Loving You
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| Loving You | ||
|---|---|---|
| 原由子 の アルバム | ||
| リリース | 1998年2月25日 | |
| ジャンル | J-POP | |
| 時間 | 68分50秒 | |
| レーベル | ビクタータイシタ | |
| プロデュース | 桑田佳祐 | |
| レビュー | ||
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| チャート順位 | ||
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| ゴールド等認定 | ||
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| 売上枚数 | ||
| 原由子 年表 | ||
| MOTHER (1991年) |
Loving You (1998年) |
東京タムレ (2002年) |
Loving You(ラヴィング・ユー)は、原由子のベストアルバム。1998年2月25日発売。発売元はビクターTAISHITAレーベル。
[編集] 解説
原由子の自身初であり現時点で唯一のベストアルバム。前作『MOTHER』から数えても約6年8ヶ月ぶりのリリースであり、1981年にソロデビューしてからの原由子のソロワークが集められている。タイトル元は収録曲であり、シングル「うさぎの唄」のc/wである同タイトルからとったもの。サザン名義として何曲もボーカル曲があるが、この作品はソロ名義で発表された曲のみが収められている。ちなみにこのアルバムの発売日翌日の2月26日は、サザンのボーカルであり夫でもある桑田佳祐の誕生日である。
価格は￥3,000(税込)。ジャケット及び歌詞カード裏には“LOVE, Your eyes, Wor As, my heart, Whisper, Dreams, Wonder, Dreams, Wonder night, & Sixteen Love Songs”の文字があり、タイトル『Loving You』を象徴する言葉がちりばめられている。
ちなみに桑田佳祐が大変気に入っているとされる8thシングル「かいじゅうのうた」、原由子&稲村オーケストラ名義で「稲村ジェーン」に収録され、シングルカットされた「愛して愛して愛しちゃったのよ」(田代美代子・和田弘とマヒナスターズのカバー)は収録されていない。タイトルに沿って『LOVE』をテーマにした選曲であるために、漏れた選曲もいくつか存在しており、本作もコンセプトがある故に、純粋なベストアルバムではない。
香取慎吾&原由子名義で発表した『みんないい子』はボーナストラックとして、ボーカルを桑田佳祐に替えたバージョンで収録された。
[編集] 収録曲
- 恋のメモリー : 三眛編
(作詞・作曲:原由子 編曲:桑田佳祐 & Head Arreangers 管編曲:八木正生)
2ndアルバム『Miss YOKOHAMADULT』収録曲。“三眛編”とあるが、別バージョンがあるわけではない。 - Loving You
(作詞:原由子 作曲・編曲:HARABOSE)
2ndシングル「うさぎの唄」c/w。 - うさぎの唄
(作詞:関口和之 作曲:宇崎竜童 編曲:HARABOSE)
1981年発売の2ndシングル。作詞はサザンのベーシスト関口和之、作曲は宇崎竜童という異色の組み合わせ。 - いちょう並木のセレナーデ
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & Head Arrengers)
『Miss YOKOHAMADULT』より。当時の桑田と一味違った美しいハーモニーが印象的な楽曲。 - 恋は、ご多忙申し上げます
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & Head Arrengers)
自身最大のヒットとなった4thシングル。シングル盤のジャケットは原の似顔絵が使われている。資生堂「フィアネス」CMソング。 - I'll Be Good To You
(作詞・作曲・編曲:HARABOSE)
3rdシングル「誕生日の夜」c/w。桑田とのデュエット曲であるが、原由子名義で発売･収録されている。A面曲の「誕生日の夜」もファンには比較的人気の高い曲であるが、本作には未収録。 - あじさいのうた
(作詞・作曲:原由子 編曲:桑田佳祐 & 藤井丈司)
6thシングル。オリコン最高位は22位であるが、登場週数は13週とちょっとしたロングヒットとなった。次男妊娠時にレコーディングされた曲。ちなみに長男妊娠時にはサザン本体で「鎌倉物語」をレコーディングしている。映画「BUSU」主題歌。 - ガール (GIRL)
(作詞・作曲;原由子 & 桑田佳祐 編曲:小林武史)
7thシングル。今回がアルバム初収録となる。作詞・作曲はサザン・ソロを含めて唯一の桑田との共作で、女性側の恋模様などが描かれている。金鳥「蚊取り線香」CMソングにもなった。 - じんじん
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:小林武史 & 桑田佳祐)
11thシングル。普段の原とは違った力強いボーカルと曲調が印象的。自身シングル2番目の売上にもなった。桑田がコーラスとして参加。こちらもオリコン最高位24位ながら19週チャートインした。ホンダ「ビート」CMソング。 - ハートせつなく
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:小林武史 & 桑田佳祐)
10thシングル。極めてポップな明るい曲であるが、歌詞は少女の別れを綴っている。カゴメ「ニュートマト」CMソングであり、CMには原本人も出演した。この曲も最高位16位で14週チャートイン。当時の原由子はシングルがロングヒットする傾向にあった。 - ためいきのベルが鳴るとき
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:小林武史)
9thシングル。コーラスの桑田との掛け合いも魅力的。 - 花咲く旅路
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:小林武史 & 桑田佳祐)
3rdアルバム『MOTHER』収録曲。一般的にも比較的知名度が高い曲であり、後のカバーアルバム『東京タムレ』の初回盤ボーナストラックとしても収録された。和音階で作曲されている。2002年にコカ・コーラ「まろ茶」CM曲に起用されたことから収録され、知名度が上がったのもこの影響が非常に大きい。同社は前年、同年に渡り桑田佳祐もコーラキャンペーンソングに起用していた。 - 想い出のリボン
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:小林武史 & 桑田佳祐)
『MOTHER』収録曲。過ぎ去った少女時代の恋を大人になった現在の視点から振り返る、秋の切ないラブバラード。シングル化されてはいないが、コアなファンからの人気が高い曲である。 - 少女時代
(作詞・作曲:原由子 編曲:小林武史 & 桑田佳祐)
アルバム『MOTHER』に収録され、後に12thシングル「負けるな女の子!」c/wとしてシングルカットされた。A面の「負けるな女の子!」も、売上・人気ともに比較的高い曲だが、本作には未収録。讀賣テレビ・日本テレビ系アニメ「YAWARA!」エンディングテーマソング。ちなみに同アニメのオープニングテーマソングは「負けるな女の子!」であった。斉藤由貴と丹下桜への提供曲でもある。 - 涙の天使に微笑みを
(作詞・作曲・編曲:桑田佳祐 編曲:島健)
13thシングル。現時点では原由子最後のシングルとなっている。NHK朝の連続TV小説「甘辛しゃん」主題歌。「想い出のリボン」と歌詞の世界観が似ている。 - みんないい子 (わるい子ヴァージョン) (BONUS TRACK)
(作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
元は1997年にSMAPの香取慎吾と香取慎吾&原由子名義で発売されたもの。こちらのオリジナルバージョンはフジテレビ系バラエティ「中居正広のボクらはみんな生きている」テーマソングになっている。ちなみにSMAPと原由子及びサザンオールスターズは同じレコード会社『ビクターエンタテインメント』であり、発売のきっかけもここにある。本作ではボーカルを桑田佳祐に替え、実質原由子&桑田佳祐名義で収録されている。”わるい子ヴァージョン”とあるが、歌詞に変更などはない。
| 前作 | 原由子の企画盤アルバム | 次作 |
|---|---|---|
| - | 東京タムレ |
[編集] 外部リンク
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