける為の蝶つがいが2本付いている。「汽車のえほん」でもタリスリン鉄道は必ず顔を付けず、このルールが守られていた。SLの色は全て深緑である。なおタリスリン鉄道は人形劇では一切言及されていない。
  • スカーローイとリーニアスはスカーローイ鉄道における、同時に作られた架空の双子。煙室扉にはもちろん顔がある。赤い色は前述済。
3.サー・ハンデル/原作はサー・ハンドル (Sir Handel) - 龍田直樹

人形劇と原作の譲渡前の色は濃い青。かつてはピーター・サムと共に、ファルコン(Falcon 原作はフォールコン)という名で中央ソドー鉄道で働いていたが、この鉄道に売却された。尚ネーミングは後述の経営者ハンドル・ブラウン卿(Sir Handel Brown)の事である。動輪は2軸で、他の機関車より太いのが特徴。ワガママな性格で、わざと脱線したり、仮病を使うこともしばしば。よそ見で脱線することもあった。ボギー式客車2両がお気に入りで、他の客車を家畜車呼ばわりし、貨車や無蓋客車にいたっては見向きもしない。人形劇ではケニーの絵が基本になっている。他の機関車特にスカーロイと区別がつきにくいが、屋根が低い、連結器まわりが異なるなどの特徴がある。また、白い歯が見られるのも他の機関車とは一線を画している。また模型の改造が困難な為、回想シーンでもピンリンク連結器ではなく、スクリュウ連結器と緩衝器(バッファー)を装備した今の姿で登場する。

4.ピーター・サム (Peter Sam) - 里内信夫

人形劇と原作の譲渡前の色は緑。他の機関車との違いは、顔の真下が長くのびている事、顔がやや下脹れになっている事で区別される。彼もかつてはスチュアート (Stuart) という名で、サー・ハンデルらと共に中央ソドー鉄道で働いていた。が、路線の廃止に伴いこの鉄道に移り(原作では「僕達の鉄道は身売りされた」と語っている)、同時に改名した。動輪は2軸。真面目な性格だが、お人好しで少し慌てん坊。なお、トラブルで煙突が折れてしまったため、ギーゼル煙突に付け替えた(人形劇では正しいギーゼル煙突の形状をしていない)、ピーター・サムは特製の煙突と呼んでいる。他にも、木の枝にぶつかって汽笛を壊すなど、彼は何かとトラブルに巻き込まれやすい性質のようだが、その大半はサー・ハンデルのトラブルの巻き添え。ネーミングは原作の車掌で、現在スカーローイ鉄道を経営している「ほっそりじゅうやく」の本名。タリスリン鉄道のモデル機関車は何と「エドワード・トーマス号」と命名されている。

5.ラスティー (Rusty) - 石川英郎

原作の色は黒だが、これでは地味だからか、人形劇の色はオレンジとなった。主に線路の修理を担当する小さなディーゼル機関車。スクラップになりそうなステップニーをディーゼル機関車の駅から救った。みんなの中では頼りになる存在。「ラスティー」とは、「錆びついている」という意味。人形劇ではダンカン同様ギミックに難点があったのか、途中から顔が幅広になっている。

6.ダンカン (Duncan) - 田中亮一

人形劇の色は黄。動輪は2軸。蒸気機関車が3台(当時リーニアスは長期修理中)あってもまだ故障車が頻発する為、予備車としてやって来た。ロックンロールが大好きで、いつも踊りながら走っている。しかし、踊りながら危険なトンネルに入ったためトンネルに煙突をぶつけて崩落させてしまった。ロックンロールで脱線したこともある。また、汽笛を勢いよく吹き鳴らして何処かへ吹っ飛ばしてしまったこともある。安全より速さを重視するタイプで、せっかちな性格が災いして失敗や騒動をよく起こしている。元のデザインはドイツのコッペル社が専用線向けに製造したタイプと思われ(劇中設定でも以前は工場で働いたという設定になっていた)他のSLと比べ明らかに判別が容易なほどボイラーが狭く、顔の縁取りの黒も無い。人形劇ではこの細さに目玉を組み込むギミックも難しかったらしく、かなり太いボイラーになってしまっている。またキャラ毎のBGMは無いと記述したが、例外的にダンカンのロックンロールだけは専用の曲が作られている。なおロックという設定が使われているのは、イギリスがロックの誕生に関わった国の一つである事が理由と思われる。

