GNU Maxima
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GNU Maximaは、コピーレフトかつフリーソフトウェアのほぼ完璧な機能をもった数式処理システムである。現在も活発に開発が続けられており、商用の Maple や Mathematica などと比べても劣らない機能や性能を持っている。
当初マサチューセッツ工科大学(MIT)の MACプロジェクトで作られた Macsyma を、Common Lisp 上に移植したものである。 米国エネルギー省 (DOE) によって配布されている Macsyma をベースにしている。DOEは ライセンスに GNU GPL を適用することを条件に公開を許した。
当初、GNU Common Lisp に移植されたが、その後 CLISP やCMU Common Lisp (CMUCL) でも動いている。V5.9 以降は、CLISP や CMUCL が標準になっているようである。
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[編集] ライセンス
[編集] インストール方法
[編集] Debian GNU/Linux
リリースの状況はここでわかる。
[編集] 安定版(Sarge)、テスト版(Etch)、不安定版(Sid)
グラフィックインターフェースの xmaxima をインストールすると必要なパッケージが自動的にインストールされ、設定される。
コマンドラインでインストールする場合は：
- apt-get install xmaxima
で全てがのる(はず)である。
これで、Debianメニュー > アプリケーション > 数学 に xmaxima が登録されるのでこれを実行する。開いたウィンドーの下部に入門的な解説(英文)が表示され、基本的な使用法がわかる。
GNU Texmacs をインストールするとより美しい処理結果の表示を得ることが出来る。
- apt-get install texmacs
で、必要なものがインストールされ、GNOMEメニューの その他に GNU Texmacs が登録されるので、ここから起動する。
- Texmacs 上のメニューの Text > Session > Maxima でMaximaのセッションを始める事ができる。
[編集] 旧安定版(Woody)
Woodyには maxima はあるものの、グラフィックインターフェースの xmaxima は公開されていない。 パッケージ maxima を乗せると必要なパッケージがインストールされる。maxima からでもグラフの表示をすることは出来る。
コマンドラインでインストールする場合は：
- apt-get install maxima
で全てがのる(はず)である。
[編集] 外部リンク
- 公式ホームページ (英文)
- 日本語に翻訳中のマニュアル
日本語の解説
- 数式処理システム Maxima - 入門的な解説。
- Maximaで遊ぼう - マニュアルの日本語翻訳者による解説。
- Maxima 入門ノート(PDF)
