JULIE LABEL
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JULIE LABEL（ジュリー・レーベル）は日本の歌手、沢田研二が設立したインディーズレーベル。近年の沢田研二作品の製作・販売を行っている。
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[編集] 概要
沢田研二がナベプロから独立し、個人事務所「株式会社ココロ・コーポレーション（CO-CoLo Corporation）」（実際はナベプロの資本が入っており、実質子会社である）を設立した1985年以降、東芝EMIで販売されていたアルバム及び沢田の関連諸作品は全て、沢田側が予算を負担する形で製作され東芝EMI側は供給、販売のみを行う契約となっていた。この時点で沢田は、「完全に自身の意図による」アルバムの製作をある程度まで実現していた。
その後2002年、長らく続けていた東芝EMIとの契約を解消、沢田は作品の供給、販売をも自身の手で行う必要が生じ、設立されたのがこのJULIE LABELである。背景には東芝時代末期の売り上げ不振、ネットや流通機構の発達によるインディーズ活動を行うミュージシャンの増加、より徹底した自己の意図（いわゆるセルフプロデュース）の完遂、などが考えられる。一般にインディーズレーベルの作品はCDショップなどで容易に入手できないイメージがあるが、近年はインディーズ向けの大手流通機構も存在するため（以前より入手し辛くなったことは確かだが）現在でも沢田の作品をCDショップで目にすることは可能である。その事と関連があるのかは不明だが、近年の沢田の作品はCDショップの棚には陳列し辛い独特のデザインのものが多い。
なおJUIE LABELには沢田研二に関する「ブランド」の意味合いもあるようで、近年再発されたユニバーサルミュージック（旧ポリドール）時代の作品、並びに同レーベルのザ・タイガース作品にもJULIE LABELのロゴが表示されている。
[編集] 所属アーティスト
[編集] 作品
- 別途「沢田研二#ディスコグラフィ（ソロ名義）」のシングル・アルバムとも2002年以降の項目を参照。他にDVD等の映像作品も製造、販売している。
[編集] 特徴
- JULIE LABELで販売されている沢田研二作品は、メジャーレーベル時代と比して以下のような特徴がある。
- パッケージがCD型とは限らない（何故か食べ物をイメージしたデザインが多い）
- シングルと同時リリース（c/wもアルバム収録曲が多くなった）
- 沢田研二のFC、HPで通信販売が可能（ただしCDショップでの入手も可能）
- 新作を通販で購入の場合、CDショップより1週間ほどの先行販売が可能
- 価格がシングル、アルバムとも500円上昇
- 限定DVDなど通販限定のアイテムリリース
またこれに伴い1995年以降のセルフプロデュース作品も、東芝EMIから版権を引き上げ同レーベルでの再発が行われた。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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