TO-Y

藤井冬威（トーイ）（声：塩沢兼人）: 類まれなルックスと、天性の音楽性をもつ少年。実家は軽井沢近郊の旧家である小石川家で、本来なら旧家の御曹司になるが、幼い頃に両親が離婚し、父親についていった為、現在は実家とはほぼ絶縁状態になっている（とは言え、すでに父親は他界しており、未成年の為、母親が保護者となっているので、全く縁が途切れている訳ではない）。
哀川陽司（声：内田直哉）: ルックス重視のアイドルとして、売出し中の人気スター。しかし、トーイと出会って、音楽性を重視した活動に目覚める。吉川晃司がモデルとされている。
加藤か志子（声：一柳みる）: 哀川陽司の敏腕マネージャー。トーイを見出し、彼のマネージメントに乗り気で、トーイのデビューを鮮烈にプロデュースするが、失脚し一時姿を消す。かつて「ヒステリックス」と言う伝説のロックバンドのボーカルだった過去がある。
山田ニ矢（ニヤ）（声：NOKKO）: 無邪気でネコ好きな、普通の中学生。学校にはほとんど行かず、トーイの追っかけをしている。神出鬼没で、誰とも打ち解けるため、トーイの芸能事務所には顔パスであった。
森が丘園子（ヒデロー）（声：弥生みつき）: 本名：小石川日出郎。超スーパーアイドル。外面はぶりっ子だが、本性は男勝りな少女。トーイの従姉妹にあたる。松田聖子と中森明菜がモデルとされている。
イサミ（声：山田辰夫）: トーイの所属するパンクバンド「GASP」のベーシスト。トーイの裏切りを許せず、トーイと敵対する。父親は非常に個性的で、家では両親の事を「パパ」「ママ」と呼んでいる。
ショージ（声：関俊彦）: トーイの所属するパンクバンド「GASP」のギタリスト。ライブ前以外は、ほとんどギターの練習をしない。実家は、ラーメン屋。
桃（声：玄田哲章）: トーイの所属するパンクバンド「GASP」のドラマー。スキンヘッドで、面倒見の良いバンドリーダー。
カイエ（声：曽我部和恭）: パンクバンド「ペニシリン・ショック」のボーカル。「GASP」のボーカルであるトーイに憧れていた。それ故、芸能界に入り堕落した（とカイエは思っている）トーイを許せず、抹殺しようとしている。
遠藤: 哀川陽司のプロデューサー。かつて、か志子と共に「ヒステリックス」のメンバーだった。初期の頃は、普段は渋い中年だが、眼鏡を掛けると性格が変わる設定だったが、作者も何時の間にか忘れていた。
マニ藤: 元々は哀川陽司のコンサートスタッフに一人だったが、か志子がトーイのマネジャーになろうとした際、何時の間にか哀川陽司のマネージャーになっていた。低血圧で寝起き顔を見せたくないので、普段はお面を被っている。