デューク (Duke) - 石森達幸

中央ソドー鉄道の1号機関車だった小型蒸気機関車で、小さいながら炭水車を持つ。車体色はブラウン。動輪は2軸。ソドー島の公爵閣下の名にちなんで名付けられたことを誇りに思っており、礼儀にはやかましい。口うるさく、いつもガミガミ怒鳴るため、「おじいちゃんポッポ(原作)ガミガミ爺さん(人形劇)」と呼ばれている。路線の廃止により機関車は売却が計られたがデュークは売れ残り(年老いてるためではないかと思われる)、山中のアルルダール機関庫に置き去りにされた。近年、伝説の名機関車を探そうと調査隊が結成され発見、この鉄道で動態保存された。前頭部は中央ソドー鉄道時代のピン・リンク式連結器のままなので、スクリュウ式連結器と緩衝器(バッファー)を採用しているこの鉄道では他の車両と連結できないが、後部は改造されているようで、客車を連結していることがある。

スマージャ (Smudger) - 岩永哲哉

かつて中央ソドー鉄道で働いていた機関車。デュークの回想シーンに出てきた。原作ではアメリカ生まれの2号機関車とだけ記され、名前は与えられていない。車体色は緑、原作では赤。動輪は2軸。「ちょっとの脱線くらい誰も気にしないさ」というひん曲がった性格。デュークによると鼻持ちならぬ奴で、乱暴な運転で頻繁に事故を起こしていたらしい。当然のごとく、見かねた支配人によって車輪を外され、車庫の発電機にされてしまった。その後、路線廃止に伴って彼らは離ればなれになる。

[編集] 客車(原作)

色は水色で窓上がクリーム色。ただし車掌車とエイダ達は水色一色。原作の客車は鉄道会社の区別を問わず、全て女性形である。

開業当初からいる客車

スカーローイ、リーニアスと共に開業当初から働いている。5両の客車。開業当初は慎重で、スカーローイに対しても用心深かった。サー・ハンドルからは家畜車呼ばわりされているため、サー・ハンドルを相当嫌っているようである。顔はダルビーとケニーでは描かれていなかったが、エドワーズの絵では人形劇版デイジーみたいな顔が、客車毎に描かれている。

アグネス (Agnes)
一等車の為プライドが高く、残りの4両を見下げている。
ルース(Ruth)、ジェマイマ(Jemima)、ルーシー(Lucy)
三等車。だが満員になって三等車の客をアグネスにも乗せる必要があると、アグネスは文句を言う。
ベアトリス (Beatrice)
車掌車兼荷物車(日本国有鉄道流の形式で言うと「ニフ」)で、魚とチーズの匂いまでする為、残りの4台皆から馬鹿にされている。だがスカーローイは車掌を乗せる大事な車両だと知っている為、ベアトリスを一番大事にしている。100歳なので耳が遠い。
エイダ(Ada)、ジェーン(Jane)、メイブル(Mabel)

14巻初頭でスカーローイが修理に行っている間、新たに装備された無蓋客車。屋根が無いのでサー・ハンドルは貨車だ貨車だと言う。

コーラ (Cora)

同じく14巻で初登場。車掌車だがベアトリスより小さく、車掌が切符を売る窓も無い。しかしピーター・サムが以前の鉄道(廃止された中央ソドー鉄道)で引いていた車両なので、ピーター・サムは一番気に入っている。

ガートルード(Gertrude)、ミリセント(Millicent)

同じく14巻で初登場。スカーローイ鉄道唯一のボギー車なので、サーハンドルは急行を引いていた昔の事を思い出し、いつもこの2両だけを連れて行こうとする。またこの2両には車掌用のスペースが無いので、車掌はいつも客室に居てる。

[編集] 客車(人形劇)

