MTVジャパン

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**エム･ティー･ヴィー・ジャパン株式会社**
**MTV Japan Inc.**
種類	株式会社
本社所在地	106-0032 東京都港区六本木3-15-20　武原ビル
設立	1992年4月
業種	情報・通信業
代表者	代表取締役会長　沼倉重夫代表取締役社長兼CEO　笹本裕
資本金	34億円
従業員数	161名（2005年9月1日現在）
主要株主	MTV ネットワークス 100%
外部リンク	http://www.mtvjapan.com/
特記事項：設立時の社名はミュージックチャンネル株式会社。 1999年1月、局名を「Vibe」に変更。 2001年1月、現社名に変更。局名も「MTVジャパン」に変更。

MTVジャパンは、米MTVの子会社であるMTVジャパン株式会社（社名：エム･ティー･ヴィー・ジャパン株式会社、英語表記：MTV Japan Inc.）が運営する音楽専門チャンネル。ケーブルテレビ、SKY PerfecTV!、SKY PerfecTV!110、およびモバHO!で視聴可能である。

余談だが、MTVジャパンが入っているビルから徒歩1分もしないところに、MUSIC ON! TV(M-ON!)が入っているビルがあり、そのビルの隣に、スペースシャワーネットワーク（スペースシャワー）が入っているビルがある。

[編集] 概要

世界中の音楽とポップカルチャーをリードする音楽エンターテインメント専門チャンネル「MTV」の日本版。キャッチコピーは「Music&More」。

1992年、ミュージックチャンネル株式会社（パイオニア、TDK等出資）が米バイアコム社とのライセンス契約により、CSアナログ放送・スカイポートで放送開始。1996年にはPerfecTV!、1997年にはディレクTVでも放送を開始した。当時は、マーク・パンサーやia（アイア）、ジョージ・ウィリアムズなどがVJを務めていた。

1998年、ミュージックチャンネルはバイアコム社とのライセンス契約を解除（高額なライセンス料がネックだったといわれる）、1999年1月1日より局名を「Vibe」（ヴァイブ）に変更、これまでの洋楽中心の選曲から邦楽重視に路線変更した。しかし、「MTV」というブランドを失ったことにより、老舗のスペースシャワーTVやSME系のViewsic（現在のMUSIC ON! TV）にCATV局との契約獲得で劣勢を強いられ業績が伸び悩んだことにより、2000年、投資会社H&Qアジア・パシフィックに売却。当時のVJはジョージ・ウィリアムズ、Sascha（サッシャ）など。

ミュージックチャンネルとの契約解除後、MTV日本再上陸の動きがあり、2000年3月、CSK・セガなどによるエムティービーブロードキャスティングジャパン株式会社がSKY PerfecTV!で委託放送事業者の認定を受けるが、開局には至らなかった（その後、エムブロス株式会社に社名変更、同年10月7日に、ディレクTVで放送されていた「M-BROS.」（エム・ブロス）をSKY PerfecTV!で開局するが、2002年4月30日をもって放送終了した）。

そのため、バイアコム社は再びミュージックチャンネルと組むことになり、傘下のMTVネットワークスが資本参加する形で2001年1月1日、新生MTVジャパンが開局した（ちなみに、開局一曲目は、birdの「マインドトラベル」）。同時に社名も「エム・ティー・ヴィー・ジャパン株式会社」に変更している。

なお、Vibeのインターネット事業は株式会社VIBEとして存続、2005年、バンダイネットワークス（バンダイナムコグループ）の傘下となっている。

現在のMTVジャパンの編成は日本にローカライズされたものであるため、かつてのMTVに親しんでいた層からの評判は必ずしも良いとはいえない（MTVジャパン社長兼CEOの笹本裕も「昔存在していた日本におけるMTVと現在のMTVの相違は事業的にも市場の変化としても仕方がないものの固定概念を持った人たちといかにうまくお付き合いしつつ新たなマーケットをつくっていく必要がある」とコメントしている[1]）が、経営的には成功を収め、視聴者数は2006年3月に600万人を突破。音楽専門チャンネルでは最大手のスペースシャワーTVに次ぐ規模を誇る。

2006年8月、MTVネットワークスによりMTVジャパンを完全子会社化。同じくMTVの子会社・バイアコムインターナショナルジャパンが運営するニコロデオン、デジタルコンテンツ配信「FLUX」（フラックス）と事業を一体化する方針である。