客車 -(専属声優は無く、毎回違う男の声。ただし途中から声はない)

水色と赤とクリーム色のバリエーションがある。少し図々しいところがあるようだ。第4シーズンでは顔(アニーと同じパーツ)があった。

車輪付きティー・ルーム(The Refreshment Lady's Teashop)-(声はない)

嵐の後片づけの最中に見つけた古い客車をピーター・サムはこれを見て、昨日困っていたティー・レディー(後述)の為にこれをティールームになると考え、修繕された客車。

[編集] その他の車両

バートラム (Bertram) - (声はない)

古い炭坑で働いていたテンダー機関車で、デュークにそっくり(顔はスマージャにそっくりである)。車体色は焦げ茶。動輪は2軸。炭坑に現れるという幽霊の正体。とても勇敢で「戦士」とも呼ばれている。炭坑の廃止で置き去りにされたが、トビーが彼を発見。観光地になった炭坑まで、トビーと一緒に行楽客を運んでいる。

マイティー (Mighty)とマック (Mac) -

この鉄道の新しい機関車。背中合わせでつながっている。彼らは2台と一つの機関車で、一緒に働くと凄い力を発揮する。しかし性格的にマイティーは顔に似合わず普通なのだが、マックはふざけることが多く、お互いに引っ張り合いをしたり、元の場所に戻ってしまうことがある(第9シーズンに登場)。

プローテウス (Proteus) - (声はない)

昔ソドー島にいた機関車で、サーハンデルにそっくり。車体色は黄色。動輪は2軸で、他の機関車より太いのが特徴。煙突にはヘッドランプを装着している(第9シーズンに登場)。

7.フレディー (Fearless Freddie) -

古いナローゲージの機関車。車体色はグレー。動輪は2軸。走るのがすごく早く、何故かサーハンデルとは知り合い(第10シーズンに登場)。

ジョージ (George) - 平野正人

道路を舗装するスチームローラー。鉄道嫌いで、「線路なんか最低だね。道路にしてやる。」が口癖。原作ではスカーローイ鉄道のみの登場だが、人形劇ではハット卿の鉄道と競演が多い為、詳細は「きかんしゃトーマス(汽車のえほん)の登場キャラクター」を参照。

[編集] 人物

サー・ハンドル・ブラウン(Sir Handel Brown)

経営者(社長?)だが多忙な為、実務は後述のほっそりじゅうやくに任せている。顔を見せたのは14巻のクライマックスのみ。この鉄道の3号機は彼の名からとられた。モデルはタリスリン鉄道のサー・ハドソン。人形劇には登場しない。

ほっそりじゅうやく(Thin Controller)/パーシバルさん(Mr.Percival)

本名はピーター・サムだが、原作ではこの名前だけが使われる。サー・ハンドルにかわり、実質的にスカーローイ鉄道の経営を任されている。名前通りふとっちょの局長と逆の体型で、山高帽とステッキを常用している。人形劇では当初ハット卿の鉄道の支線扱いをされていたが、第9シーズンからは支配人のパーシバルさんが設定され、位置づけが変わった。原作では4号機関車の名が彼の名からとられた事について10巻冒頭にてふれているが、この経緯も人形劇には無い。機関車の名前と人名とを区別するための配慮と思われる。

ヒュー(Hugh)

作業長で、ラスティーと共に線路の点検にあたっている。

売店のおばさん/人形劇の再登場時にはティー・レディー(The Refreshment Lady) - 中谷ゆみ

/売店『メクチーム』の女店主。

ナンシー(Nancy)- 丹下桜

車掌の娘。主に売店のおばさんの手伝いをするが、暇さえあれば機関車達を磨いている。

ヘイスティング校長(Headmaster Hastings)- 平井啓二

ストロベリー・グローブの学校の校長先生。ダンカンが汽笛を無くした際に、動向していた彼はダンカンの貨車に積んであったオルガンを使い、ダンカンの汽笛の代わりを果たした。原作ではダンカンやオルガンではなく、生徒達が一斉に口笛を吹いている。

[編集] 外部リンク

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